1978-06-06 第84回国会 参議院 農林水産委員会 第19号
そういう点を今度の法律の中で十分勘案した上で、融資についての特別な配慮をひとつ大蔵としても考えていただきたいし、それから農林大臣にお願いしますが、一年や二年の木代金よりも経費の方がよけいかかるというふうなことを心配なさらないで、どんと山にひとつ金を持ってきてつぎ込むことを考えていただきたいと思います。それは小さな町ですが、私はやってきたのでそれを言うんですよ。
そういう点を今度の法律の中で十分勘案した上で、融資についての特別な配慮をひとつ大蔵としても考えていただきたいし、それから農林大臣にお願いしますが、一年や二年の木代金よりも経費の方がよけいかかるというふうなことを心配なさらないで、どんと山にひとつ金を持ってきてつぎ込むことを考えていただきたいと思います。それは小さな町ですが、私はやってきたのでそれを言うんですよ。
しかし、国有林野の経営の木代金を高くして収支なんということはできません。やはり経営の改善ということによって収支を償わせなければいかぬ。ついては、いろいろな改善を立てなければいかぬというので、いま国会に別途改善計画の法案を出しておる。それと並行して、営林局の組織のあり方についても正すべきは正さなければいかぬ。何といっても国民のものでございますから、国民の納得のいくものにしなければいかぬ。
これは林野庁の林産課で調べたのですけれども、丸太の木代金が、一立方メートル当たり平均価格は、キリが九万円から十万円だそうです。ナラの木は四万円なんですね。ですから断然キリの方が高級になるわけですが、実は私がお尋ねしたいのは、そのキリ製品の家具が免税になっておりますね、非課税になっております。これは、非課税であることはいいのですけれども、非常に不公平ではないかという立場から聞くわけです。
と申しますのは、私も林野庁の林産課の方をちょっと調べてみたのですが、丸太の木代金といいますか、もとの値段は、一立方メートル当たりで平均価格はキリが九万円から十万円だと言うのですね。ナラの木は四万円程度だ、こう言うわけです。これは大胆、直接の問題じゃございませんけれども、不思議なことに物品税法では高級であるべきキリ製品の方が、あるいは漆塗りが非課税になっているのですよ。
それは財政投資もしますけれど、林野庁がいまやっているようなべらぼうな、木代金全部つぎ込んでなお赤字だというふうな会計にはならないんです。こういう会計制度の見直しをひとつやっていただきたい。借金があっても財産があれば赤字じゃないんですよね。しかも、将来売れる。道路だとか橋だとかと違うんですから、木の場合は。そうして五十年、百年の大計を立てませんと、林野行政は本当に将来に禍根を残すことになる。
したがいまして、私どもといたしますと、切って出しまして利用価値のあるものにつきましては、切って出す経費についてもしそれがマイナスになるようなものにつきましては、全額の伐倒駆除費を出しておりますけれども、またしかしながらその一部がやはり利用価値のあるものにつきましては、伐倒駆除費の中から考え方として木代金というものが差っ引かれなければなりませんので、そういう意味から伐倒駆除に対する補助金の算定をしているわけでございまして
それから、この需給関係だけで価格安定しないのじゃないかということは、東京都の卸売物価指数の林野庁から出されておる資料を見ましても、実際は素材の上がっておる率と、それから製材の上がっておる率と、この卸売物価指数には出ていないのですけれども、実際には立木代金、木代金、これの上がっておる状況、これがやはり相当分析されなければならないと思うのです。
そうして県が一割、あとの三割八分がいわゆる地元受益者関係の負担、だから百万円かかれば三十八万円が受益者負担ということですから、その三十八万円という総額の範囲内でそれぞれ受益分担金をきめるのがこの規定なんだと私は思うんですが、今の御説明だと一つの誤解があり得るんでずね、これは採掘権とか何とか、その他たとえば大きな山林所有者であっても、所と場所によってはこの村道ができて相当に搬出の便を得ることによって木代金
そこで比較的高かったときの木代金と多少下った場合の木代金とを合したものが現在市場に出回っておりますもののコストの一部をなしております。そこで道内における現在の市価がいかようであろうと、これだけの値段を切って売ったのではいわゆるコストを割るということで、各方面の協力のもとに維持しなければならぬ価格というものが一応定められております。
それで売るときに木代金や運賃や作業費も回収したらいい。それまでは国の資源として、国の資金で出して、水中貯木しておく。値も下らぬし、需給のバランスが破れないから値も下らない。またこの六千万石、七千万石のものが北海道の資源から穴があくと、この風倒木を処分してしまったあとの北海道の木材の需給というものは、青森、秋田から相当に持っていかなければならない。
その結果はどういうことになるかと申しますと、まず木代金に影響するか、さもなければ生産された品物を安く売つて資金を獲得するか、あるいは生産費の支払いを詰ませるか、いずれかの方法がとられると思うのでありますが、こういうことを考えますと、私は二百二十五万石の内地への航送、その他道内における需給の調整はけつこうでありますけれども、民有材から来るところの価格の変動ということに対して、指導官庁として民営の金融の
国有林の場合には、木代金をもつて還元して、さらに森林の育成一再生産を行つておる。民有林におきましても、課税その他の対策によつて、どんどん木を植えさせなければならない。
○三浦政府委員 ただいまの御質問は、県道を使うのは林産物であるから、さらには国有林産物であるから、国有林の特別会計で出したらいいだろう、こういう問題でありますが、私どもとしては、それがもし立木処分でありますならば、そういう坂道のためにトラックなり馬車の搬出量が落ちると、石当りの單価というものはこれだけしか見られないということで、すなわち木代金は安くなつております。