1948-05-07 第2回国会 衆議院 電気委員会 第2号
敗戰後、樺太、朝鮮、満州、台湾を失つた現在、今後開発して國家の用に立たす上に、東北が一番大事な土地であるというときに、現在のような配電量では、いかんともできない状態にあるのであります。わが山形縣は無盡藏の亞炭、石油のほか地下資源及び林産の開発、中小工業の発展、特に寒冷地において絶対必要とする農村電化の普及をはかつて、農産物の増産を期する対策が緊急なのであります。
敗戰後、樺太、朝鮮、満州、台湾を失つた現在、今後開発して國家の用に立たす上に、東北が一番大事な土地であるというときに、現在のような配電量では、いかんともできない状態にあるのであります。わが山形縣は無盡藏の亞炭、石油のほか地下資源及び林産の開発、中小工業の発展、特に寒冷地において絶対必要とする農村電化の普及をはかつて、農産物の増産を期する対策が緊急なのであります。
すなわち、文部省の発しましたる今年一月二十四日附文部省指令官学五号によりますれば、一、朝鮮人の学齢兒童は当然日本人同樣の義務教育を受けなければならない、二、朝鮮人が学校を径営する場合は、私立学校として当該知事の認可を受けなければならない、三、朝鮮語の教育は課外に行うことは差支えない、備考といたしまして、朝鮮人送還計画に関する昭和二十一年十一月二十日附総司令部発表、送還を拒否して日本に在住することを選択
大阪府では、二月十日、朝鮮人学校長及び学校設立者に対して、前記文部省の通牒を発送して、同時に朝鮮人学校は法令による認可手続をとり、また朝鮮人学校教職員の適格審査をただちに施行すべき旨の通牒を発送したのであります。
事件発生の原因でありますが、まず遠因について述べますと、かねてより浜松市内においては、いわゆる暴力團と目さるる元小野組に対し一部朝鮮人の勢力、急激に増加し、相対立していた模様で、その間にあつて元小野組親分小野近義氏は、数回にわたり朝鮮人対日本人のけんかの仲裁をなしたが、これが結果はいずれも朝鮮人側の不満を買つておりました。
○高津委員 ただいま文部大臣の御答弁を聽いたのでありますが、その最後の言葉に、日本人が過去において朝鮮においていろいろやつた悪いことの罪滅しの意味においても、合理的な、友愛的な態度でもつて朝鮮人に接したい臨みたいと言われた言葉は、私非常に同感でありまして、満足するものであります。
○高津委員 私は朝鮮人学校教育問題に関する質問をいたすのでありますが、まだ鈴木國務大臣の出席がありませんので、ただちにその出席を督促していただきたいと思います。 第一に、五月三日に文部当局と朝鮮人連盟との間に朝鮮人学校問題について仮調印が行われたことは、とにかく一應の解決でこれを喜ぶ点において私は人後に落ちるものではないということをこの際特に明らかにしておきます。
日本におる朝鮮の人々の兒童の教育ということは、終戰後非常に重要な問題になつておりましたのでありますが、殊に昨年学校教育法が行われるようになりまして、朝鮮の兒童生徒をどういうふうに扱うかという問題は、関係当局との関連をもちながら愼重に考究されてもいつたのであります。
過般私は朝鮮人騒擾問題で丁度大阪におつて、大阪府知事赤間君、府会議長廣瀬君とあの渦中のただ中に、知事室で会見いたしまして、身の毛のよだつような思いをしたのであります。この問題が事前の日本政府の打つべき手によつて防止し得たかどうかは問題でありましようが、神ならんお互としては、かかる問題が惹起したことに対しては、謙虚に顯みなければならんと思います。
この事件は音樂隊を頼む頼まないの問題で発生した事件でありまして、朝鮮人の某氏はこれがために檢事局の令状で留められております。この方はその時はおりませんで、某食堂へ行つて飯を食つておつて自分はいなかつたが、令状を発せられた。
その点尚今度とも一つ対立的でなしに、問題を中からほぐして行くというような行き方を取るのがよいのじやなかろうか、今度不幸にして朝鮮人の騒擾事件等にも、どうも共産党が入つていた、その中に全逓がいたのじやないかといつたことも新聞等に出ておりまして、いろいろ私共としましても非常に肩身の狭いことでありまして、申訳ないと思つております。
○大池事務総長 治安及び地方制度委員長から、朝鮮人の騒擾事件について現地調査のため大阪市と神戸市へ委員を派潰したいという申出があります。派遣される方は松澤兼人さん、小暮藤三郎さん、川橋豊治郎さんのお三人でありまして、期間は五日間であります。
治安及び地方制度委員長より、朝鮮人騒擾事件における当局の措置及び治安状況実地調査のため鈴木直人君、岡本愛祐君、岡田喜久治君及び村尾重雄君を、又司法委員長より、朝鮮人騒擾事件の実情及びこれに対する当局の措置実地調査のため中村正雄君、及び宮城タマヨ君を、それぞれ兵庫縣、大阪府に五月四日より八日までの五日間の各日程を以て派遣したいとの要求がございました。
