1973-06-28 第71回国会 参議院 農林水産委員会 第17号
一PPM以下の水域だと、精密調査をしないままに、その程度のまま一つの学術的記録として残されておったわけでございますが、今回の新基準値をもとに、特に有機水銀量というものを特に摘出するという観点から、新しい基準が設けられましたので、これにつきまして早急に調査するということになった次第でございまして、これにつきましては事務当局の間でも、いつまでも長くかけるわけにはいかないということで、全力をあげてこれについてはいたしたいと
一PPM以下の水域だと、精密調査をしないままに、その程度のまま一つの学術的記録として残されておったわけでございますが、今回の新基準値をもとに、特に有機水銀量というものを特に摘出するという観点から、新しい基準が設けられましたので、これにつきまして早急に調査するということになった次第でございまして、これにつきましては事務当局の間でも、いつまでも長くかけるわけにはいかないということで、全力をあげてこれについてはいたしたいと
したがって、昭和電工側の主張がもし正しいといたしますと、河口において一番有機水銀量が多く、そして塩水楔の先端において有機水銀量が一番少なくなっていなければならないわけでございます。 ところが、昭電側の準備書面を読みますと、この水銀が一番多いのが、河口から起算して四キロメートルくらいのところであるというふうな主張が昭電側の準備書面に出ているわけでございます。
その意味合いから、今後、水銀中害防止の観点から、この微量の水銀の検出ということは私どもも十分に考えてまいる必要があるし、また、工場排水あるいはそれらがまじった川の検査にあたりましても、たとえ明確に有機水銀量がわかりませんでも、そういう懸念のある場合には、その周囲における中毒の発生状況等もあわせて警戒をする必要がある、かように考えております。