2014-05-23 第186回国会 衆議院 法務委員会 第19号
今回の案件が単純逃走罪かどうかというのは私もよくわかりませんが、いわゆる単純逃走罪で考えてみれば、つまり、暴行等の特別の手段は用いていない、いわゆる単純逃走罪ということで考えてみれば、こういう今の規定方式になっているのは、つまり、裁判の執行により拘禁された既決または未決の者に限られている、これは一つは、被拘禁者が逃走することについては、そうした行為に出ない期待可能性が低いというような説明が教科書ではなされております
今回の案件が単純逃走罪かどうかというのは私もよくわかりませんが、いわゆる単純逃走罪で考えてみれば、つまり、暴行等の特別の手段は用いていない、いわゆる単純逃走罪ということで考えてみれば、こういう今の規定方式になっているのは、つまり、裁判の執行により拘禁された既決または未決の者に限られている、これは一つは、被拘禁者が逃走することについては、そうした行為に出ない期待可能性が低いというような説明が教科書ではなされております
○政府参考人(稲田伸夫君) まず第一の点といたしまして、確かに、先ほども御答弁いたしましたように、刑法におきましては自己の刑事事件に関する証拠の隠滅は処罰の対象とされておりませんが、これは一般にいわゆる期待可能性が欠如していることを考慮したことによると考えられているところでございまして、これはもう前回も御答弁申し上げましたけれども、それでは他人に自己の刑事事件に関する証拠の隠滅等を教唆した場合はいかがかとなりますと
それで、期待可能性につきましては、確かに、この四条の規定は、自己の刑事事件に関する証拠隠滅について、普通は期待可能性がないというものについて積極的に処罰するという方向に傾きました。これは確かに、刑事法部会での議論はそれで承認されたということなんですけれども、確かに大きな問題のある内容を含んでいる、これは理論的にはかなり大きな内容を含んでいるというふうに理解をしております。
○参考人(塩見淳君) この点につきましては、期待可能性がないのではないかという議論は委員の中でも強く主張される方もいらっしゃいました。
○糸数慶子君 刑法上、自己の、塩見参考人ですが、刑事責任に関する証拠隠滅行為、これは期待可能性がないことを理由に不可罰とされているところ、第四条の規定は、アルコール等の影響という自己の刑事事件に関する証拠を隠滅する行為を罰する性格を持っているところから、アルコール等の影響の発覚を免れるべき行為を行うことについても期待可能性がないのではないかとの指摘もありますが、その点はどのように整理されたのか、お伺
そして、刑法百四条の証拠隠滅罪は、期待可能性が認められないことから、他人の刑事事件に関する証拠を隠滅しようとする証拠隠滅行為を処罰しようとするものでございまして、また第四条は、アルコール又は薬物の影響による自己の犯罪を積極的あるいは消極的に免れようとすることを処罰するものでございます。
これにつきましては、一般に、期待可能性が欠如しているということを考慮したことによるというふうに学説等でされているところでございます。
しかしながら、刑法の証拠隠滅罪においてはなぜそのような趣旨がとられているかでありますけれども、一般的に期待可能性の欠如が考慮されたことによると考えられておりますが、このような理解が全てに妥当するわけではございません。
それは、被害者の方を保護するという面ではそういう価値判断も十分あり得るところでありますけれども、先ほど私の意見でも申しましたが、このような行為は、基本的には、人間誰しも本能的に、悪いことをしても逃げてしまいがちであるという、期待可能性の少なさというところも関連していることがありますので、それを踏まえますと、ここに書いているような悪質な目的があって初めて成立する犯罪にするのがぎりぎりのところではないかという
まあ期待可能性がないと言ってもいいのでしょうか、何しろ、自分では更新に行きたくてもそれが、その自由な意思が損なわれるという状況でございますので、そういう問題に対しては是非実情、そういうものを踏まえ、そしてDV被害を受けている女性の置かれている状況を踏まえたやっぱり対応、それから処罰性の是非についてこれから検討をいただくことができたらなと、そして対応いただければなと思いますので、これは今日はもう時間になりましたので
ですから、私にそういうことを言う人がいなかったということ、あるいは私が、これはなかなか期待可能性の薄い話だとは思いますが、まさかあなた、日曜日にゴルフしてないでしょうねというふうに聞かなかったこと、それはもう本当に、私、今また大臣の職にありますが、よく反省をしてみたいと思います。 ただ、今一点だけ申し上げれば、腐り切っているとおっしゃいました。
これは、先ほど期待可能性の問題も出ていました。しかし、日本の言う同一価値労働同一賃金は、ILOの百号条約を批准しております。ということならば、労基法四条においても、やはり同一価値労働同一賃金、同じ仕事をやっていればその期間は同じ賃金を払わねばならないよというのがこれは法律上の解釈だと思います。
