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25件の議事録が該当しました。

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2011-03-08 第177回国会 衆議院 総務委員会 第3号

二〇〇三年の三月に、茨城神栖市において、有機砒素化合物汚染された井戸水を飲んで数百人の方が環境被害を訴えている問題であります。  井戸水を飲んでいた住民の方、被害者の方は、当時、手足しびれ震え、歩行困難、頭痛などの症状に見舞われました。今でも神経障害やだるさ、集中力の低下を訴えております。

塩川鉄也

2010-03-16 第174回国会 参議院 環境委員会 第2号

国務大臣(小沢鋭仁君) 神栖における有機砒素化合物による環境汚染に起因すると考えられる健康被害が生じている問題は極めて深刻で重要な問題と、こう認識をしております。  今お話がありましたように、環境省では、平成十五年六月の閣議了解に基づいて健康調査実施医療費及び療養に要する費用支給治療を促す取組を、地元の茨城県や神栖市と協力して進めているところでございます。

小沢鋭仁

2009-03-24 第171回国会 衆議院 環境委員会 第2号

ジフェニルアルシン酸につきまして、当時どのような認識があったかということも関係はしてくるわけでありますけれども、もちろん戦前、砒素を使った農薬というものも存在しておりましたし、先ほど申し上げましたように、実際に他の有機砒素化合物農薬の原料に使用されていたという事例もあることもございまして、そういう意味では、そういう砒素と同程度毒性を有するということについて、払い下げを受けた方が十分認知をして、相応

原徳壽

2009-03-24 第171回国会 衆議院 環境委員会 第2号

原政府参考人 今現在行っております緊急措置事業につきましては、平成十五年六月の閣議了解において、早急に有機砒素化合物による健康被害者の症候及び病態解明を図り、もってその健康不安の解消に資するという観点から実施されております。  このため、平成十五年の際には、有機砒素化合物に関する化学的な情報が十分でない中、当面五年間という形で調査研究が始められました。  

原徳壽

2006-06-01 第164回国会 参議院 環境委員会 第16号

政府参考人滝澤秀次郎君) まず一点目の緊急措置事業関係でございますが、事業全体の一部でございます健康管理調査につきましては、著しく有機砒素化合物暴露したと認められる住民、いわゆる、我々、A井戸の水を飲んでいた方と呼んでおりますが、そういった方々対象といたしまして、臨床医学的な調査研究を含めまして、健康状態等に係る調査のことを称しております。

滝澤秀次郎

2006-06-01 第164回国会 参議院 環境委員会 第16号

一つは、神栖市の有機砒素化合物汚染によります健康被害の問題でございます。  最近、環境省の方にも被害者の方が陳情といいますか要請をされている。私も、この緊急措置というのは五年間というふうに承知をしていたんですが、どうやらその中に三年間というような部分もあるということで被害者の方が心配をされているということでございます。

小林元

2006-03-22 第164回国会 参議院 環境委員会 第5号

政府参考人滝澤秀次郎君) お話にございましたように、健康被害が出ました地域の九十メーターほどの部分にコンクリートの塊らしきものがあるということで、ちょうど一年ちょっと前になりますが、そういった発見がございまして、その後約半年掛けまして、それがどういう状態であるのか、あるいはその有機砒素による汚染がどの程度かということをまとめまして、昨年の六月に一応報告書の形で提出させていただいております。  

滝澤秀次郎

2006-03-22 第164回国会 参議院 環境委員会 第5号

既に御承知かと思いますが、茨城県の神栖市におきまして有機砒素化合物による環境汚染というものがございまして、健康被害もあったわけでございます。三年前の平成十五年三月に筑波大のお医者さんから、住民手足しびれているというようなことで、飲用水に問題があるんではないか、井戸水検査をしてほしいというのが最初のスタートでございました。

小林元

2005-05-12 第162回国会 参議院 環境委員会 第13号

加藤修一君 有機砒素化合物ジフェニルアルシン酸、これは自然界に存在するものではなかったはずですよね。それから、どういうメカニズムかそれは分かりませんがフェニルメチルアルシン酸が検出されたということで、しかも今の答弁にありましたように毒性が分かっていないと。結果的にはその評価をしていかなければいけないと。

加藤修一

2005-05-12 第162回国会 参議院 環境委員会 第13号

それを受けまして、昨年の年末に開催されました専門家検討会検討結果を受けまして、環境省といたしましては有機砒素化合物が検出された米を常食としていた方々について、その生体試料つめとか毛髪でございますが、生体試料中のジフェニルアルシン酸あるいはフェニルメチルアルシン酸測定等の対策を進めてきたところでございます。  

滝澤秀次郎

2005-03-11 第162回国会 参議院 予算委員会 第10号

細々と研究班で一億円少々のお金でやっていること自身が非常に大きな問題であると思いますし、環境省における、この有機砒素化合物、よく原因分からないけれども健康被害を受けた住民に対する調査協力金支給も行われておりますし、また厚労省所管では薬品、薬における副作用被害、これはもう制度ができる以前の患者も救済しようということを昨年政治決断していただいたわけでございますので、こういう観点からも、三十数年前の事件

山下栄一

2004-03-24 第159回国会 参議院 環境委員会 第3号

いわゆる有機砒素中毒というんでしょうか、無機の中毒の例はいろいろあるんでしょうが、有機砒素というのは初めてなのかなというふうにも思いますし、健康診査髪の毛とかつめとか、いわゆる体内含有量というんでしょうか、吸収量というんでしょうか、そういうものが調査されたんじゃないかと思いますが、そういうものがだんだんに排出されていけば、後遺症の問題は分かりませんけれども、中毒症状といいますか、が良くなってくるのかなというふうにも

