2021-02-26 第204回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
具体的には、火山や活断層の近傍や鉱物資源の存在など好ましくない特性があると推定される地域はオレンジやシルバーで、そして、先ほど委員御指摘ございましたように、安全な地層処分が成立すると確認できる可能性が相対的に高い地域はグリーン、その中でも特に輸送面で好ましい地域は濃いグリーンで示すというふうにしているところでございまして、このマップは科学的有望地を特定するものではございません。
具体的には、火山や活断層の近傍や鉱物資源の存在など好ましくない特性があると推定される地域はオレンジやシルバーで、そして、先ほど委員御指摘ございましたように、安全な地層処分が成立すると確認できる可能性が相対的に高い地域はグリーン、その中でも特に輸送面で好ましい地域は濃いグリーンで示すというふうにしているところでございまして、このマップは科学的有望地を特定するものではございません。
有望地ではないということを確認をいたしました。また、取り組んでいくという表現でしたけれども、文献調査は二つで終わりではなくて、今後も増やしていくという趣旨だったと思っております。 それで、青森県の話に行きますと、六ケ所村の高レベル放射性廃棄物貯蔵センター、現在、二千八百八十本の貯蔵容量に対して、海外に再処理を委託して返還されたガラス固化体、千八百三十本貯蔵されております。
二〇一三年の十二月十七日、最終処分関係閣僚会議において、実施主体による公募方式、これまでは手を挙げてくださいと言っていたんですが、それを見直して、国がより適性が高いと考えられる地域を科学的有望地として重点的な理解活動を行っていくという方針を決定しました。 このときは、前の月に報道がすごく走りまして、国が最終処分場に適した地域を百か所以上示し、候補地選びを加速させる、こうあったわけですね。
今、科学的特性マップというのを、大臣、出されているんだけれども、そもそもは基本方針で、国が科学的有望地を提示し、調査への協力を自治体に申し入れると。今、この科学的有望地ではなく、いろんな経緯で特性マップになっていますよね。ここの次の段階の、まさにその有望地というような形での踏み込んだマップ等々を、これからまた提示をしていくということになるわけですか。
特に国内を見渡したときに、北海道、そして青森、秋田というのは風況が非常によくて、ここについては、系統を引っ張るときでも、国の方でほかの地域とは差をつけてお金半分出すよというような事業をやっているぐらい非常に有望地なわけであります。 そうした中で、北海道、青森、秋田、三県ですけれども、この中で、青森県について心配な事象を私自身が把握をしたので、ちょっと確認をしたいというふうに思います。
それで、あと五分ですが、部長、通告どおりだと思いますが、僕、ちょっと危惧しているのは、平成二十七年五月二十二日の閣議決定では、最終処分について科学的有望地を示すと書いてありました。ところが、この四月に、最終処分地についての総合エネ調の放射性廃棄物ワーキンググループでは、ことしの四月十四日、科学的特性マップということに名前が変わっているんですね。
委員恐らく御存じのとおり、高レベル放射性廃棄物の最終処分に関して、最終処分法に基づく基本方針を一昨年、二年前の五月に改定いたしまして、国民の関心と理解を深めていただくために科学的有望地を示すということにしていたわけですけれども、この地域のいわゆる地質環境をマップ、地図にして示すということですけれども、その後、審議会において専門家の方々に御議論いただいたり、シンポジウムやパブリックコメントということで
だから、私は、有望地という言葉さえ後退せざるを得ないような現状において、本当に最終処分できるのかなということを危惧しています。 ちなみに、今おっしゃった科学的特性マップ、これはいつごろ公表できますか。
処分場としての適性がある地域を科学的有望地として昨年末には公表するということでしたが、結局それは延期され、いまだ公表されていません。科学的有望地という名前も科学的特性マップに変更してということなんですが、そういった表面的なことをやるのではなく、この問題にはしっかりと真正面から取り組み、解決してもらいたいと思います。 とはいうものの、現実的には原発の再稼働が進んでいます。
御指摘のありました最終処分法に基づく基本方針、これ一昨年五月に改正をしまして、その中では、科学的に適性が高いと考えられる地域、科学的有望地を示し、国民に関心と理解を深めていただくということで進めてまいりました。
