1975-09-19 第76回国会 衆議院 本会議 第5号
また、今国連総会の朝鮮問題討議に臨む政府の所信をそれぞれ明らかにしていただきたいのであります。 もし、朝鮮民主主義人民共和国との関係正常化を図らないとするなら、その理由は何かもあわせて伺いたいのであります。
また、今国連総会の朝鮮問題討議に臨む政府の所信をそれぞれ明らかにしていただきたいのであります。 もし、朝鮮民主主義人民共和国との関係正常化を図らないとするなら、その理由は何かもあわせて伺いたいのであります。
第六に、国連における朝鮮問題討議に対して、日本が参加しないことを明確にすべきではないか。 以上の諸点について明確な答弁を承りたいのであります。 今日の朴政権の実情を見るときに、その体質は、さきのアメリカ調査団が上院外交委員会委員長フルブライト氏にあてた調査報告にも示されておりますように、きわめて反民主的な政権であるといわれております。
その一つとして具体的に、北鮮の代表も国連の朝鮮問題討議に参加させるように働きかけなければなりません。このことは、決して韓国に非友好的な行為にはならないと思います。真の友情的な行動であろうと思う。国連軍の撤退も望ましいものであります。すぐにできなければ、私は、現在の安定した対峙状態にある南北の兵力を削減する方向に知恵を働かすことができるはずだと思います。ただ敵視のみでは局面は打開ができません。
また、さきの国連総会においても、朝鮮問題討議のために北朝鮮政府を招く決議が成立しており、朝鮮問題を論ずる場合に北鮮の存在を無視することができないことは、すでに世界の常識となっておるのであります。(拍手)このような情勢にもかかわらず、韓国政府のみを唯一の合法政府と認め、好んで火中のクリを拾うという冒険をあえてする理由は、一体どこにあるのでありましょうか。