小林元

2003-06-06 第156回国会 衆議院 環境委員会 第13号

具体的には、原因物質と考えられております有機砒素化合物による健康被害の知見が特に乏しいことを踏まえまして、その暴露が確認された方々に対しまして、定期的な健康診査実施医療費自己負担分公費負担、それから通院で月額一万五千円、入院で月額二万五千円の療養手当支給をすることといたしております。  

鈴木俊一

2003-06-06 第156回国会 衆議院 環境委員会 第13号

稲葉委員 時間が来ましたから終わりますが、要するに、被害に遭われた方々は、自分の存知しないところ、関知しないところ、まさか自分が飲んでいる井戸水にああいった有機砒素が混入しているということはつゆ知らず、安心して飲んでいて健康被害に遭われたわけでありますので、こういった方々に対しての国の手当てというものをきちんとこれからもやっていっていただくようにお願いしまして、質問を終わります。  

稲葉大和

2003-06-03 第156回国会 参議院 環境委員会 第12号

今日の新聞、読売新聞によりますと、井戸周辺の土砂、これは別の場所から搬入したということで、九六年以降集合住宅に住んでいる、井戸を使用していたのは十二世帯三十三人で、うち、子供を含む十三人に手足震え言語障害などの症状が確認されているということで、この委員会でもこういった面についての質問が今まであったわけでありますけれども、有機砒素化合物による、それに対する治療方法がまだ確立されていない等々を含めて

加藤修一

2003-06-03 第156回国会 参議院 環境委員会 第12号

なお、一般論でございますが、一般論といいますのは、なかなかこの問題自身が、有機砒素によるこういった健康影響というのは恐らく初めてだと思います。また、こういう旧軍絡みと言われておりますけれども、それについても様々でございまして、全体的にどうするかということについては、私ども、必ずしも環境省自身が担当もしておるかどうかは不明確でございます。  

南川秀樹

2003-05-19 第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号

茨城県の神栖町の場合に、高濃度の有機砒素が検出された場所というのは、戦争末期内閣中央航空研究所鹿島実験場のあった場所でもあり、またそのすぐ北には、特攻隊訓練基地である海軍の神之池飛行場がありました。同時に、戦争末期に、この場所米軍本土上陸に備えた部隊が展開をしていました。これが配付した資料のB4のサイズの方の右上の2と書いてある資料です。

塩川鉄也

2003-05-19 第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号

まず最初に、茨城神栖町の有機砒素被害問題に関してお聞きします。  環境省にお聞きしますが、茨城神栖町で、旧日本軍毒ガスくしゃみ剤に由来すると推定されるジフェニルアルシン化合物という有機砒素が大量に検出され、住民健康被害が生まれ、町民の方の大きな不安を引き起こしています。

塩川鉄也

2003-05-16 第156回国会 衆議院 経済産業委員会環境委員会連合審査会 第1号

五月八日の茨城県の健康影響に関する専門委員会報告書でも、住民健康障害原因物質がこの有機砒素化合物と考えられると発表しております。  そこで、環境省は、化学物質調査検討会を立ち上げていますけれども、これらの手足震え歩行障害幼児発育のおくれなどの症状は、県の健康影響に関する専門委員会と同様に、有機砒素化合物による症状だというふうに環境省も見ておられるのかどうか。環境大臣、いかがですか。

藤木洋子

2003-05-16 第156回国会 衆議院 経済産業委員会環境委員会連合審査会 第1号

鈴木国務大臣 問題の飲用井戸を使用していた人たちに見られます手のしびれ歩行障害神経症状、それから幼児発育障害等原因といたしまして、県の専門家検討によれば、有機砒素化合物でありますジフェニルアルシン酸可能性が高いものである、そういうふうに思われます。  

鈴木俊一

2003-05-07 第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号

今、先ほどの御答弁にもありましたように、今回の井戸水から検出された物質は、旧日本軍が製造していた毒ガス嘔吐剤くしゃみ剤から分解されてできたとされる有機砒素化合物ジフェニルアルシン化合物、これも検出をされました。ここは、戦時中、内閣中央航空研究所鹿島実験場があった箇所なんですね。特攻隊訓練も行われていた海軍の神の池飛行場もすぐ近くにあったわけであります。  

大森猛

2003-04-16 第156回国会 参議院 経済産業委員会、環境委員会連合審査会 第1号

なかなか簡単に、病気を治すというような形でうまくいけばいいんですが、いったん体内に入った、例えば有機砒素というものを、それを取り出すというのは非常に大変な問題でありまして、これはカネミ油症のときもそういう問題で大変患者さんが大変な思いをしたということもあるわけでございます。  

小林元

1995-03-30 第132回国会 衆議院 商工委員会 第8号

これについて広島県では三十億円の費用を用意し、そのジフェニールアルシン酸、これは有機砒素化合物でございますので、これを無機化して、無機化すると不溶性硫化砒素になりますので、不溶性として処分すればそれはかなり安全性が高いということで、その処分を百二十トンのアルシン酸についてやることになっております。  こういう問題が現実に起こっている。

斉藤鉄夫

1984-04-09 第101回国会 参議院 環境特別委員会 第3号

何といいますか、最近、晩腐という病気がうんとはやりまして、これらを中心にして有機砒素剤を使うんです。一年に五回とか八回なんというそんなところないですよ。少なくとも二十回やっているんです。だから、薬を調合する時間だとか運ぶ時間だといったって、十アール当たりずつ運ぶんじゃないんですから。やるときには何ヘクタールか一遍にやるんです。

丸谷金保

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