1982-07-06 第96回国会 参議院 内閣委員会 第12号
それから有森國雄、この方は証言拒否でございます。この二人を議院証言法違反で告発もいたしております。もちろん自民党も賛成でございます。議会制度協議会での検討というのは現行のこの証言法のもとでの証人喚問を否定するものではない、やっているわけですから。まして自民党が現行法でいまだめだというふうな拒否をする理由にも全くならない、こういうことはこの経過一つをごらんになっても明らかではございませんか。
それから有森國雄、この方は証言拒否でございます。この二人を議院証言法違反で告発もいたしております。もちろん自民党も賛成でございます。議会制度協議会での検討というのは現行のこの証言法のもとでの証人喚問を否定するものではない、やっているわけですから。まして自民党が現行法でいまだめだというふうな拒否をする理由にも全くならない、こういうことはこの経過一つをごらんになっても明らかではございませんか。
この事件に関しましては、海部八郎ら三名に対します外為法違反事件、議院証言法違反事件と有森國雄に対する議院証言法違反事件が東京地方裁判所の二つの裁判部に係属しておりましたが、有森関係の事件は、昨年の十二月十四日に有罪判決の言い渡しがありまして、同判決は同月二十九日に確定いたしております。
それから第二のいわゆるダグラス・グラマン事件の公判状況でございますが、この方がわりに進行が早うございまして、御案内のとおり、海部八郎ら三名に対する外為法違反それと議院証言法違反があり、また有森國雄に対する議院証言法違反があったわけでございますが、有森関係の事件は、昨年の十二月十四日に禁錮五月、一年間執行猶予という有罪判決がございまして、すでに確定いたしております。
この怪文書、昭和四十一年二月から四月まで配られた「防衛庁の黒い墓標」、「防衛庁の葬送行進曲」、「防衛庁版、汚職の道教えます」及びその後三カ月ほどして、四十一年の八月から九月に出た「新長官へ一筆申し上げます」、「佐藤総理大臣への提言」、こういう五つについてはいずれも当時日商岩井の航空機売り込みの先兵だった有森國雄が原稿を書いて、それを恩田がわかりやすいように書き直し、リライトした。
○正森委員 昨年の国会で有森國雄氏がこの予算委員会でも証人として出頭して証言し、それが証言拒否罪に問われました。この裁判が東京地裁で行われましたが、昨年十二月に確定いたしました。 そこで私は先日、ここで提出されている裁判資料について閲覧する機会を持ちました。そうしますと、このいま刑事局長が答弁したように証拠能力を持っている裁判の資料、検事調書の中にきわめて重大なことが書いてあります。
すなわち、海部八郎、山岡昭一、今村雄二郎に対します外為法違反、私文書偽造、同行使、それから議院証言法違反、業務上横領、これらの各事件は、同裁判所の合議二十五部で審理されており、有森國雄に対する議院証言法違反事件は合議一部において審理をされております。 それぞれの公判状況は次のとおりでございます。
次に、防衛庁人事についてでございますけれども、十一月十六日の第二回公判で朗読されました有森國雄氏の調書によれば、有森は、四十年ごろ海原氏がいる限りファントムを含むFXは可能性がないと思い、日商は人事工作をやろうとした。
同日及び同月九日に海部所有のマンションなど数カ所を捜索し、四月二十三日、同人を逮捕容疑で起訴し、翌二十四日、同人を、参議院予算委員会から同月四日告発のなされた議院における証人の宣誓及び証言等に関する法律違反、偽証容疑で再逮捕し、四月二十八日、山岡を業務上横領容疑で追起訴するなどしてきましたが、五月十五日、海部を議院証言法違反、偽証容疑で追起訴するとともに、衆議院予算委員会から三月八日告発のなされた有森國雄
有森國雄、全日空——航空の課長代理の有森ですが、その有森君がその後海部八郎と衝突をいたしまして、これは御存じか、衝突をいたしまして、日商岩井を退社するときに、私がいま申し上げました資料、それから海部メモ、一切の資料を持って持ち込んできた。
特に、グラマン社元社長チータム氏の発言、衆参両予算委員会における有森國雄証人の証言にも同君の名前が出され、さらに同君の元秘書川部美智雄氏については、本委員会及び両予算委員会において証人として出頭の要求を受けながら、病気との理由でいまだ喚問は実現しておりません。
八、なお、今回の問題に関し、福田赳夫氏から告訴がなされました氏名不詳者に対する名誉棄損事件及び衆議院予算委員長から告発がなされました有森國雄氏に対する議院証言法違反事件につきましては、引き続きこれらの問題とあわせて捜査中であります。 以上であります。 —————————————
また、二月十四日の衆議院予算委員会に証人喚問されました有森國雄氏が証言を拒絶したことにつきまして、三月八日、同委員会委員長から最高検察庁に対して議院証言法違反で告訴がなされ、さらに四月四日には、御承知のとおり参議院予算委員長から、海部氏につきまして、議院における偽証の件で同法違反の告発がなされておりまして、以上三件とも現在ダグラス・グラマン問題とあわせて東京地方検察庁において捜査中でございます。
