1982-03-25 第96回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第9号
ところで、海底を掘っておる炭田というのは、釧路炭田、長崎県の池島の炭田、有明海の有明炭田、こういうところがあるわけでありますけれども、海底でありますから、おっしゃるように公共的見地から被害が起こっている、こういうところがあるわけですね。
ところで、海底を掘っておる炭田というのは、釧路炭田、長崎県の池島の炭田、有明海の有明炭田、こういうところがあるわけでありますけれども、海底でありますから、おっしゃるように公共的見地から被害が起こっている、こういうところがあるわけですね。
最初に、有明炭田の中の一つであります日鉄有明鉱の再開発の問題が地元でも議論されておりますし、要望もされておりますが、現状は一体どうなっているのか、まず簡単に要点を教えていただきたいと思います。
さしあたって着手しております地点は、九州では、これはだいぶ前からやっておりますが、まだ完成いたしておりませんが、日鉄鉱業の有明炭田の開発、北海道におきましては、南大夕張の原料炭の未開発の地域がございますので、これは昨年から開発に着手しております。
○中野政府委員 今御指摘の、たとえば有明炭田の開発につきましては、相当調査も進んでおりまして、すでに日鉄鉱業が着工をいたしておりまして、計画が相当具体的でございます。今未開発炭田の開発地域の指定をいたしまして、これによりまして特別の調査をするとか、他のいろいろの権利との調整をするというような問題がございませんので、さしあたり指定をする必要はないのじゃないか。
それから新炭田の開発を言われるけれども、新炭田の開発が、これが、国がやるなら、新しい会社をこしらえて移るならとにかく、だけれども、たとえば九州で言うならば、それでは有明炭田が残っているじゃないか、三池なりあるいは二瀬で縦坑開さく中でありますけれども、有明海の下には炭があるじゃないか、大きな炭鉱が将来できるじゃないか、あるいはそれに関連して化学工場ができるじゃないかというお話だけれども、やはり会社別の
御指摘になりました有明海は、そのうちの三カ所でありまして、有明と申しますほかに、先ほど申しました中で柳川、三井山門、この三カ所がいわゆる有明炭田の原料炭開発計画でございます。このいわゆる有明と申しますのは、現在日鉄鉱業がすでに縦坑を二カ所開さくしておる個所であります。これは三十九年度には着炭をいたしまして、およそ二百万トン程度の出炭規模の炭鉱になろうかと思います。
○今井(博)政府委員 新鉱開発につきましては、御承知のように、有明炭田以外にはいわゆる新鉱という部類に属するものはあまりございませんが、実際問題として、まだこの新鉱開発に対するそういう経済ベースに乗ったプロジェクトが、現在立ちにくいという状況でございまして、われわれとしましては、この新鉱開発の非常にいい計画が出て参りますれば、これに重点的に金を投下するということは決してやぶさかではございません。
資料としては、もちろん大きな山別についてももちろん資料はでき上がると思いますが、ただいま御指摘になりましたような新しい炭田の開発、この問題は有明炭田の二百万トンの開発計画というものは具体的にきまっておりますが、もう一つの有望地区の石狩の南部につきましては、まだ調査中でございまして、三カ年の年次計画の中には、そういう新規開発というものはちょっと間に合わぬのじゃないか。
ところが実際には冬山で閉山、縮小、それから賃金の切り下げ等のために、有能なといいますか、あるいは優秀な労働力がむしろ稼行しておる炭鉱の中から逃げて、残っておる労働力は年寄りであるとか、低下をしつつあるというのも現実、それから新しい炭田の開発を考えているのだということですが、それではこの新しい年次計画の中で、先ほど大臣は北海道の話が出ましたが、それから考えられる点は有明炭田なり何なりですが、その開発の
しかし、今後、新しく開発を予定しております有明炭田であるとか、あるいは石狩炭田であるとか、こういうような有望な山が、それぞれ開発されて、出炭量がふえて参りますれば、私は必ず五千五百万トン以上のものを確保することが可能じゃないか、かように考えます。同時にこれは、原料炭の場合に、特に、その点を強調いたしたわけであります。いわゆる動力炭として考えた場合の火力発電で石炭を使っている。
たとえばわれわれの北九州で申し上げまするならば、遠賀川水系の開発というものはどうしなければならぬというような、遠賀川あるいは筑後川はどういう工合に北九州の工業開発に、あるいは有明炭田の開発はどうやるのだというような、やはり水系を中心として開発の計画が立ってきているわけです。その場合に、この公団と関係は一体どうなるのか。
そこで、今、関連産業の話が出ましたが、工業配置的な開発ですね、たとえば、有明炭田を開発するについても、あるいは天北炭田を開発するについても、ただ石炭の開発だけを考えられておるのか。やはりそういった点に、総合的な工業立地条件をそろえて、その炭田地帯の高度な工業計画を持っておられるのか、これを一つお聞かせ願いたい。ただ石炭を掘るというだけでありますか。