1960-06-09 第34回国会 参議院 社会労働委員会 第36号
釧路市においては、市消防署の望楼勤務者が、釧路川の流木の流れを見て、異常引潮に十勝沖地震の経験から津波によるものと判断し、四時四十分ごろサイレンを吹き鳴らして、市民に予告しておりますが、四時五十分ごろの第三波による最高三メートル七十センチの押し波で、漁船、はしけ、船舶荷役設備、木材流失、その他に約一億二千万円の被害を招き、釧路港は釧路川の泥土流入のため航路が埋まり、これが復旧には相当多額の経費を要するものと
釧路市においては、市消防署の望楼勤務者が、釧路川の流木の流れを見て、異常引潮に十勝沖地震の経験から津波によるものと判断し、四時四十分ごろサイレンを吹き鳴らして、市民に予告しておりますが、四時五十分ごろの第三波による最高三メートル七十センチの押し波で、漁船、はしけ、船舶荷役設備、木材流失、その他に約一億二千万円の被害を招き、釧路港は釧路川の泥土流入のため航路が埋まり、これが復旧には相当多額の経費を要するものと
釧路市におきましては、市消防署の望楼勤務者が釧路川の流木の流れを見て、異常な引き潮に、十勝沖地震の経験から見て津波によるものと判断し、四時四十分ころ、サイレンを吹き鳴らし、そうして四時五十分の第三波による最高三メートル七十の押し波で、漁船約三千七百万円、はしけその他約二千百万円、船舶荷役設備四百七十万円、木材流失一億一千百万円余、その他約一億二千万円の被害を引き起こし、釧路港は釧路川の泥砂が流入し、
それから消防本部の方で火災を探知せられましたのは、午後十時三十八分ごろに望楼勤務の常備消防の方が発見してくれております。消防ポンプの出動は大体二十台、消防団員の方が約二千人、警察官が約百十三名出動しております。