2014-06-11 第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号
その中でも、マラチオン、フェニトロチオン、スミチオンというのは、私も小さいころ、薬まきを一緒に、祖父の手伝いをしたときに使ったのを覚えているんですけれども、有機燐酸系の殺虫剤が集中しているというのは、いろいろなデータを見てもわかるんです。
その中でも、マラチオン、フェニトロチオン、スミチオンというのは、私も小さいころ、薬まきを一緒に、祖父の手伝いをしたときに使ったのを覚えているんですけれども、有機燐酸系の殺虫剤が集中しているというのは、いろいろなデータを見てもわかるんです。
世界の例でいうと、もう有機燐酸系農薬と匹敵する量だそうです。 下の方に主なネオニコチノイド系農薬を書いてあります。これは名前が傑作なんですね。ちょっと見ていただきたいんですが、一番上真ん中のところに、アセタミプリド、マツグリーンというのがある。松枯れ防止に使われているんです。それから、後で触れますけれども、非常に有害であるというのでEUで禁止されるんです、この十二月から。ダントツというんです。
まず、このネオニコチノイド系農薬というのは、有機燐酸系農薬というのは、皆さんも、余りこういうのに関心を持たない方でも聞いたことがおありになるかと思います。余り長ったらしいので、ネオニコ系農薬、ニコチンというふうに覚えてください。大体たばこはよくないので、悪いものというイメージでおわかりだろうと思います。
今、一番やらないといけないのはその被害の防止ですから、これは全力を挙げてやりますとともに、どういう工程でその有機燐酸が入ったのか、そのことの原因究明が大事だと思いますので、そういうことも含めて今全力を挙げてやっているところでございます。
しかし、有機燐酸であるということ、これは、少なくともその物質が検出できたときには、直ちにやはりこれは通告できる体制が、もしきちんと整備されていないならば、そして、二件目の問題であると思いますが、二件目の千葉県について、これは最初の案件につきましては、流し台から検出するというようなことで非常に不確定な要因があった。
それから、高級車については有機燐酸系を含まないものを使っている、しかし高級車以外は使っているという、そういう記事も私は見ました。 ですから、その辺のことを含めて、やはりシックハウス症候群に対応する形でシックカー症候群にも十分な考え方をしていく必要があるんではないかなと思っていますけれども、これについてはどうお考えでしょうか。
特に、御指摘のあった有機燐酸の問題でございますけれども、環境庁の検討会が大気中の農薬濃度、いわゆる気中濃度評価を定めているところでございますけれども、この基準を超えないように私どもは指導はいたしております。
また、有機燐酸が欠乏している酸性土壌等の不良土壌の改良をはかるために、昭和四十七年度より、これらの不良土壌につきましては、土壌改良等の方法を明らかにすることを内容とする地力保全対策調査及び地力保全対策診断事業を補助事業として実施しておりまして、今後はこれらの調査、診断結果に基づきまして、的確な土壌改良の実施につき引き続き指導してまいりたい所存でございます。
したがって、狭い室内でこういうものをまいたら有機燐酸中毒になるという可能性がある。特に小さい子供たちについては危険であるというふうな警告がすでに学者間で発せられているわけでありまして、これ自身も私は一つの問題だと思うのですが、実はきょう私がお尋ねしてみなければならないという気持ちになりましたのは、ある一つの事例を通じてであります。
たとえば代替品は塩素剤にかわって有機燐酸とかカーバメイト類、アルキルナフタリンとかこういうものにかわる可能性はありますけれども、これは分析技術が全然確立されていないのでなおさら危険性が多くなるのじゃないか、こういう危惧の念というものは昨日の学者の意見から出てきたわけでありまして、この点は許可する際には十分に事前の検討をした上でなければだめだということを強く申し上げておきたい。
○石川委員 有機塩素剤のかわりに有機燐酸とかカーバメート剤とか、いろいろお考えになっておられるようですけれども、どうもどれを見ても分析技術というものが確立されておらないという非常な不安がつきまとっておりますので、この点については代替品の場合には十二分に事前に慎重な考慮をお願いしなければならぬと思うのです。
