2001-03-05 第151回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第4号
米韓についても、例の朝鮮戦争時代の老斤里事件の話とか、あるいは基地の協定の話なんかは一段落したような感じがしますが、やはり対北朝鮮政策をめぐる温度差というものがあって、これをしっかり調整していかなければいけないというようなこともあると思います。
米韓についても、例の朝鮮戦争時代の老斤里事件の話とか、あるいは基地の協定の話なんかは一段落したような感じがしますが、やはり対北朝鮮政策をめぐる温度差というものがあって、これをしっかり調整していかなければいけないというようなこともあると思います。
○国務大臣(小渕恵三君) いろいろな点について触れられましたが、なかなか委員御指摘のように、戦後の日本経済復興の過程における運と言われましたけれども、いろいろの、言葉で言いますと特需というんですか、こういうものが朝鮮戦争時代あるいはベトナム戦争時代あったのではないかという御指摘でございました。
そのもっと前、朝鮮戦争時代、朝鮮動乱、そのときはまだ海上自衛隊も自衛隊もありませんでした。そのときに私は思い出しますのが、吉田茂内閣のもとで、いわゆるアメリカが仁川沖に上陸するためにアメリカから掃海艇を持っていくのにはペルシャ湾に持っていくぐらいの時間がかかるわけです、一カ月以上かかる。
そういうところから大分改善されておるとは思うのですが、第二次世界大戦の火器がまだあるのかどうか、あるいは朝鮮戦争時代の火器はどうなんだということがあったら、この際御説明願いたいと思います。
それから第二に、朝鮮戦争時代の云々というのは、米軍の司令官としての一つの比喩として使ったのかもしれませんが、十分御承知のとおり、昭和二十五年-二十七年の期間は占領中でありまして、旧安保すらもないはるか昔の別の法的状況のもとの話でございまして、そのときのことをそのまま云々というようなことは、比喩としても本来適当でないかと思っております。
○三治重信君 一説によると、朝鮮戦争時代の兵器をまだ相当使っているということなんですが、それはどの程度使ってみえますか。
朝鮮戦争時代B29のこれは非常に基地であった、さらにその後も飛んできております。さらに今度の集中統合によって、横田には在日米軍司令部と第五空軍司令部を中心に、日本全土、沖繩、韓国所在の空軍部隊の指揮、調整、支援をはじめ、アジア全域への輸送、補給、緊急出撃を任務とする極東米空軍最強の根拠地ができることになると思うんです。
今日、かつての朝鮮戦争時代と違って、各種攻撃兵器は進歩していますね。ベトナムなんということになれば日本に届くようなものは持っていないけれども、アメリカの施政権下でない沖繩、日本の安保の六条に基づく沖繩、それを日本が六条に基づく事前協議でイエスと言った、だとすれば、日本の基地を攻撃されたからといって、これは国際的にながめてみて、当然の結果になる。そういう非常に大きな違いがある。
しかし、朝鮮戦争時代からすれば、アメリカの兵器も変わり、ベトナム戦争の進展とともにその戦略も変わりました。沖縄は、アメリカ海軍にとっては、港湾施設の貧弱さのために中継基地以上の意味を持たず、また、アメリカ空軍にとっても共産圏に対しては脆弱な発進基地となりつつ航ります。
しかも、先ほど申し上げました劉少奇国家主席のその声明にこたえて、いわゆる朝鮮戦争時代の人民解放軍をつくっていくべきだ、こういうような一種の世論操作が行なわれていると聞いております。これはゆゆしき重大事である。日本政府はこのハノイ、ハイフォン爆撃以来、中共の中に行なわれてきた一連の事態、これを、中共が北ベトナムに対して軍事的に介入をする判断と相まって、現在一体どういう判断をしておられるか、伺いたい。
私どもの常識で考えますならば、今日の日本には、朝鮮戦争時代ならば非常事態ですからいろいろのことがあるでしょうが、今日の時代に一刻を争って無線電信を打たねばならぬような事態はないように思いますし、また、ことばもわからぬ者が流れ漂うてきて暗号電報など打ったところで何の役にも立たず、必要な政治的通信を行ないたい性質を持っておるものならば、香港経由でも、その他適当な方法によって、もっと簡単に連絡もできる。
それから冷たい戦争、朝鮮戦争時代の熱い戦争、こういう時期を経まして、そうしてスターリンが死んでからいわゆる雪解け時代というものが最後に現在の日本の外交の環境である、こういうことが言えると思います。最近になりまして例のハンガリー問題以来またその雪解けという現象が逆行しているように見えます。
将来戦争がもし起ったといたしますならば、最近のイギリスの国防白書にも申しております通り、朝鮮戦争時代とは格段の違いがあるということも十分前提として認めていかなければならぬ問題だと思います。もし将来戦争が起ったといたしますならば、おそらく東西両陣営の間において、その要衝をお互いに誘導兵器、ICBMというようなもので撃ち合うというようなことから戦争が始まってくる。
○重光国務大臣 この問題について中共が侵略者でない、アメリカこそ侵略者である、こういうようなことで御議論を立てますけれども、それはいろいろ従来よりのお立場等からくる点もあろうかと思いますが、そういう問題について、従来激しく冷たい戦争ですか、朝鮮戦争時代の前後のなにでもって、今侵略者は中共でなくてアメリカだ、日本は何もかもアメリカに従属しているので使い回される、そういうふうに割り切ってとでも申しますか
○下川委員 その件でありますが、しかしそれは戦後におけるいろいろな日米関係の実態におきまして、たとえば朝鮮戦争時代におきましては、やはり日本は当然海外派兵をしなくてもいい立場に置かれておった。ところがこれは当時の文献にもありますけれども、釜山沖等々に日本がいわゆる国家公務員のいろいろな名において出動せしめられておる、こういう実態がある。
今の御答弁によりますと、吉田総理は、究極においては善隣友好の関係を中国とも持ちたいと思うけれども、現在のところは自由世界の各国の見方と同一の見方をして、ことに中共が国連から侵略国と烙印を押されておるような間は、どうすることもできないという方針のようだと御答弁になつたのでありますが、侵略国と見ておつたのは、確かに朝鮮戦争時代はそうであつたと思うのでありますが、現在もなお国連は中共を侵略国と認めておると