1952-06-16 第13回国会 参議院 内閣・大蔵連合委員会 第1号
それから次に野溝氏も質問いたしましたが、外国為替管理委員会の廃止の問題ですが、これについては先ほど木内外為委員長から一応お話がありましたが、何となく、どうも奥歯に物の挾まつたようなお話でありまして、どうもよくわからないのです。そこで私はこの問題は政治的にもいろいろ見られておりますので、この問題は私は問題の所在を一応はつきり知つておきたいと思うのです。
それから次に野溝氏も質問いたしましたが、外国為替管理委員会の廃止の問題ですが、これについては先ほど木内外為委員長から一応お話がありましたが、何となく、どうも奥歯に物の挾まつたようなお話でありまして、どうもよくわからないのです。そこで私はこの問題は政治的にもいろいろ見られておりますので、この問題は私は問題の所在を一応はつきり知つておきたいと思うのです。
只今木内外為委員長の話を聞きますと、外為委員会を作らしたのは成るほど総司令部である。併しながらそれは単に占領下において総司令部の都合によつて、占領下だけ必要であるからといつて作つたのではない。やはりこれはもう少し恒久的な、継続的な、パーマネントなコンテイニユアンスな、そういう機構として作らせた、こういうお説であります。そうすると、特にどうしてこれを廃止して為替局にしなければならないのか。
そこでこれは閣議全員の御承認だということでありまして、通産大臣がおられれば、貿易に関係の深い通産省の見解も伺いたいのでありますが、ただいまお見えになりませんので、ここで今私が大蔵大臣と問答して参りました経過等を、木内外為委員長はずつとお聞きになつていらしたと思いますので、あなたの見解をひとつ伺つてみたいのであります。
木内外為委員長あたりも、やれ輸出第一主義の反省だとか、是正、訂正というようなことを言つておる。こんなばかげたことはないと私は思うのです。
○木村禧八郎君 次に先ほどポンド過剩の原因、これは直接の原因であつたと思うのですが、国際的に軍拡競争からポンド過剩になるような情勢が現われておるところへ、ドル・クローズの撤廃の問題が起つて、その以後急速に又ポンド過剩の傾向になつたとこういうふうに先ほどの御説明から理解されるのですが、私はこの木内外為委員長にお伺いいたしたいのですが、ドル・クローズ撤廃がこのように今日のポンド過剩の重大な原因、直接の原因
本日見えておりますのは、池田大蔵大臣が病気で本日は見えておりませんが、高橋通産大臣、一万田日銀総裁、木内外為委員長、大蔵省石田理財局長、河野主計局長が見えております。
○木村禧八郎君 通産大臣が余り重労働されては甚だ恐縮でありますから、この問題は我々やはり今後も引続く大きい問題と思われますので、我々が考えている根本の原因について、それが私たちは書物の上で見たり、記録を見たりして判断しているだけでありますから、実際の衝に当つておられる木内外為委員長なり、それから一万田日銀総裁からもお伺いしたいのですが……。
○志田委員 きのうも経済安定委員会におきまして長官にお尋ねし、また木内外為委員長にもお尋ねしたのでありますが、特に実際に貿易の面をその所官の行政としてなさつておられる通産大臣にお尋ね申し上げたいと思います。
それは特に長官と、木内外為委員長にもひとつ御発言を願いたいと思います。
たとえばモローの経団連における講演であるとか、あるいは木内外為委員長もどこかの会合でそういう話をしているように聞くのでありますが、そういう場合に、特に私は御希望を申し上げたいのは、今日問題になつております過剰ポンド、この日本の過剰ポンドをそうした東南アジア地域へ資本として出す、その他は現物出資として今の遊休設備等を持つて行くというようなやり方、こういう組み合せたやり方を考えておられるか、あるいは現にやつておられるのかどうか
○志田委員 欧米をまわつて来られた木内外為委員長は、事あるごとに欧米の例を引かれて、ただいまも先物予約は英蘭銀行等、出合いがなければ応じないというようなことを申しておりますが、それでは私も一つ例をあげてみたと思うのであります。南米あたりの諸国では、最近あまり信用状を使用したがらない。そうしてかなりの資金を必要とする。信用状の開設は外国貿易業者が好まない。開設するとしても物資の到着まぎわになる。
○千金良参考人 ただいま木内外為委員長、二見日本銀行副総裁、金井興国人絹社長さんの各位より、十分にいろいろな点が取上げられました。私たちの考えておりましたことも大体同様でありまして、重ねてお話するほどのこともありませんから、できるだけ簡單に申し上げます。 まず第一に、資金計画に対する件でありますが、これにつきましても前の金井氏のお話と同じような考え方を持つております。
○風早委員 質問の通告をしてあつたのですが、木内外為委員長も帰つてしまわれるし、大蔵当局も帰られたようで、今日の資金繰りの問題については、ドルの問題にしても、円資金にしても非常に質問の方に支障を来しておるので、はなはだ遺憾に考えておるのであります。与党の質問が終つたら帰つてしまうというようなことでは困りますから、この点はひとつ委員長の方でもよろしくお願いしたいと思います。
我々が昭和二十六年度の予算を審議しておりますときに、一番大きな問題になつておるのは、申上げるまでもなく五百億のインベントリー・ファイナンスの問題なんですが、この問題に関連しまして、今の日銀のユーザンスの方式、あれをもう少し改正することによつて円資金不足をもう少し合理的に改正するととができないのかどうか、只今大蔵委員会で木内外為委員長の話を聞きますと、ユーザンスの方式を今後はポンドから更にドルのユーザンス
○川崎委員 他の諸君からもいろいろ質問があるようでありますし、せつかく来ていただいたときに多くの委員の方から質問があつた方がいいと思いますので、私はもう簡單にしたいと思うのですが、けさの毎日新聞によると、昨日の総理官邸での懇談の際において「木内外為委員長は現在手持ち外貨が減少しつつあるが、この際さらに輸入を促進するためにはポンド・ユーザンスと並んでドル・ユーザンスの再開を促進する必要があるとともに、
○川崎委員 私は木内外為委員長に、最近の外貨の手持ち、あるいは輸出入の状況について簡單にお伺いをいたしたいと思います。私もこういう方はしろうとでありますので、ひとつあなたから、最近の状況について率直に内容を御発表願いたいと思います。 第一にこの外貨の手持ちは、昨年の十二月三十一日に五億二千万ドルということであります。