1954-05-13 第19回国会 参議院 農林委員会 第34号
いわゆる有畜農業奨励の分と、今度の集約酪農地帯指定の問題とにどんな奨励上の差異があり、そういう遅れたところに対しては、重荷のかかつて行くところに対しては、どういう工合にこれを救つて行くのか、全国的の酪農を盛んにしようというお考えなのか、その点を承わつておきたい。
いわゆる有畜農業奨励の分と、今度の集約酪農地帯指定の問題とにどんな奨励上の差異があり、そういう遅れたところに対しては、重荷のかかつて行くところに対しては、どういう工合にこれを救つて行くのか、全国的の酪農を盛んにしようというお考えなのか、その点を承わつておきたい。
そこで我々といたしましては、有畜農業奨励のため、或いは又特に推肥舎等に対しましても金融措置を講ずるなど、この補正予算からいろいろ計画いたしておりまするが、二十八年度は更にこれを強化して行きたい、こういうふうに考えております。
この根本に遡りまして、さような料率の引上げにつきまして、有畜農業奨励上国家が何らかの形においてやるべきじやないかということも同感でございまして、そういうことでいろいろ議論もなされておつたのでありますが、現在に至りましては直ぐ同じというわけにも行きませんし、さればといつてそれをそのまま放置しておきますと、組合のほうで導入家畜の共済の貸付をしぶるというような事態も心配されますので、却つて有畜農業の奨励上支障
しかしながらこの燐鉱石なりカリ肥料は、絶対輸入をしなければならない立場でありますので、この方面は一層輸入をいたしまして、硝安のごときは日本においてできます石灰窒素あるいは硫安等において補い、なお有畜農業奨励と同時に、手間肥――厩肥、堆肥の増産によりまして、地方の回復をはかりたいと考えておるのであります。
本法律案に関連いたしまして、両團体の解散後における処置並びに将來の指導方針に関し政府委員との間に簡單なる質疑應答が行われましたが、これを要約しまするに、彼らの要望に從い民法上の社團法人を結成せしめる方針でありまして、今後はその團体を通じ、有畜農業奨励の総合的見地より獣医師等の積極的協力を得るごとく指導していきたいというのがその答弁でございました。