1961-10-20 第39回国会 衆議院 大蔵委員会 第8号
これはいわゆる制度金融と申しておりますが、たとえば従来で申し上げますと、有蓄農家の創設資金であるとか、あるいは農業改良資金であるとか、そういうようなもの、災害の場合の天災融資法というようならものが大体そういう部類に入るわけでございます。そういう大体三つの段階で農業金融をやって参ったということが言えるのじゃないかと思います。
これはいわゆる制度金融と申しておりますが、たとえば従来で申し上げますと、有蓄農家の創設資金であるとか、あるいは農業改良資金であるとか、そういうようなもの、災害の場合の天災融資法というようならものが大体そういう部類に入るわけでございます。そういう大体三つの段階で農業金融をやって参ったということが言えるのじゃないかと思います。
○岸国務大臣 お話の通り農業政策を推進する上におきまして、私も私の郷里においてそういう実態を見ておるのでありますが、乳牛を飼うことが、有蓄農業とし、また酪農業の面からいって農家の経営上非常に有利である、これを大いに奨励する。これを買い入れる資金等の貸付その他のなにについても適正な保護を加えていく。
ところが今のあれでは農協が貧弱だというと有蓄農家創設資金が入っていかない、しかもむしろ入れる必要のないようなところに入っていっておるが、こういう点についても、有畜農家創設資金の貸し出しがどんなふうに動いておるのかということを実情を調べておるのかどうか。これもまかり間違うと都市近郊のいわゆる搾乳業者に相当流れておるのじゃないかという疑問があるわけです。
それについてはやはり有畜農家経営ということで乳牛等の導入による酪農経営を主体としてやっていきたいというようなことで、ずいぶん力こぶを入れてやっていくようでありますが、ここにあります乳製品事業というのは、森永とか明治、これらに匹敵する農協と申しますか、有蓄農家といいますか、これらが使役し得るような新しい企業を作らせるというようなことですか、そういう点には至らず単に簡易加工場をもつという程度のことを指しているのですか
そういたしますと、貨車の面から申しましても、忙しくないときは普通の有蓄車として使えますので、割合に経済的です。こういう車を作りたいということを考えております、
従いまして今お話の有蓄農業に関することは、これだけにウエートをおかけになることは、これは無理でありますけれども、これとあわせていくということは、最も考えねばならぬことと思うているのでございます。それで三宅さんのお話もありまして、文教委員会を中心といたして、一つこの給食の問題全体に対する検討をしようということで、委員会を設けることにいたしております。これはひとり文部省関係だけではございません。
○大坪政府委員 ただいま有畜農家創設特別措置法と今回御提出いたしました酪農振興法案との関連につきまして御発言があつたのでありまするが、御承知のように、わが国の農家を安定せしめ、かつ農業生産力を発展させまするためには、無畜農家の解消が最も必要な事業であるのでありまして、その意味合いにおきまして、先国会において有蓄農家創設特別措置法の御審議を煩わし、その成立を見たのであります。
まず第一にこの酪農振興法案と、有畜農家創設特別措置法との関係でありますが、有蓄農家創設の特別措置法によりますると、有畜農家の創設に対する規定が規定されておるわけであります。
御指摘の通りでありまして、これがあらゆる疾病の流行の根源をなし、或いは極めて見苦しい非文化性の姿を露呈いたしておる次第でありますが、ところがこの問題につきましては私どももかねて非常に心配をいたしておる次第でありますが、何分にも最近とみに行詰つた仕事でありまして、従来はどうやら農村還元というものによりまして明治初年以来、否、徳川時代以来農村還元という形で出しておりましたものが、最近化学肥料が増産になる、有蓄農業
この経費として総額八億九千九百万円(前年度五億六百万円)を要求いたしておりますが、主なるものについて申上げますと、先ず有蓄農家利子補給金として二億六千万円(前年度一億六千三百万円)を計上いたしておりますが、これは二十七年度以降の導入家畜についての利子補給金であります。
有蓄農家に対する援助のやり方、あるいは牧野改良事業費の補助であるとか、あるいは開拓地についても今度は一部認められておりますが、一方においては、すでにきまつておる開拓事業費というものを削除して、そうして新規に冷害対策の方へこれを移しているというふうに見える分もあるわけでありますから、そういうものを総体として考えて見て、実際に農民なり、あるいは農村方面に対する冷害対策として、地方公共団体にはこういうものを
会議に付した事件 一、日程第一 治山治水に関する決議案 一、日程第二 昭和二十八年六月及び七月の大水害による災害地域内のたい積土砂の拝除に関する特別措置法案 一、日程第三 建築士法の一部を改正する法律案 一、日程第四 建築業法の一部を改正する法律案 一、日程第五 理科教育振興法案 一、日程第六 私立学校教職員共済組合法案 一、日程第八 農林漁業組合連合会整備促進法案 一、日程第九 有蓄農家創設特別措置法案
○高田(富)委員 現在農林中金でやつている有蓄農業奨励の見地からする資金は、ただいま三十四億というふうなお話でありましたが、これは固々の農家に対しましても、一般に利用できる形になつているのか。それとも協同組合等の組合でやる場合、あるいは組合で一括してまとめて相当量以上の規模で借り入れる場合にのみ、利用されるような形になつているのか。
特に今度の有蓄農家創設の問題は、そういう点を強化して行くようにしたならば、非常に迅速にやつて行けるのではないかと考えております。
次に、有蓄営農の奨励に必要な経費といたしまして、二千四百十八万八千円を本年度計上いたしております。この内容のおもなものをかいつまんで申し上げますと、これは立て続けに説明書きしてありますので、私から項目にわかつて御説明申し上げますと、最初に牧野改良費を計上いたしたのであります。
田と畑というような区別が取除かれて、従つて畑が人工灌漑によつて水田にもなり、或いは水田が畑にもなる、こういう條件を満たしてこそ初めて機械化農業も有蓄農業もできるのであります。そういう一つの現われといたしまして、関東の埼玉でありますとか、或いはその近くでやつておりますいわゆる陸田農法という畑に人工的に水を灌漑することによつて水稲を植える。
それから前後しましたが、有蓄営農の奬励の金は、これは五百八万二千円余でございまして、昨年度三百主十九万円に比較しましてやや増になつております。それから酪農振興の関係でございますが、これは先ず前年度と殆んど同じでございます。それから飼料の生産指導関係でございますが、これは統制の撤廃に伴いまして、予算額自体は減少しております。
政府は、いわゆる農業の有蓄化をとなえ、有蓄農業を云々いたしますが、農民が豚を飼えば、飼うことによつて引き合うのではないのであつて、豚のくそつぼをつくるのと何のかわりもい。鶏を飼えば、税務署のごろつきのためにただの鶏を飼わせられる以外の何ものでもないのであります。しかも、こういうような條件のもとにおいて、外国から高い食糧がどんどん入つている。
第三といたしまして、我が國の食糧不足の一因は蛋白給源の不足にあることは明らかでありまして、これが充足のため食用有蓄農業の急速なる発展及び漁業の振興に一層の努力をなす必要あることは勿論でありますが、更に我が國の面積、資源と人口の関係より考えたときに、蛋白給源の充足には将來人造蛋白にその補給を求むる外ない結果となるのではないかと考える者であります。
これに関しまして農林大臣から農業の機械化、有蓄化、協同組合化等の方策を示されましたが、私はこれらの施策を一段と前進いたしまして、そうして工業と農業を結合し、都市と農村を結合する必要があろうと存じます。我々はこのために農業機械化協會を只今準備中であります。