1953-12-01 第18回国会 衆議院 本会議 第2号
われわれは、まず朝鮮休戦会談の成立にあたつて、国連の監督のもとにおける全朝鮮の自由選挙を通じて、朝鮮を平和的に統一し、高度民主主義国家たらしめ、かつ米韓安保条約と北鮮と中ソとの軍事的提携の方式に反対し、朝鮮をいずれの陣営の衛星国でもない緩衝地帯とし、その領土保全と独立を、ソ連、中共、日本、アメリカ並びにインド等の諸国が保障すべきであると思うのであります。
われわれは、まず朝鮮休戦会談の成立にあたつて、国連の監督のもとにおける全朝鮮の自由選挙を通じて、朝鮮を平和的に統一し、高度民主主義国家たらしめ、かつ米韓安保条約と北鮮と中ソとの軍事的提携の方式に反対し、朝鮮をいずれの陣営の衛星国でもない緩衝地帯とし、その領土保全と独立を、ソ連、中共、日本、アメリカ並びにインド等の諸国が保障すべきであると思うのであります。
或いは朝鮮休戦会談後の政治会議等に日本代表として出席が可能であるのかないのか。或いは朝鮮休戦による極東の情勢の変化等について吉田総理としてどういう問題の把握のされ方をしておるのかどうか。或いはマレンコフの対日平和問題についてのちらほら現われておる件に対して、日本政府としてどういう考えを持つておるのかどうか。
特に私が聞きたいのは、今度の朝鮮休戦会談成立後、英濠軍というものは全体どうなるのだ、こういうような点も私は併せて一つお答えが願いたいのです、
○成瀬幡治君 誠に非常に抽象的で私どももう少しはつきり言つてもらいたいわけですが、朝鮮休戦会談が成立しようとしまいと、日本に対する、まあ国際と言いますか、対外政策というものは、そういう危機というようなもの、或いは心配というようなものは少しも影響がない。朝鮮休戦会談は日本の治安問題についてはさらさら影響がないと、こういうふうに判断しておられますか。
この三〇%の証拠金を出せばいいということに大体できて、この法案の一番骨子をなしておる、こういうふうに私には見えるのですが、大臣がまあ御存じないという場合に、この大事な信用供与につきまして、なぜ私が申上げるかというと、去年の暮から春にかけまして、朝鮮休戦会談のああいう進み方をするまでは、一般識者はややもすると株式取引所の株の動きは健全なる投資というよりも投機に走り過ぎておる、こういう批判が大分起きたわけであります
内外の情勢はまことに多端でございまして、しかもわが国を取巻く朝鮮休戦会談以来の産業経済上の情勢を見まするに、われわれは日本再建のため一段と努力して参らなければならぬことは申すまでもございません。しこうして二十八年度総予算は、まさにわが日本再建のために、牢固たる決意のもとに、再建の諸方策上最も緊要なる施策を盛り込まなければならぬと考えるのでございます。
○菊川孝夫君 今度の十八条については、私が今申上げましたような疑義が実際問題として相当生じ得ると思うんですが、経済界の変動によつてこの損害が生じたのか、朝鮮休戦会談によつてその有価証券の値下りによつて損害をこうむつた場合に、朝鮮休戦会談というような事件のためにこれは値下りをこうむつたのか、それとも今言つた簿外債務等があつたということが暴露したために叩かれてそれが下つたかというと、どれだけ、百円下つたにしても
ただ記者諸君から、朝鮮休戦会談がどうなるだろうかと聞かれたから、朝鮮休戦会談は、あるいは早急にまとまるかもしれないが、今後の政治会談というものはなかなか容易なものではなかろう、これを言つたのであります。私のいわゆる試案なるものとは、全然関係がないわけであります。
○木村国務大臣 朝鮮休戦会談がおそらく成立するであろうとは思いますが、はたしてその結果どうなるかということについてはまだ予想はつきません。従いましてそれに対してどう対処して行くかということについてはまだ見当はついておりません。
私の申したのは、たしか記者諸君からは、朝鮮休戦会談によつて日本の保安隊なんかのあり方について変更すべきであろうかというような話の内容でありました。それに対して、それによつてはさしあたり今の保安隊の計画なんかはかえるつもりはない、こう申したように記憶しておるのであります。