特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律では、NUMO、認可法人原子力発電環境整備機構、このNUMOが地層処分の実施主体というふうに定められておりまして、NUMOは二〇〇二年より地層処分を行う候補地を公募してまいりましたけれども、この処分地の選定には全くめどが立っておりませんで、二〇一五年に改定された最終処分基本方針では、国が科学的有望地を提示し、調査への協力を自治体に申し入れるというふうにされたわけであります
こうした経験から、日本国内には本当に地下水が豊富で、地底深くなると水がどんどん落ちてくる、また、地震、火山の影響のない安定した岩盤があるように思えないことから、果たしてどの程度、科学的有望地が存在するのかなと若干懐疑的になっております。
最後になると思いますが、これまでの科学的有望地の議論を振り返ると、国が前面に立ってそれを示すことによって、国民の間に最終処分についての関心や理解が高まり、地域での国民的議論が深まっていくことを期待していたのかなと思います。 予定した公表時期が大きく過ぎて、国民の関心が逆に失われていくことが懸念されます。
また、同じく平成二十七年十二月に開催されました第五回最終処分関係閣僚会議におきまして、科学的有望地が提示される前に、原子力委員会は、国民理解の醸成、地域対応の充実及び科学的有望地の検討に関する諸施策の進捗状況について評価を行うこととされました。
一方で、高レベルの最終処分につきましては、各国、いわゆる原子力を使っている国それぞれで最終処分地の選定というものに取り組んでいるところでございますが、事実としましては、まだ一部の国、スウェーデンとか、限られた国しか最終処分場は決まっていないという中で、日本も最終処分地の選定を少しでも前に進めようということで、科学的有望地を示すということで昨年来取り組みを進めているところでございまして、最終処分の適正地
○福田(昭)委員 そうなると、最終処分場が、本当に見つけるのが大変なわけですが、炉内等廃棄物等の低レベル廃棄物の埋設については原子力事業者が見つけるということになると、それぞれの原発の敷地内に埋設しておくほかどうも方法はなさそうで、高レベルの方は、今経産省の方で場所を、科学的な有望地というのを二〇一六年中に提言するとしておりましたけれども、午前中の質疑にもありましたけれども、まだ科学的有望地がどこかということを
それから、原発の本体を見てみても、高レベル廃棄物の最終処分場の有望地、これは公表する予定だったのがまだ有望地も決まらないというような状況で、全体の費用というのは不確定な部分が大きい。そして、これからどんどん膨らんでいくことが大きいというものだと思います。
この最終処分場の候補地は、これまでの手挙げ方式ではなくて、今後は政府の方で適性地を調べて科学的有望地を提示していくという話になっていたかと思います。これを当初の予定では昨年のうちに、一か所じゃなくて色分けして示していくという話だったかと思うんですが、年明けて、今のところはまだそういった候補地が出ていない、示されていないように思うんですが、現状はどのようになっているんでしょうか。
そういったことから、本当に、最終処分地、科学的有望地が我が国の国内にあるのかどうか、懸念を持っておりますし、早急に考えていかなければならないと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 次の項目に移りたいと思います。 東京都の豊洲市場の問題に関連して伺います。
政府は、おととし十二月の関係閣僚会議で最終処分場の科学的有望地を二〇一六年中に公表するとされていましたが、今に至っても公表がされておりません。政府みずからスケジュールを示し、責任ある議論が進むと思われましたが、経済産業大臣自身がスケジュールありきではないというふうにおっしゃっているかと思います。 このように、約束したことが実行されず、ただ先送りが重なっていったというふうに思います。
そして、科学的に適性が高いと考えられる地域、科学的有望地と言っていますが、これをお示しして、国民に関心と理解を深めていただくことにしました。その後、専門家の皆さんにお集まりいただいて精力的に検討を進めてまいりました。また、昨年八月から九月にかけてパブリックコメントもとらせていただいたところであります。
そして二点目として、これまでのいわゆる手挙げ方式から転換して、科学的有望地を提示していく。そして三番目として、全国的な理解活動や自治体との丁寧な対話を重ねていくというふうに表明をされて、その後、経産省、エネ庁の方で、全国で説明会等を開いていただいております。