さきに予算委員会で、これは私直接担当していたわけですが、有森國雄氏から事情聴取を行っているわけですが、この有森氏は予算委員会での証言で、海部メモについての質問になると、外為法違反で刑事訴追を受けるおそれがある、こういう口実で証言を拒否しているわけですが、これは前に伊藤局長からも集中審議の際にこのことについて、外為法ではすでに時効が完成しているという意味のことを言われているわけですが、すでに時効が完成
○野田哲君 警察庁に伺いますが、有森國雄氏は、今回の日商岩井にかかわる航空機問題が発生して以来、身の危険を感じて何かにおびえているような態度をとっている。私どもの耳に入ってくる情報でも、ある暴力団や右翼団体が早い時期に海部メモを入手して、それによって日商岩井の海部氏を脅迫をした。そして多額の金を巻き上げて、その代償として海部メモの真相を知る者に対して、それを語ることを拒否するように強要をしている。
○野田哲君 事情を聞いたのではないかと判断をしているということであれば、ちょっとそこから先が質問しにくいのですが、有森國雄氏から事情を聞いたとすれば、それは衆議院の予算委員会の告発によってやられたものか、あるいは福田赳夫氏から海部メモに絡んで告発が行われているように聞いておりますが、それによってやったのか、あるいは検察独自の判断でやられたのか、その点いかがですか。
まず、法務省に伺いたいと思いますが、検察当局は、最近、元日商岩井の社員であった有森國雄氏から事情聴取を行ったという報道がありますが、これは事実ですか。
○委員長(町村金五君) 有森國雄君、宣誓書を朗読してください。 〔証人は次のように宣誓を行った〕 宣 誓 書 良心に従って真実を述べ、何事もかくさず、又 何事もつけ加えないことを誓います。 証人 有森國雄
○委員長(町村金五君) 引き続き、有森國雄君から証言を求めることといたします。 まず最初に、委員長から確認をさせていただきます。 あなたは有森國雄君御本人ですか。
○証人(有森國雄君) 有森國雄でございます。
私は、有森國雄は重大なかぎを握っている人間として、国会に出てきて彼の良心に基づいて真実を言ってほしいと念願をしておるんです、こういう重大な疑惑を解明するために。 そこで、一点、お聞きをしますが、彼は証言でもロッキード事件に関連をしてお取り調べを受けた、こう言っております。
○野田哲君 日商岩井が航空機商戦に乗り出すときで、そして有森三雄氏の息子さんがいま問題の有森國雄さんとして航空機商戦に乗り出す第一線部隊で配置をされていたのですが、そのお父さんが航空機の選定に当たって顧問に加わっていたと、これはやはり世間では非常に奇妙な印象を受けると思うのです。まあそれ以上のことは申し上げませんが。
○黒柳明君 有森國雄氏が明後日出てこないような、その出頭拒否の理由が四つ挙げられております、言うまでもありませんが。その四つは、出頭拒否に対しての正当な理由なのでしょうか。
また、二月十四日の衆議院予算委員会に証人喚問されました有森國雄氏が証言を拒否したことにつきまして、三月八日、同委員会委員長から、最高検察庁に対して、議院における証人の宣誓及び証言等に関する法律違反で告訴がなされ、この両事件とも現在ダグラス、グラマン問題とあわせて東京地方検察庁において捜査中でございます。 以上でございます。
昭和五十四年度総予算に関し、外国航空機購入予算問題について、来る三月十九日午前十時に川部美智雄君を、同日午後一時に海部八郎君を、同日午後三時に有森國雄君を、また三月二十二日午前十時に郷裕弘君を、同日午後一時に山村謙二郎君を、同日午後三時に井上潔君、以上六名を証人として出頭を求めることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
なお、去る二月十四日証人として出頭した有森國雄君が正当な理由がなく証言を拒んだものと認め、三月五日同君を告発することに決定いたしました。
去る二月十四日、本委員会に出頭した有森國雄証人が、宣誓の上、数次にわたって行った証言の拒絶につきましては、その後理事会において慎重に検討を重ねてまいりましたが、当該証言の拒絶は、議院における証人の宣誓及び証言等に関する法律第七条第一項の罪に該当する疑いがあると認めるに至りました。よって、本委員会は、同法第八条の規定により、同証人を告発いたしたいと存じます。これに賛成の諸君の起立を求めます。
よって、有森國雄君を告発するに決しました。 なお、告発状の作成その他の告発の諸手続につきましては、委員長に御一任を願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○安井委員 これは朝日新聞の記事だったのですけれども、ロッキード事件捜査の際に、警視庁が有森國雄氏を呼んで参考人として事情聴取をしたことがあるという報道がございましたが、これは警察庁の方、どうですか。
○有森証人 宣 誓 書 良心に従って、真実を述べ、何事もかくさず、 又、何事もつけ加えないことを誓います 昭和五十四年二月十四日 有森 國雄
○有森証人 有森國雄でございます。