そこで諸君には甚だお気の毒とは思いましたが、とにかく今国家の財政経済が非常な難関にぶつかり、更には朝鮮休戦会談を契機として、将来の日本資本主義経済の方向というものさえも実際私は心配だと思うのであります。その点は資本主義の枠の中の中核分子として活躍をせられているあなたがた自身が、むしろ私よりは痛切に感じておられると思います。
○河野(密)委員 今申し上げましたように、三月三十日の北京放送で、俘虜交換に関する協定に調印する用意があるということが、今回のいわゆる朝鮮休戦会談が成立しそうな運びに至つたきつかけでありまするが、これはちようど、時あたかもわが国においては総選挙のまつ最中でございました。
○河野(密)委員 私はただいまの岡野さんの説明を承りますと、朝鮮休戦会談はできても、事態はごたごたしばらく続く。これをいかにも日本経済のためには希望るかのごとくとくその意味ではむろんないでしようけれども、続くことを前提として、私はいろいろなことをお立てになつておることは非常に不満足であります。
根本方針に変化はないということは、自由主義諸国との国交をいよいよあたためて行くという根本方針に変化はないのであつて、従来二つの世界の冷たい対立といわれて、どうも話合いができなかつたというような各国に対して、今日の朝鮮休戦会談は、話合いのできる一つの基礎を世界に投げかけておると私は思うのであります。
○川崎委員 もし朝鮮休戦会談が今日の俘虜釈放問題を契機として多少の紛乱があるにしても、大筋を歩んでいよいよ休戦が決定的なものとなり、朝鮮動乱が終結するといたしますと、アイゼンハウアー大統領は、すでにしてその後においては韓国との間に安全保障条約を結ぶ、こういうことをアメリカの議会においても声明されているようであります。
まず私の考えを率直に申し上げさしていただきますならば、朝鮮休戦というものは世界の平和並びに経済界に非常な関心を持たれておりまして、これに対してどういうことになるだろうかということが、おそらく全世界の視聴の中心になつているわけでございますが、私の考えといたしましては、朝鮮休戦会談は一昨年の七月に始められたものでございまして、その後約二年の年月を、お互いに論議をしながらこの会談が続けられておるのでありますが
両陣営の対立を話合いによつて緩和して行く方向に持つて行こうじやないかという提案がなされ、引続いて周恩来或いは金日成によつて朝鮮休戦会談の提議がなされ、これらの提案に対して、アイゼンハワーは、四月の中旬に新聞編集人協会の午餐会において初めて、若しソ連が平和的に問題を解決しようと思うならば、実践によつてそれを示すべきだという形においてアメリカの大統領も同じように平和への方向を指し示したと思うのであります
現に朝鮮休戦会談ということが伝えられると、株界も商品界も影響を受けておるのです。そこで問題はこの特需でありますが、私たちのお伺いしたいのは、特需の金額は、おつしやつてもけつこうでありますが、この特需の内容でございます。かつて終戦処理費というものが日本経済に非常な影響を持つておつた。
この朝鮮休戦会談の成功の結果の、関係各国への勧告の趣旨に従つて決定するというように御答弁あるべきだと考えますが、政府はどういうふうにお考えになるか、今までの答弁をお改めになるほうが私はよろしいのではないかというように考えます。これが第一点であります。
そして来年になるまでの間に、誰でも希望しているように、朝鮮休戦会談というものは恐らく成功する、終結に到達するのじやないか。
でありますから今のようなお答えの御趣旨をもう少しはつきりされて、現在止むを得ない、実際問題として止むを得ない、交渉がいわゆる南鮮の政府というものを通じて行われているということは事実でありますから、それは別に御訂正を私も要求をしないのでありますが、併し先日総理大臣兼外務大臣に向つて私がお尋ねをいたしました質問に対して、総理大臣もその点においては賛意を表されて、朝鮮休戦会談の一刻も早く成立することを希望