1971-05-21 第65回国会 衆議院 運輸委員会 第20号
これは昭和四十五年十月二十日現在、国労の京都の向日町の運転十分会の署名で、昭和四十五年四月期昇給抜てき適格者調査表というのがあります。これによりますと、百九名の抜てきが行なわれております。ところが、この百九名の抜てきは国労は一人もおらぬ。動労も一人もおらぬ。いわゆる国鉄当局が盛んに分裂をやっておるそういう鉄労の諸君だけが、百九人まるまる全部抜てきされている。数字の上ではっきり出ているのですよ。
これは昭和四十五年十月二十日現在、国労の京都の向日町の運転十分会の署名で、昭和四十五年四月期昇給抜てき適格者調査表というのがあります。これによりますと、百九名の抜てきが行なわれております。ところが、この百九名の抜てきは国労は一人もおらぬ。動労も一人もおらぬ。いわゆる国鉄当局が盛んに分裂をやっておるそういう鉄労の諸君だけが、百九人まるまる全部抜てきされている。数字の上ではっきり出ているのですよ。
具体的に申し上げますと、これは四十五年の四月期昇給ですから、今年度です。これは小牛田の場合ですけれども、機関助士五十六名おるわけですが、それが抜てき昇給と不均衡是正が動力車労働組合の場合ゼロ、鉄労の場合は三、二。全部鉄労です。それから長町機関区の場合は、乗務員格づけ四職が動労はゼロで鉄労が一名。事務掛七職、これも格づけですが、動労はゼロ、鉄労が一。検査長、これは抜てきですが、動労はゼロ、鉄労が三。
そうして問題を残しておきたいと思うのですが、三十七年の七月期昇給が実施されました。これは金沢鉄道管理局の中の糸魚川支部地区でありますから、全部ではございません。その中で落とされた者をずっと一べついたしますというと、駅、区とも国労の者がほとんどであって、第二組合の職員は一人も落とされた者に入っていない。
警官隊が実力行使、国労岡山のすわり込み組合員十数人が負傷、これに対しては、国労岡山地本は、さる一月公共企業体など、広島地方調停委員会に対し、七月期昇給ではずされた訓告処分者の昇給を行えと提訴していたが、十日、管理局に対して団体交渉を行なった、これに対して、当局側の考え方で、団体交渉の時間が長引いたために、組合員がすわり込みを行なった。