1977-06-09 第80回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第6号
そこで福田内閣になってから国防会議、これは開かれたことがあるのかどうか、そしてどういう議題のときに検討されたか、特に米地上軍の朝鮮撤退問題あるいはわが国のこの十二海里問題、こういったわが国防衛政策上の重要問題として討議を必要とするであろうという問題があったときに、一体国防会議はどういう役割りを果たしたのか、この辺をお願いします。
そこで福田内閣になってから国防会議、これは開かれたことがあるのかどうか、そしてどういう議題のときに検討されたか、特に米地上軍の朝鮮撤退問題あるいはわが国のこの十二海里問題、こういったわが国防衛政策上の重要問題として討議を必要とするであろうという問題があったときに、一体国防会議はどういう役割りを果たしたのか、この辺をお願いします。
我々といたしましては国連軍の活躍に信頼しまして、国連軍の朝鮮撤退というような事態には立到らないものと希望いたしますと同時に、又そう信じておるものでございます。現に国連軍が再び三十八度線を突破するか、或いはここでとどまるか、いろいろ臆測されておるような情勢でございます。朝鮮動乱の平和的解決の見通しにつきましては、まだ確たる所見を申上ぐる段階に来ておらないのであります。
○政府委員(島津久大君) 先ほど申しましたのは、国連軍の朝鮮撤退というような事態には立ち至らないものと希望して、又そう信じておりますというふうに申上げたわけでありまして、現在の戰局からしまして、朝鮮撤退というようなことが今すぐ起るというふうにはないというふうに信じておるという意味であります。
また国際連合が、すべての外国軍隊の朝鮮撤退を原則的に実行に移すならば、中共政府は中共義勇軍に対して、朝鮮からの撤退を勧告することに同意するという趣旨のものであります。
前会も申し上げました十一月十日のアメリカを初めとした六箇国の提案における中共軍の朝鮮撤退を要求しまする決議案が延び延びになつておりましたが、それが三十日の安全保障理事会に提案されまして、賛成九、反対一、棄権一という状態でありましたが、ソ連が拒否権を発動いたしましたために、これはいずれ総会の問題として取上げられて来るのではないかと観測されております。 大体最近二日間の情勢は以上の通りであります。