1978-03-03 第84回国会 衆議院 法務委員会 第7号
○西宮委員 先ほどのヒルスベルグは第二番の原因として、共同被告人の有罪証言の無批判な尊重ということを言っております。つまり、共犯者の証言を無批判に採用してしまうということが誤判の原因だと二番目に挙げているわけです。これは最高裁でもそういう点は無論注意をしておられると思いますけれども、さらに私はこの機会に注意を喚起しておきたいと思います。
○西宮委員 先ほどのヒルスベルグは第二番の原因として、共同被告人の有罪証言の無批判な尊重ということを言っております。つまり、共犯者の証言を無批判に採用してしまうということが誤判の原因だと二番目に挙げているわけです。これは最高裁でもそういう点は無論注意をしておられると思いますけれども、さらに私はこの機会に注意を喚起しておきたいと思います。
このヒルスベルグの分析によると、誤判の原因として一、自白の無批判なる尊重、二、共同被告人の有罪証言の無批判なる尊重、三、証人の供述の無批判なる尊重、四、間違いの犯人識別、五、鑑定人の鑑定結果の無批判なる尊重、こういうふうに分類していると雑誌に報告されているのです。