1953-03-06 第15回国会 衆議院 通商産業委員会 第30号
かねて私ども聞いておつたのですが、戦争中——これは朝鮮の話でございまして少し遠い話でございますが、朝鮮電業が鴨緑江に水豊ダムを建設いたしますときに、セメントを確保したいということで、小野田セメントの朝鮮工場の構内にキルンを一基増設いたしまして、それは朝鮮電業の自分の金で増設したわけでございます。
かねて私ども聞いておつたのですが、戦争中——これは朝鮮の話でございまして少し遠い話でございますが、朝鮮電業が鴨緑江に水豊ダムを建設いたしますときに、セメントを確保したいということで、小野田セメントの朝鮮工場の構内にキルンを一基増設いたしまして、それは朝鮮電業の自分の金で増設したわけでございます。
と申しますのはこの前ちよつとお話したと思うのですが、戦争中朝鮮電業で小野田と提携してセメント事業を附帯事業としてやつた、ほかにそういう例が二、三ありましたので、これは附帯事業としてはやはり適当ではないかという観点の下に私どもは話を進めまして、契約を妥結して認可申請したというわけであります。
これは余計なことかも知れませんが、御参考に、戦争中朝鮮電業会社の水豊ダムを作りますときに、これは量の確保の問題もあつたかと思うのでありますが、小野田さんと提携いたしましてセメント工場をやはり委託経営の形でやられたことがある。
ただ株券は、外國に本社のありますような会社、例えば滿鉄とか、或いは朝鮮電業とか、臺湾製糖とかそういうような会社の株式は、やはり從來通り税関でお預りして置くということになる予定であります。