その上で、今後の取り組みでございますけれども、今、科学的有望地というものについて、検討を審議会でお願いしているところでございます。 科学的有望地の要件、基準というものを御議論いただいているところでございますが、審議会のメンバーだけで御議論いただくことについて、やや疑問を持たれている方もおられるということで、審議会に参加していない関係学会にも広く御説明を行ってピアレビューを行っております。
先ほど申し上げましたように、科学的有望地は現在審議会で議論中でございますが、その検討過程におきまして、廃棄物の輸送時の安全性確保の観点からは、海上輸送を前提とした上で、港湾からの陸上輸送の距離ができるだけ短い方が好ましい、こういった議論がなされているところでございます。
これまでのいわゆる手挙げ方式から転換をし、国がまず科学的有望地を提示し、地域の関心や理解を深めながら、前面に立って取り組むことといたしました。 また、廃炉に伴い発生する低レベル放射性廃棄物についても安全に処分することが重要でございます。これを着実に進めるためには、いわゆる発生者責任の原則のもと、廃棄物を発生させた事業者が処分場の確保等に責任を持って取り組むことが不可欠だと認識をしております。
こういう状況を踏まえて、国の方からまず科学的有望地というものをお示ししよう、それをもとに地域の御関心あるいは御理解を深めていく、その理解を得ながら最終処分地の選定というプロセスを進めていきたい、このようなことでございます。 実は、高レベル放射性廃棄物の最終処分につきましては、法律の中で三段階のプロセスが決まっております。
したがって、喫緊の課題というのは最終処分場の建設ということになるんでしょうが、その明確な展望を示せないまま原発の再稼働をするというのは極めて未来の世代に対する背信、無責任と、こう言わざるを得ないわけでありまして、この最終処分場の有望地を年内にも公表する予定だというふうに言われていますが、その後の完成までのスケジュール、どのように今お考えなのかお伺いします。
今回、科学的有望地と申しますのは、この法定の三プロセスが始まる前に科学的有望地をお示しするということでございまして、併せて中間貯蔵の貯蔵能力の拡大、こういったことも併せてやっていきたいと思っております。
私ども、今先生御指摘のような状況のままで科学的有望地をお示しするのは適切ではないというふうに思っております。 先ほど先生の方からも御指摘ございましたけれども、この問題は私ども現世代が責任を持って解決していかなければいけない大きな課題でございまして、誰かが考えてくれればいい、こういうことであってはいけないと思っております。
○林国務大臣 この科学的有望地につきましては、昨年十二月の最終処分関係閣僚会議において、本年、平成二十八年中の提示を目指すということにしたところでございます。 科学的有望地の具体的な要件、基準に関する審議会での検討が一定程度進んできたということ、あるいは対話活動を通じて国民理解が徐々に広がってきたことを踏まえて、現時点での提示目標をお示ししたものだというふうに理解をしております。
お尋ねの科学的有望地でございますが、これは昨年五月に基本方針を改定いたしまして、これまでにはなかった、これまでの自治体による手挙げ方式というのを改めまして、国の方から科学的有望地をお示しします、このようにしたものでございます。
現世代の責任として、解決に向けて取り組んでいくため、昨年五月、最終処分法に基づく基本方針を改定し、これまでのいわゆる手挙げ方式を改め、国がまず科学的有望地を提示し、地域の関心や理解を深めながら進めていくこととしました。 現在、この科学的有望地については、本年中の提示を目指し、審議会において具体的な要件、基準の検討を進めています。
その上でなんですけれども、大臣の所信の中で、その最終処分場なんですが、科学的有望地を年内にお示しするというような発言がございました。そのまずは科学的有望地なんですが、これはどういったものを指すんでしょうか。
そこの一つのきっかけといたしまして科学的有望地という地図をお示ししたいということでございますので、私ども、この科学的有望地をお示しする前とそれから後と、これ非常に大切なプロセスだと思っております。
年内に提示することを目指すと申しております科学的有望地についてのお尋ねでございます。 御案内のとおり、この最終処分につきましては、二〇〇〇年に最終処分法という法律ができ上がりまして、そしてNUMOという組織ができ上がりまして、自治体の方々で御協力いただけないかといういわゆる手挙げ方式を取ってまいりました。