1965-12-11 第50回国会 参議院 本会議 第14号
対馬海峡から朝鮮付近の公海に出漁する漁民は、それを不安に思っているのであります。なぜ政府は、この宣言を廃止させるか、抵触する部分を訂正させるかの措置をとらなかったのでありましょうか。あるいは議定書または交換公文でそのことを取りつけなかったのでありましょうか。これは、この条約の重大な欠陥であります。この点もまた、われわれの断じて容認しがたいところなのであります。
対馬海峡から朝鮮付近の公海に出漁する漁民は、それを不安に思っているのであります。なぜ政府は、この宣言を廃止させるか、抵触する部分を訂正させるかの措置をとらなかったのでありましょうか。あるいは議定書または交換公文でそのことを取りつけなかったのでありましょうか。これは、この条約の重大な欠陥であります。この点もまた、われわれの断じて容認しがたいところなのであります。
この七日、八日、九日にわたります低気圧の状況は、一つの低気圧が台湾の南方から発生いたしまして北東に進み、一つは、朝鮮付近から出まして、これが三陸沖で合体して非常に大きく発達してこの強風をもたらしたものでございますが、この九日の午前九時、青森県東方六百キロ付近におりましたときの低気圧の状況は、中心の気圧が九百六十二ミリバールというような、ほとんどこれは台風に匹敵するくらいの強さになっておりましたが、その
海上警備について、とにかく最近、ソ連領なり、カナダ領なり、あるいは朝鮮付近なり、そういうような問題が、あなたはあまり起きておらぬと言うけれども、私の知る範囲では、かなりそういう事故が起きておる。
つまり、朝鮮の平和的統一なんかということは、まあ非常にけっこうなことには違いない、これは敬虔なる祈りといいますか、希望といいますか、事実なかなかそういうことはあり得ないんだということを、まあ僕らがネールさんから期待したような、理想主義的だというか、やや現実よりももう一つ次元の高い段階の国際秩序なり、朝鮮付近の国際平和のあり方を考えておるだろうという期待から見ると、やや肩すかしを食わされたような、きわめて
○甲斐中委員 私はこの朝鮮付近の水面における日本漁民射殺事件に関連して外務政務次官にお伺いいたしますが、日本漁民射殺事件に対する李承晩大統領並びに金公使、あるいは公使の秘書とかいう者の声明を総合しますと、李承晩ラインは正当なものである、これを侵すものが悪いということと、この区域内に入つた日本の漁民の生命は保障しない、つまり殺されても知らないという二点に要約されると思います。
現在におきまして、この朝鮮水域におきますわれわれの考え方といたしましては、日本の漁船というものは、いわし網その他の関係で相当に漁獲も減つておりまして、朝鮮付近における漁業というものが、非常な大きな問題になつて来ておるわけでございます。われわれといたしましてはこれらの漁船が、お話にありましたいわゆる公海における自由の原則というものを十分に獲得できるということを期待しております。