2021-04-08 第204回国会 参議院 環境委員会 第5号
○山下芳生君 もう一点、藻場なんですけれども、北海道の増毛海岸で、漁協、それから鉄鋼協会、東京大学、北海道大学などの共同で、鉄鋼スラグと有機材を組み合わせたものを海岸に埋設して周辺に藻場を再生させるという取組があるんですけど、鉄鋼スラグですからね、有害物質の産業廃棄物ですから、有毒物質も含むものであるわけで、これは賛否分かれております。
○山下芳生君 もう一点、藻場なんですけれども、北海道の増毛海岸で、漁協、それから鉄鋼協会、東京大学、北海道大学などの共同で、鉄鋼スラグと有機材を組み合わせたものを海岸に埋設して周辺に藻場を再生させるという取組があるんですけど、鉄鋼スラグですからね、有害物質の産業廃棄物ですから、有毒物質も含むものであるわけで、これは賛否分かれております。
RGELというプロジェクト、あるいは米国でやっておりますHWOCR、ヘビー・ウォータ・オーガニック・クールド・リアクターというようなタイプ、あるいはカナダのWR1といったようなタイプもこれに属するのでありますが、これは燃料は、やはり天然ウランを使いまして、減速材は重水を使い、そうして冷却材は有機材を使っております。これが第三のタイプであります。
次に第三番目の型としましての重水減速有機材冷却炉、この種の炉型としましてはユーラトムがイスプラ研究所で行なっているオージェル計画、それから米国の原子力委員会がオークリッジ研究所等で行なっていますHWOCR計画というものがあるわけでございますが、それらのいずれも非常に長期的な計画を考えておりまして、特に、アメリカの原子力委員会等の見解によりますと、これはむしろ新型転換炉の計画の中で占めている地位と申しますか
一方では、ユーラトムと協力しまして、有機材冷却型の重水炉の成果も期待している。やり方としては非常にそつのないやり方ではないか、そのように感じました。
そして、シーボルグ委員長は、「アメリカでは、一九六四年に三つのアドバンストコンバーター、それは高温ガス冷却炉、重水減速有機材冷却炉、シードブランケット、この三つのタイプに大きな力点を置き始めた」と述べております。 このような世界の長期展望のもとに、わが国も、核燃料問題と関連せしめまして、今後の動力炉の開発をいかにすべきか、その基本方針を立てなければなりません。
そこで、最近同じカナダにおきましても、重水の減速であって冷却材として他のものを使う、その中には有機材、それから普通の軽水、それから蒸気といいましょうか、蒸気冷却というもの等を考えて、相互に比較検討を行なっておるようでございます。カナダ以外の国におきましても、たとえばユーラトム等においては、重水減速の有機材冷却をひとつやってみようということがプロジェクトに取り上げられておるようでございます。
○村田説明員 若干違うかと思うのでありますが、専門部会の報告では、いずれの冷却材にも問題があるからそれを検討しろということではなくて、ガス、有機材、蒸気、軽水というものにつきまして、どれを冷却材とするのが最も技術的経済的にすぐれているかということは、原研のほうで概念設計等をやってデータをお出しにならないとわからないでございましょう。