2007-05-11 第166回国会 衆議院 環境委員会 第9号
いそ焼けという言葉は、明治時代に、伊豆半島東岸の漁民が、テングサ等の有用海藻類が生えなくなった現象の際に使われたのが最初と言われているわけでございます。 浅い海域に生えている海草、海藻類が減少して、サンゴ藻、石灰質になるいわゆる石灰藻が海底の岩の表面を覆い尽くした状態をいそ焼けと言うという定義だと聞いております。
いそ焼けという言葉は、明治時代に、伊豆半島東岸の漁民が、テングサ等の有用海藻類が生えなくなった現象の際に使われたのが最初と言われているわけでございます。 浅い海域に生えている海草、海藻類が減少して、サンゴ藻、石灰質になるいわゆる石灰藻が海底の岩の表面を覆い尽くした状態をいそ焼けと言うという定義だと聞いております。
いそ焼けの発生及びその持続原因につきましては、これまで各種の試験研究機関におきまして調査研究が行われておりまして、一つはウニ、アワビ等によります有用海藻類の食害ではないかというような問題。それから二点目が、石灰藻の繁茂によります有用海藻類の生育が阻害された結果生ずるのではないかというような問題。
原因も、今御指摘のウニ、アワビとかその他の有用海藻類への食害とか石灰藻の繁茂による他の有用なものへの阻害とか貧栄養化、あるいは水温、塩分の海況の変化など複合的にいろいろな要因が考えられますので、これらについて今研究を進めているところでございます。
次に水産庁にお尋ねいたしますが、日本海ではワカメや昆布などの有用海藻類が枯死、流失し、石灰藻で覆われてしまうといういわゆるいそ焼け現象が問題となって、そのためウニとかアワビなどが生産量激減、沿岸漁業に大きな被害が出ております。 水産庁は原因究明のため二つの研究を行っていますが、ほぼ原因もつかめたやに聞いております。
○鶴岡政府委員 御指摘のように、北海道から東北地方の日本海を中心とする沿岸地域に磯焼け現象が起こり、治山甲漁業に影響を与えているということは私ども承知しておるわけでございますけれども、今先生御指摘のように、国の機関あるいは都道府県の機関でいろいろ調査研究を行われておるわけでございますけれども、なかなかその原因というのがどういうものによるのか、有用海藻類のウニ、アワビ等の食害とか、あるいは石灰藻の繁茂
ウニ、アワビ等による有用海藻類の食害でありますとか、石灰藻の繁茂による有用海藻類の生育阻害とか貧栄養化等々のいろいろな原因が考えられておるわけでございますけれども、いまだ必ずしも十分な知見が得られているという実情にはないようでございます。