2015-04-27 第189回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
ただ、もう一つ言えるのは、北朝鮮というのは周辺が四大国に囲まれた、まあ北朝鮮というか朝鮮半島自体が、国でございまして、周辺国の意向として現状維持が一番ベターであると、その状況が変わることによって東アジア全体の国際関係が変化をいたしますので、どこかが手を入れて助けてしまうということが続いてまいりました。これはもうこの二十年間ずっとだったと思いますが。
ただ、もう一つ言えるのは、北朝鮮というのは周辺が四大国に囲まれた、まあ北朝鮮というか朝鮮半島自体が、国でございまして、周辺国の意向として現状維持が一番ベターであると、その状況が変わることによって東アジア全体の国際関係が変化をいたしますので、どこかが手を入れて助けてしまうということが続いてまいりました。これはもうこの二十年間ずっとだったと思いますが。
一方、条約上の義務あるいは日本が参加した条約と日米安保条約との関係、あるいは朝鮮半島自体のいろいろな情勢等を万般考慮いたしますと、やはり先ほど外務省から説明があったような結論になるんだろうと私は思っております。
それから、朝鮮半島自体、これは朝鮮半島においては状況が非常に不透明であります。私は、実はことしの十月に中国でのシンポジウムに参加しまして、そこで非常に驚いたというんでしょうか認識を新たにしたのは、中国と韓国との国交の問題ということについて、クロス承認の問題ですけれども、中国側はこれについて、私どもの話に対して従来は非常にけんもほろろでございました。
日朝が進む反面、朝鮮半島自体がこれによって不安定になるということがあってはいけませんから、日朝関係が朝鮮半島の平和に積極的に寄与する、そういうふうに私どもは今後の交渉を取り運ぶべきものと思っております。また、その間、関係諸国、韓国はもとより十分協議を尽くしながら先方との話し合いを進めてまいりたい、このように思っております。
特に作戦機の数になりますと北の方が約倍の作戦機を保有しておるということで、南側はむしろ北のレベルになるべく早く追いつきたいというのが当面の努力目標であるわけでございまして、朝鮮半島自体どってもそういう状況でございます。
そして、そうした日韓関係を不動のものにするとともに朝鮮半島自体の緊張緩和、あるいはまた平和的解決に向かっての努力が進むことを念願し、そのために努力もしていくということは当然のことでございますし、ASEANあるいはまたその他の南西アジア地域等に対して、日本が積極的な経済協力等を進めておることも御案内のとおりで、日本は日本の経済援助の七割をアジアに集中しておるわけでございますが、これはアジアの一員として
○安倍国務大臣 韓国は一衣帯水の隣の国でありますから、わが国としては、何としても韓国が安定をして、そして繁栄するということが望ましいわけでありますし、特にまた朝鮮半島自体が緊張関係が続いていくということは好ましくない、緊張関係がさらに激しくなるということは日本の安全と平和にとりましても非常に好ましくないことでございます。
在韓米地上軍が撤退をする、まだ撤退をいたしておるわけではありませんけれども、撤退については、このバランスを崩さないという立場で米韓において話し合いが成立をいたしておりますし、私どももこの推移につきましては、これを注視をいたしておるわけでございますが、現状におきましては、そうした朝鮮半島自体における問題もあると思うのでございます。事情があると思うのでございます。
朝鮮半島自体の問題が、しかるがゆえにこの世界の情勢に対していかに考えられ、いかに具体的な施策が行われていくかという点が問題になる、こういうふうに申し上げておりますし、私自身、率直にそのように考えております。御質問に、変化自体がどうか、こういうお話でありますが、これはやはり世界の大勢というふうに私は考えたいと思います。
そうして、そのことが朝鮮半島にも微妙な影を投げておることは暗に認められておられるわけでありますけれども、朝鮮半島自体としてはまだそれを受けてどうしたらいいかということについて見きわめがつかない、こういうような意味に受け取ってよいわけでございますか。