今回の事件は山口、岡山等の場合と同じく、政府の方針に基きまして、大阪府、兵庫縣知事が朝鮮人だけで経営し、朝鮮語を以て朝鮮人の子弟だけを教育する学校、初等義務教育でありまするが、その府縣内に許して置くことは適当でないというので、すべて日本の教育基本法に則る教育に改めまするために、朝鮮人の学校に閉鎖を命じ、それぞれの校舎の管理をそれぞれの自治体に委ねて朝鮮人も入学せしめる。
大阪、神戸において学校閉鎖問題につき、朝鮮人の騒擾事件なるものがあり、それに対して政府はこれに善処することができず、暴行、脅迫があつたということでGHQの非常事態宣言が出されたことは甚だ遺憾であります。更に今日この問題を、本議場において話しまするときに、更に私は議員諸君の冷静と道理とを期待しなければなりません。朝鮮人教育問題は、よく話せば相互了解ができない筈のものではありません。
————————————— 本日の会議に付した事件 裁判官の報酬等に関する法律案(内閣提出)( 第五一号) 檢察官の俸給等に関する法律案(内閣提出)( 第五二号) 朝鮮人騒擾事件に関する件 —————————————
○鈴木國務大臣 今度の朝鮮人騷擾問題に関しましては、私は二十七、八両日に跨つて、現地でつぶさに調査をいたしてまいつたのであります。
○参事(河野義克君) 治安及び地方制度委員会から、朝鮮人騒擾事件に関して議員派遣を許可されたいという要求書がでておりますから朗読いたします。
昭和二十三年四月三十日(金曜日) ————————————— 本日の会議に付した事件 ○復興金融公庫の機構及び業務内容に 関する調査期間変更の件 ○電氣事業再編成に関する調査承認要 求の件 ○舞鶴、函館両引揚港実地調査のため の議員派遣要求に関する件 ○朝鮮人そうじよう事件における当局 の措置及び治安状況調査のための議 員派遣要求、朝鮮人そうじよう事件 の実情及びこれに対する当局
一昨日芦田首相及び森戸文相の御出席を得まして、只今申上げました關西における朝鮮人騒擾事件の審議をいたしまた後に御相談申上げるべき筈であつたのであります。私が失念いたしておつたのでありますが、衆議院では司法委員の方が三名右の實地調査のために派遣せられたようであります。
本日只今まで閣議が開かれておりまして、大體豫定は十一時に本委員會に鈴木法務總裁が見えまして、先般來の神戸、大阪における朝鮮人の騒擾事件に關する御報告を更に願うことになつておるのでありますが、只今法務總裁に更に催促をいたしておるわけでありますが、それに先立ちまして司法委員会からお申出がありまして、この鈴木法務總裁の報告を聞くことを司法委員會と合同委員會を開いて同時に聽くように取運んでくれというところのお
昭和二十三年四月三十日(金曜日) 午前十時二十六分開會 ————————————— 本日の會議に付した事件 ○消防組織法の一部を改正する法律案 (内閣提出、衆議院送付) ○朝鮮人そうじよう事件に關する調査 のための議員派遣要求に關する件 ○小委員選定の件 ○地方自治法の一部を改正する法律案 (内閣提出、衆議院送付) —————————————
最初に三百人前後の朝鮮人が不意に縣廳の中に闖入した、これをなぜさせたかということについて、先ほども御疑問があつたようでありますが、警察の方におきましては、二十六日のデモということに頭を奪われて、ほとんど準備をしていなかつたということは、遺憾ながら事実であつたと思うのであります。またこれに対する情報も十分とれていなかつたということも遺憾な事実であります。
○溝淵政府委員 大阪と神戸におきます朝鮮人学校の問題に関しまする事件について、現地を視察してまいりました状況について簡單に申し上げたいと思います。神戸の方が問題としても大きく取上げられておりますので、神戸を中心にして申し上げたいと思います。
○坂東委員長 次には大阪市及び神戸市における朝鮮人騒擾事件に関し、当局より説明を聽取いたします。実地を視察に参りました國家地方警察本部次長溝淵増己君から、その内容の説明をお願いいたします。
水久保甚作君 鬼丸 義齊君 宇都宮 登君 松井 道夫君 松村眞一郎君 星野 芳樹君 西田 天香君 宮城タマヨ君 小川 友三君 ――――――――――――― 本日の会議に付した事件 ○関西における朝鮮人