例えば、家族中心の介護をせざるを得ない社会状況の中で、長期間介護をしていた夫が介護に疲れた、妻を殺してしまうというような期待可能性の少ない行為類型も当然想定されるところであります。 事は殺人という犯罪現象の類型的評価にあるのであって、具体的事案において酌量減軽をすれば執行猶予を付すことができるから不都合はないということで済ますこともできる問題ではないと考えます。
、九州管区の局長自身がそれを承知をしていなかったということが実はありまして、そうであれば、その承知をしていない人間について下の人間がいろいろ結果として文書が廃棄になったということの結果責任を、結果責任のみをそこへ問うというのは、これは適当ではないという判断に立ち至ったわけでありまして、もちろんそれは、総括的に全体の警察のトップは警察庁の長官ということになるわけでありますが、長官の責任についても、期待可能性等
そういうふうな場合には、それは六十日以内に申請しないことに十分に合理的な理由があり、合理的な理由がある人について、本人のアメリカに行く期待可能性を奪うようなことになることについては、十分にやむを得ない理由があるのではないかというふうに考えながら、そして、六十一日目に申請すれば本当の難民が難民でなくなる、そういうふうな運用がされることはないというふうに思いながら、もともとの原則としての六十日、やむを得
○山内(功)委員 今、抵当権より上位に置こうということで議論したんですが、もし、百歩譲って、抵当権の設定者の期待可能性を後のその会社の状況によって奪ってしまうというような危惧ということがなかなかぬぐえないとしたら、それでは、租税債権よりは優先すべきではないのかという議論についてはどういうふうに考えていますか。
○五十嵐参考人 危機管理庁の可能性といいますか、期待可能性をお聞きだと思いますので、若干答えさせていただきます。 ノースリッジ沖地震と阪神・淡路震災のときの対応、あるいは阪神・淡路震災の場合と今回のニューヨーク・テロの対応を、それぞれ、時間別、主体別に検討いたしました。それによりますと、大きな差が出てまいります。
焼却とリサイクル、減量という時代がしばらくあったんですが、ダイオキシンの問題、温暖化ガスの問題ということで、焼却という道がかなり規制が強くなってきたというので、リサイクルにもっと期待可能性が高まってきたというのが第二世代だと私は思いますが、これから次のフェーズに入ってくると、そうやってリサイクルをいろいろやるのはいいんだけれども、では、リサイクルの過程でどれだけエネルギーを使っているのかというLCA
公共サービスというものの雇用がかなり大きな要するにポテンシャル、期待可能性を持っているんではないかというふうに思います。公共サービスは、公共が本当にサービスするのか、公共のサービスを民間委託してサービスするのか、公共のサービスを民営化してサービスするのか、これはいろんなバリエーションがあるんだろうというふうに思っております。
それはやはり、そういう期待可能性に依存するのではなくて、科学的に識別できるような、わかりやすい措置をとっていただきたいと思います。 もう二度と失敗はできないということをぜひ強く自覚してもらいたいと思います。
通常は、到達し、そこで弁済の提供がなされる、本人が受け取って弁済が完了するということでありますので、発信主義という方法をとっても、実質的には、到達し、また受領されるという期待可能性は非常に高いというふうに思っております。
先ほど公設秘書は議員に準ずる形で、私設秘書は非常に軽くという、期待可能性ということをおっしゃったわけですけれども、私は実態上は私設秘書こそ地元で最も有権者と密接な関係を持って議員の指揮命令のもとで一体となって活動しているという実態があると思うわけですが、それはおかしいのではないかと、身分犯と言われることには納得ができないというふうに思いますが、いかがでしょうか。
逆資産効果は地価の下落、株価の下落、そして超低金利による受け取り財産所得の減少、とりわけ期待可能性を含めた減少にあるんじゃないかと思っております。株価に重要な影響を与える金融システムの問題は本委員会の任務であって、この点は後ほど幾つかの点を質問したいと思っております。また、土地問題についても先ほど申し上げましたが、いずれ取り上げなければならないというふうに思います。
私のうちでも介護の経験を持っておりますけれども、今度の法律ができるということは、家族介護から解放されるのだ、あるいはその負担が大幅に軽減される、今度は介護者がいるからうちから一歩も出られないという状態はなくなるんだ、そういう期待、可能性を持っているわけなんです。これは内容的にもまだ十分周知されていないということもあるのかもしれません。ともかく期待が大きいということは受けとめていただきたい。