そして、朝鮮半島自体の問題につきましては、たびたび申し上げておりますけれども、わが国は全世界に向かって平和外交を推し進めるという考え方をとっておるところでございまして、現在まだ国交のない北朝鮮との間におきましても、逐次民間ベースの交流を積み重ねるということによりまして、朝鮮半島の平和の維持に貢献をするといった考え方でいるわけでございます。
○鳩山国務大臣 これは私ども素人でありまして、戦術戦略関係のことはよく存じませんけれども、私どもはやはり現在の韓国に駐留しております米軍というものは、いま展開されておる位置等から考えましても、きわめて第一線に配属をされておると伺っておりますし、いまの直接的なバランスというものは、やはり朝鮮半島自体におきますバランスというものが非常に重要なのではなかろうかというふうに考えております。
〔委員長退席、木野委員長代理着席〕 たとえば、わが国と非常に関係の深い朝鮮半島自体の平和維持については、確かに北と南と軍事的対決はある、あるいは小競り合い等も行われておる、しかしながら中ソもここに事が起こることを好まない、もちろんアメリカも好まない、したがって、いまここでアメリカの軍隊を韓国から引くということがない限りにおいては朝鮮半島において事が起きるというふうには考えていない、その意味において
○石井委員 ただ、そのことによりまして、朝鮮半島の二つある政府というふうなものを、朝鮮半島自体を分断するという、そういうことがわが国の国益にとってプラスにならない、こういう見地もあるわけでありまして、ベトナムにおいても東西ドイツにおきましても、やはり緊張の緩和というものの状態ができてからこれを認めております。
○坂田国務大臣 私の朝鮮半島自体に対する判断は、先ほどから総理がお答えになっておりますように、南北間における小規模の武力衝突はございますけれども、大規模な戦争状態というものは、ソ、中、そしてアメリカも、しかも日本ももちろん望んでいない、こういう状況におきましては、抑制されるものだというふうな判断をいたしておるわけでございます。
坂田国務大臣 先生の御質問にお答えする前に、実はポストベトナム以後のアジア情勢といいますか、そのことについての私の認識を先ほどお答えをいたしたわけでございますが、朝鮮半島には武力的な南北の対峙はある、そして衝突事件も小規模ではあるけれども起こっておる、あるいは片側でトンネルも掘っておる、そして韓国においてはかなり心理的な影響も起こっておるという、そういう実態はあるんだけれども、しかし今日、中ソ自身が朝鮮半島自体
日本だけが、おまえ一人が力んでもだめだろうと言うが、世界だれもが、やはり朝鮮半島に軍事衝突の事態を起こしてはいけないと皆が考えておりますから、これは各国と協力してそういう事態を防ぐための国際的環境というものがすでにあるわけですから、何もないのに日本が一人相撲ではないわけですから、私は、絶対という言葉は使いませんよ、世の中のこと、しかし朝鮮半島自体がそういう軍事衝突の事態が起こるような——小さい紛争はあるでしょう
この問題は朝鮮半島自体の問題であるとともに、これは国際関係にも重要な影響があるし、国連自体にも私は今度の秋の総会等にも関連する多くの問題を内包しておると思っております。先ほど述べた米韓の会談は、先ほど大臣もお触れになりましたように、これは今秋の国連総会に提起が予想される朝鮮問題についての打ち合わせであることは間違いないと思います。
で、日本政府がこの朝鮮半島に対してどういう施策をするか、どういう姿勢をとるかということは世界も注目いたしておりまするし、朝鮮半島自体の内部の事態の進展につきましても相当大きなインパクトを持っておるものと考えるわけでございます。
○大平国務大臣 去年の七月四日に開始されました南北の対話というもの、朝鮮半島の平和的な統一、しかも自主的な統一を道標として対話が開始されたことは、朝鮮半島自体にとりましてたいへん祝福すべきことであると存じますばかりでなく、隣国である日本といたしましても、このことを歓迎し、その成功を期待いたしておるわけでございまして、これに対しまして評価を聞かれますならば、わが国の立場からもこれは高く評価いたしておりますとお
つまり、私は朝鮮半島における平和ということをこいねがっているがゆえに、そういう観測になるかもしれませんけれども、国連においては、この一、二年、おそくも二、三年には、かなり朝鮮半島における見方の変化というものが出てくるのじゃないか、そういうふうに思いまするし、また、朝鮮半島自体にも、これは時の流れというか、それに応じましてだんだんと変化が出てくると、こういうふうに見ております。