今回の事件は、山口、岡山等の場合と同じく、政府の方針に基きまして、大阪府、兵庫縣知事が、朝鮮人だけで経営をし、朝鮮語を以て朝鮮人の子弟だけを教育する学校、日本の学校を借りて使つておるのでありまするが、初等教育、義務教育でありますが、その教育をその府縣内に許しておくことは適当でないというので、すべて日本の教育基本法に則る教育に改めまするために、朝鮮人の学校に閉鎖を命じ、それぞれの校舎の管理をそれぞれの
いたずらに興奮してやれば、日本の將來にとつて、言いかえれば、日本と朝鮮とは將來相提携し、相助け合つて進まなければならない、その二つの國の問題について、重大な問題を起す可能性がある事件であります。從つて私どもの方では、今鈴木総裁のなされました報告に対して、二、三問題があると考えますので、簡単に質問したいと思います。
今回の事件は、山口・岡山の場合と同じく、政府の方針に基きまして、大阪府・兵庫縣知事が、朝鮮人だけで経営し、朝鮮語をもつて朝鮮の子弟だけを教育する学校—もちろん初等義務教育でありまするが、これをその府縣内に許しておくことは適当でないと思いまして、すべて日本の教育基本法に則る教育に改めますために、朝鮮人の学校に閉鎖を命じ、それぞれの校舎の管理をそれぞれの自治体に委ね、朝鮮人も入学せしめる、朝鮮語による教育
浜松事件とは異なつて、一團体と朝鮮人との私的乱闘ではない。これは教育行政の問題に発して、檢察当局の処置よろしきを得ていなかつたとわれわれは考えるのですが、さらに朝鮮人ならばいかなることをやつても法にも触れなければ、行政命令にも解ける。
○徳田球一君 これは派遣してよいと思いますけれども、しかし両方の立場があり、朝鮮人は朝鮮人としての民族的なプライドがある。そしていろいろ問題がある。だからこの問題はやはり両方の立場を調べなければならぬ。司法委員会で朝鮮の人々を証人として喚んで、事実この事件が朝鮮人の乱暴によつて起つたのか、あるいは日本官憲の朝鮮人を弾圧するための懲罰行為をやつた結果起つたのか、重大な問題です。
————————————— 本日の会議に付した事件 朝鮮人騒擾事件について現地調査のための委員 派遣承認要求に関する件 —————————————
次に御意見によりまして、今般大阪、神戸に勃発した朝鮮人騒擾事件について、司法の威信保持のため、檢察当局の措置、及び朝鮮人のわが國法遵守態度に関する調査のため、五日間の予定をもつて、大阪高等檢察廳、並びに地方檢察廳、神戸地方檢察廳、大阪府廳、並びに市廳、兵庫縣廳、及び神戸市廳に、委員石井繁丸君、中村俊夫君、明禮輝三郎君の三君を派遣するため、承認要求書を提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○國務大臣(森戸辰男君) 朝鮮人の學校問題で、非常に大きな問題の起りましたことは、誠に遺憾に存じておるのでありますが、實は朝鮮人の子弟の教育が終戰後直ちに私共文部當局といたしましては、強い關心を持つておつたのであります。
第一に、委員長の話にしても、朝鮮人の一部の者は特權的意識を持つて、それが今日の騒擾に關係があるようにいつておられるが、これも朝鮮人の一部にそういう者があることは、そういうことは否めないことで、現に終戰前日本の支配階級にこき使われて、えらい目に遭つて來た連中で、その反動として、甚だ遺憾なことではあるが、一部の者には特權のような考え方を持つて來ておる者もある。
先般來本委員會におきましては、治安の見地から日本に在留いたしておりまする朝鮮人の犯罪問題につきましては、特に多大の關心を抱きまして、今日までいろいろ研究を續けて參つたのでございますが、たまたま本日の四日から七日に亙りまして、靜岡縣濱松市において、同市在住のテキ屋、及び興行師の親方であるまする小野某なる縣會議員を主盟といたしまする小野組一家の者と、朝鮮人とがそれぞれ約二百名ばかりずつ、何れも徒黨を組みまして
————————————— 本日の会議に付した事件 地方自治法の一部を改正する法律案(内閣提 出)(第四一号) 神戸市の朝鮮人騒擾事件に関する件 —————————————
それは私と門司君、千賀君、それから崎川書記でありますが、向うに参りまして市長、知事、公安委員並びに署長等二十名集まりまして、その事件の内容を聽き、また新警察法適用の状態及び運営状態等を聽いたのでありますが、要するにあの事件は昨年からのことでありまして、すなわち朝鮮人側と小野組に確執がありまして、それにいろいろの関係が起りました結果、ああいう事件が起つたのであります。
それと本日衆議院の本會議において、朝鮮人騒擾事件等につきまして緊急質問がありまして、總理は本會議に、こちらから參りまして、直ぐその後四時の閣議に出て、未だ閣議はやりつつあるのであります。そういう關係で出ることができませんでしたので、その點は御了解を得たいと思うのであります。