2005-02-21 第162回国会 参議院 憲法調査会公聴会 第1号
まず、日本と朝鮮南北とモンゴルで、四つの国で非核地帯条約を結んだらどうだということを提起しております。 その辺を進めるということをまずやるべきじゃないかと思っているんですが、そういう意味で、今憲法を改正すべきだということをおっしゃる方々の御意見は国家を中心にして物を考えるということから発想されているんじゃないかと思いますが、澤藤先生、どうでしょうか。
まず、日本と朝鮮南北とモンゴルで、四つの国で非核地帯条約を結んだらどうだということを提起しております。 その辺を進めるということをまずやるべきじゃないかと思っているんですが、そういう意味で、今憲法を改正すべきだということをおっしゃる方々の御意見は国家を中心にして物を考えるということから発想されているんじゃないかと思いますが、澤藤先生、どうでしょうか。
○田村秀昭君 中国と台湾、朝鮮南北がテーブルに着かない現状において、どういうふうにして何年後に先生のおっしゃっているそういうものができ上がるのか、ちょっと御示唆を願いたいと思います。
これは総理にお願いをしたいのでありますが、盧泰愚大統領も訪日されるという状況下でいろんな議論が取りざたをされておりますが、朝鮮、南北を含めたすべての人々に、そして中国の方々に、さらにはアジアの多くの民衆にここで改めて謝罪をし、それを新しい日本外交のスタートにすべきだと思いますが、いかがでしょうか。
そうしてもう一つは、朝鮮南北に緊張があるのだ、これは私も客観的に緊張があることは認めざるを得ないと思います。では、その緊張を激化ではなくて緩和させるというために一体日本は何ができるか、この問題ですね、このことについてもひとつ大臣の積極的な御所見をお尋ねしたいと私は思うのです。先般大臣は、南北の対話が成り立つようなそういう側面的な役割りも日本で果たしたい、こういうふうなことを言っておられます。
それからもう一つは、先般中国を訪問されて華国鋒首席と大平総理並びに大来外務大臣一緒にお会いになりましたが、朝鮮南北対話についての環境づくりをしたいということを大平総理が言っていらっしゃる、その真意は一体どういうところにあったのか。そのようなことを提案なさる以上は、具体的な腹案がなければならないはずだと思うんですね。
というようなレッテルを張ってしまうことは非常にまた国際関係を複雑にしますので、そのような態度をとっていらっしゃると思いますし、私も慎重にしていただきたいと思っておりますが、きょう、実は、私は南北朝鮮の対話の再開の問題に集中してお尋ねしたいと思っているわけで、たぶん中越その他の問題は戸叶先生がなさいますと思いますが、ただ、一つ、私が今回中越国境紛争が起こったことで非常に心配になりますのは、せっかく始まった朝鮮南北
日本の政府は、朝鮮南北の統一の正当性を認め、その実現を期待することを国際的に表明してきております。いまのお話を聞いておりますと、確かに法的の問題はさておいて、いまそういう点から考えてみますと、さらにこの朝鮮民主主義人民共和国ともに南北の自主的、平和的統一を国是としていることも承知をしているところだと思うのです。
私は、朝鮮半島に対する認識は変わっておりませんけれども、しかし、朝鮮南北がこれが平和的に統一されることを念願をしているんです。
それで、日本の政府としては朝鮮南北が不幸にして分断されておる。この自主的、平和的な統一が実現できないいわゆる原因というのがどこにあるというふうに日本の政府としてはお考えになっておるか、いまの時点で。
○三木内閣総理大臣 朝鮮南北とも悲願は民族の統一だと思うのです。しかし、なかなか現実に統一のできてない現実を踏まえて、過渡的な時代をどう処理するかということでいろいろな方式もあって、私の見解として述べたわけではないので、そういう意見もあるということでございますが、これはいろいろな検討をしてみる値打ちのある問題だと思います。とにかく両方の当事者がその気になって承諾するような案でないと実現をしません。
そういうことでございますから、朝鮮南北をどう取り扱うかという大問題をひっさげての私の答弁にはなりかねるのでありますけれども、わが国は、何としても北に存在をするこの国をこんりんざい無視する態度、そういう態度をとるべきものてはない。事情の許す限り——事情とは何だというと国益でございます。
朝鮮南北の共同声明に対してどう思うか、また、統一三原則についての見解をただされたのにお答えをいたします。 南北共同声明を歓迎し、支持をしております。統二二原則も適切なものだと考えております。
(拍手) 特に、中華人民共和国の国連参加や朝鮮南北会談の開始など、新しい国際情勢のきざしを前にして、昔と同じ反共精神の上に成り立つこの沖繩返還協定は、世界の平和に背中を向けるものであると断言できましょう。(拍手) 第二に、このたびの返還協定が、沖繩の人たちの人権と福祉にプラスになるかどうかという点を考えねばなりません。
朝鮮南北の統一ということであります。朝鮮との国交正常化に対する私どもの根本的な態度は、朝鮮の南北の統一が完成せられた後に、その統一朝鮮との間で国交の正常化を実現すべきである、これが私どもの考え方であります。朝鮮の一部にすぎない韓国との国交正常化は、南北朝鮮の統一を阻害するものでありまして、朝鮮民族に対しまして非常に大きな不幸をもたらすものであると私は考える。
極東ではあるいは南北朝鮮、南北ベトナムあるいはインド中国の国境紛争、ビルマ中国の国境紛争あるいはラオス事件あるいはまた台湾、金門、馬祖等、問題は多々極東にもあるわけでありますが、ずっと通覧いたしてみますると、朝鮮はむろん今おさまっております。インド及びビルマと中国との国境事件、これもまあだんだん解決がつくのじゃないか、こういう状況のように思います。
○沢田説明員 それは先ほども繰り返して申しましたように、事実において三十八度線を今あなたがおっしゃるように南にでも北にでも動かそうということを私は言っておるのじゃありませんので、朝鮮南北の統一ということができれば、自然にこれはなくなることなんだから、それを私は望んでおるわけであります。決して実力であるいは干戈に訴えてなんというようなとほうもない考えを持っているのじゃありません。
最初に国際連合を初め、世界の民主主義国家群が熱心に要望しておりました三十八度線を越えることなくして、朝鮮の平和を求めたいという念願はまつたく破れ去りまして、遂に三十八度線の突破となり、さらにまた北鮮におきましての戰局も、單に朝鮮南北だけの争いではなくして、遂には中共がこれに介入して来るということになる。
○馬場委員 朝鮮南北の國境紛爭事件について、この間何か出ておりましたが、あれをおわかりなつていたらもう少し……。