1963-03-26 第43回国会 衆議院 運輸委員会 第19号
これは、朝田次官にはお尋ねしなかったから、一つ、朝田次官はどう考えますか。
これは、朝田次官にはお尋ねしなかったから、一つ、朝田次官はどう考えますか。
○久保委員 そうしますと、先ほどの朝田次官の数字の御答弁は、これはインダストリアル・キャリアではなくて、専用船、タンカーの現在数でありましたか。そうですね。
○久保委員 朝田次官がおっしゃったのはだいぶ数字がかけ離れておるわけですが、これは大丈夫ですか。あまりかけ離れておるから、念のために確かめておきます。
しかしオーナーの一番大きな問題は、朝田次官からもお話があったように、オペレーターとの靱帯を切るということであります。それをそのままにしておいては——あなたもおっしゃる通り、それがなければこのままでいいです。それはもう必要悪ということで是認するならばこれでいい。しかし日本海運界の前向きの姿勢をつくり、再編成だというのには、少し問題が残りそうだということです。
そういう意味で私は先ほど申し上げた通りですが、政府自体は今朝田次官の御答弁の通りに今日海洋の自由を了解しているのですか。そうだとするならば、今日オープン・コンファレンスにおけるところのアウト・サイダーの規制について、海洋の自由を新しい観点から守るという立場からも、わが国は当然率先して海上運送法の改正によってこれを防ぐべきだと思うのですが、それはどうなんですか。
○久保委員 それでは朝田次官に一つお尋ねいたしますが、この集約によりますれば、今まで提案された法律によりますれば、このオペレーター、オーナー間の系列はますます強くなる、こういうふうにとれるわけです。そうでなくても、日本のオーナーの機能は、計画造船が生んだ一つの特徴として、オペレーターとオーナーの系列は、早くいえば強い、そのためにオーナーの機能というものは硬直化している。