1972-05-24 第68回国会 衆議院 外務委員会 第18号
当事、海上保安庁航路啓開部長であった田村久三元海軍大佐は、一九五〇年十月二日、彼が指揮官となって朝鮮派遣掃海部隊を編成した。隊員の給与は二倍になっております。 一九五〇年十月から十二月にかけて、日本の掃海部隊は、国連軍あるいはアメリカ海軍任務部隊に編入され、作戦行動のため海外に派遣されたわけである。
当事、海上保安庁航路啓開部長であった田村久三元海軍大佐は、一九五〇年十月二日、彼が指揮官となって朝鮮派遣掃海部隊を編成した。隊員の給与は二倍になっております。 一九五〇年十月から十二月にかけて、日本の掃海部隊は、国連軍あるいはアメリカ海軍任務部隊に編入され、作戦行動のため海外に派遣されたわけである。
従いまして朝鮮に派遣する目的で、あるいは派遣した後、とにかく朝鮮派遣軍となつて来たものに限られるということになるわけであります。それらの各派遣国の軍隊がどのような指揮系統によつて指揮されるかということについては、もちろん日本側にとつて、少くともこの法律あるいは協定においては関知していないところであります。
従つて国連の決議に基きます国連軍の朝鮮派遣という事態が続く限りは日本としてもこれに協力する義務がある。従つて日本に駐留と申しますか、国連軍が日本に駐留するということに対しても施設提供その他の義務というものはそのまま残るということになると解釈しております。
次に、保安隊の朝鮮派遣ということは、条約上の義務はないのみならず、政府としては実現いたさしめない考えであります。ヒツキー書簡なるものはありません。 防衛費についてお尋ねがありましたが、憲法第九条違反にあらざることは、通産大臣のお答えをいたした通りであります。 その他の点については法制局長官からお答えをいたします。(拍手)
(「成るほどね」と呼ぶ者あり、笑声) なお朝鮮派遣等は事実でない、如何なる場合にもそういうことはしないということは、日本の総理大臣の言を十分お信じなすつていいだろうと思います。(「見解じやなくて条約だ」と呼ぶ者あり) それから国連協力の限界について、条約上の見解を示せというお話であります。
保安隊の朝鮮派遣問題については、保安庁法第四条に明確に規定してあるのであります。つまり、保安隊は日本国の平和と秩序を維持し、日本国民の財産と生命を保護するために行動する部隊であります。従いまして外国に派遣するがごときは断じてないのであります。御心配無用であります。(拍手) 〔国務大臣小笠原三九郎君登壇、拍手〕
又、我が国民の間にも、保安隊の朝鮮派遣を余儀なくされるのではないかという不安があるのであります。更に又、外相がこのたび外交演説におきまして、国連協力を強く唱え、且つ朝鮮における国連軍の平和維持の成否が、我が国の安危に直接且つ重大な影響を及ぼすといたしまして、重ねて国連協力を強調していることは、前述の国民不安を更にますます増大せしめることと思うのであります。
(「国民をだまさないで下さい」と呼ぶ者あり) 又、義勇隊朝鮮派遣ということについては、未だ曾つて米国政府から要請されたこともなし、仮に要請せられたところが輿論はこれを許さないと考えますから、政府としてはこれに応ずる考えはございません。 その他の問題については主管大臣からお答えいたします。
また再軍備及び朝鮮派遣をしきりに言われましたが、これは先ほど申した通り、政府としては、ただいま再軍備をする意思はない、また朝鮮派遣の考えはないのであります。しかしながら、朝鮮の事態から考えてみまして、日本の近くにおいて戦争が行われておる、共産軍との間にいくさが行われておる、このために日々支障がある以上は、これは日本の安全に少からざる影響を与えておるものであります。
世の中でも朝鮮派遣軍の地位というものが問題になることはわかつておつた。それゆえにあの行政協定に属する裁判管轄を相談される際、これは安全保障だからこうしておくのだ、朝鮮に派遣された連合軍のことはこれを先例にせぬといつたようなことを、公にか私にかお話なさつたことはないのでありましようか。
そこで次に岡崎並びに大橋両大臣にお伺いいたしますが、平和條約第五條の(a)項の(iii)「国際連合が憲章に従つてとるいかなる行動についても国際連合にあらゆる援助を與え、」と規定したことは、警察予備隊の朝鮮派遣ということは、この規定から言えば自動的にやらざるを得ないようになるものであるかどうか、この点について、お伺いしたいわけであります。
従いまして、只今岡崎大臣から申上げましたごとく、現行国内法の、特に警察予備隊令の解釈といたしまして、警察予備隊の朝鮮派遣ということは国内法上できないことになつております。こういうふうに考えておりまするから、従いましてできないことについて義務を負うということは絶対にあり得ないものと考えております。
先日、私は本議場において質問を申上げましたが、英連邦軍は昨年の十二月の十五日以来、従来の英連邦占領軍の名前を変更いたしまして、英連邦朝鮮派遣軍ということになつておるのでございます。
又通産大臣がお見えになりませんけれども、通産大臣としましてもこの点につきましては慎重に考慮される必要があると存ずるのでございます 時間がございませんから端折りまするが、最後に、これ又総理大臣がお見えになりませんから、岡崎国務大臣の御回答を願いたいのでありまするが、英連邦軍は昨年の十二月十四日を以ちまして名前を英連邦朝鮮派遣軍と変えたのでございます。これは如何なる理由でそういうことになつたのか。