また農薬の数につきましても、有機燐酸剤を中心に五農薬程度の追加を行なう、さらに来年に入りまして、四十六年度じゅうにおくれている分の追加もいたしたい、そういうふうに努力をしておりますが、確実におくれを取り戻せるかどうかということは、私どもとしては、作業を始めましていろいろ因難な面も出てくるかもしれませんが、少なくとも現時点におきましては、おくれを取り戻したいということで努力を重ねております。
大臣の御答弁によると、関係各省が多いのだからということでございますけれども、実際問題として、カドミウムの汚染にいたしましても、あるいはまた有機燐酸の汚染にいたしましても、先般の砒素の問題にいたしましても、工場から出されて全部これが都市河川あるいはまた中小河川に流れ込んで、これがあふれ出て被害を出しておるのが実情ではないかと思う。
また、最近では、御承知のようにさきにBHCによる汚染牛乳の問題が大きな話題となりましたが、今度はこれも御承知のように長野県、東京、大阪、それに神奈川、埼玉県などで有機燐酸系の農薬による学童の農薬眼病が大きな問題となっておるのであります。
○藤原道子君 同じ農薬でございますが、この問題で長野県の佐久市では農薬で目の奇病、学童の九五%に異常がある、こういうことが発表されておりますが、有機燐酸からであると東大の調査で判明した、こういうことに対して御承知でしょうか。
たとえば有機燐酸系統の農薬というのは、これは集中して撒布しますと完全に人間のおとなでも人命にかかわるといったようなものがありますが、そういうものも、使用によっては非常に戦争目的として有効な手段を果たすことになりますけれども、そういった非常に現代的な薬品というものの使用のしかたについても、この議定書なりあるいはジュネーブで行なわれている会談の中でお考えになっているかどうか、ちょっとお伺いしたいと思います
がかなり高いというような結果を得ておりましたので、直ちにわれわれといたしましては、その対策として、ことしの一月に畜産局あるいは農政局におきまして、畜産局といたしましては、飼料作物に対し、または畜舎内において、現在までBHC及びDDT——DDTはほとんど使用されていないが、今後とも一切使用しないとか、あるいは放牧地等の家畜に寄生するダニの駆除のために一部にBHCが使用されておりますが、今後は低毒性の有機燐酸等
いずれも農薬と同じ有機燐酸化合物であります。このGガスは、一九三〇年代に農薬用としてドイツで開発され、ヒトラーがこれを対人用の兵器として改良を加えたものであります。アウシュビッツでユダヤ人大量殺人に使用されたことは、あまりにも有名であります。
これは有機燐酸製剤なんですね、神経ガス、Gガスは。問題のVXを含めて、有機燐酸製剤が主成分です。同じ系統だと考えられてけっこうです。だから、この種のものは、問題は目的ですよね。その二四五TCPは市販されていないと私は思う。農薬としても使われていないと思う。じゃ何に使うか。これらも含めてベトナムに持っていかれておる、こういうふうに私は思う。しかも事故が起こっておる。
○滝井委員 いまの、パムを保健所に備えておるから、農薬、特に有機燐酸の中毒患者を見たらすぐに電話をしてください、保健所にありますからと、みな医療機関に配付してあるのですよ。とにかく全国に千件以上もあるわけですから、どこから一体その薬が出て、そしてどういう使用状態かということぐらいはわからなければ、話にならぬですよ。毒物、劇物にあなたのほうは専念しているわけでしょう。
その段階におきまして、有機燐酸の中毒があった場合には保健所のほうでこういう薬がありますということを徹底的に知っていただくようにPRにつとめているわけでございますが、まことに恐縮でございますけれども、どの程度それが使われておるかという使用状況までは、実は調査ができておりません。今後とも調査いたしまして、十分その方法等を研究してまいりたいと思います。
○熊崎政府委員 いわゆる農薬中毒の中にも、有機燐酸の中毒といいますか、それと有機塩酸の中毒と、二種類が大きな中毒の中身になっておるわけでございますけれども、いわゆるパムといいますか、あの薬は有機燐酸の中毒のほらに非常にきくということになっておりまして、一方の塩酸のほらの中毒につきましては、現在まだ完全な治療法というものは発見されておらないというふうに私どもは承っておるわけでございます。
それから21に有機燐酸製剤対策は、これは例のパラチオンの農薬の使用についての地方技術員の講習をやりたいというので、新規に二十五万円、金額は少々でありますが、二十五万円を新規に計上いたしておるのであります。