2002-11-12 第155回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
実は、もう一度環境省政務官にお聞きしたいんですが、それと農水大臣にもお聞きしたいんですが、いわゆる有明湾、どこでもそうですが、海には、藻、海藻、そういったものがあって、一つの生態系をつくっておる。 ところが、最近、七月十四日の日本テレビで私は見たんですけれども、イチイヅタというのが地中海で繁茂している。
実は、もう一度環境省政務官にお聞きしたいんですが、それと農水大臣にもお聞きしたいんですが、いわゆる有明湾、どこでもそうですが、海には、藻、海藻、そういったものがあって、一つの生態系をつくっておる。 ところが、最近、七月十四日の日本テレビで私は見たんですけれども、イチイヅタというのが地中海で繁茂している。
その意味では、今、水産庁の事業の中で、私は、水産予算の三分の二は土木予算でどうしようもないといつも言っているわけなんですが、その中でも一つだけ、非常に私どもが関心を持っている、評価している政策、これが資源回復事業、この資源回復事業をひとつ有明湾においてやってみる気はないのかという意味。 例えば、海区を決めて、そしてこの海区を一たん禁漁する、全く。
早急に法律規制をしないで、もしや本当に能登半島にいるかもしれない、それが繁茂を始めたら、有明湾まであっという間に来るかもしれない。そうすると、有明海のこの法案だってどうなっていくのか。
それを受けて農水大臣もいろいろと発言されていらっしゃるわけですけれども、この有明湾のノリの不作に対する対策、また三回目のあの委員会の報告から踏まえて、農水省としては、それをどのように受けとめて、どういうふうに取り組んでいくということで今臨んでおられるのか、まずそこからお聞きしたいと思います。
○一川委員 今回のこの問題に関して、有明湾に面する地域の皆さん方なりそこで漁業をやっていらっしゃる漁業者の皆さん方が、激しく対立しているというような図式がある面では見えてくるわけでございまして、大変不幸な状況だと思います。
また、大事なことは、私は有明湾をやはりよみがえらせなきゃいかぬ。あそこは宝の海だというふうに皆さん方はおっしゃっているわけでありますが、私もまさにそうだろうと思っておりますから、これは総合的に調査をしていただいて、あれをよみがえらせましょうよ、私はそういうことで全力を挙げていきたいと思っております。
そういった面で、有明湾全体の中から見なければならない点がございまして、そういう面で、それでは諫早干拓がどういうふうにそれに影響を与えてきているかということは、今度、第三者委員会をきのう立ち上げましたものですから、そういった面で、その中で私は議論されるだろうと思うんです。
そういうことを考えたときに、あれだけの広大な湾の中で、こういう現象が起こっていることですから、私は、一つは、その関連する県や市町村と連携をとって調査研究する機関というのを国として設置していきながら、この有明湾全体を蘇生するような長期の取り組みというものが必要なのではないのかなというふうに思っています。
次に、農水大臣、有明湾等を中心とするノリの被害の問題でありますが、大臣はこの原因調査について、聖域を設けない、あらゆることについて徹底的にやるという御方針を出されております。もし水門を開くことが原因調査上必要であるというのであればそれもやる、私は極めて明快な方針を出されておると思います。
○津島国務大臣 西川委員の最初のお話の中で、有明湾の汚濁の話、赤潮の話を伺いまして、非常に強い印象を受けました。 と申しますのは、私の地元には陸奥湾という宝物があるわけでありますね。この陸奥湾の汚濁の問題を突き詰めていったら、委員御指摘のとおり合併浄化槽と集落排水の問題に行き着いたわけであります。
干満の差が六メートルもある、日本で最高の干満の差が有明湾にあるということ。それから、諌早湾の周辺で海抜ゼロメートルまたマイナス一メートル地域が相当な広さであるということ。
また、有明湾の中でこの諌早湾干拓事業に占める面積は七%でございます。その点につきましては委員が今言われたとおりでございまして、その七%の干潟の干拓を今行っている、こういうことでございます。
実は、私ごとで恐縮ですが、私も、諌早湾のちょうど反対側の有明湾に居を構えているわけでございます、出身地でございますが、本当にこの地域は、ちょっとの降雨量で高潮だとか洪水被害という常襲地帯になっておりまして、諌早湾の地域の方々の防災対策に対する悲願ともいうべき強い要望が実はあって、そういった側面も、目的として諌早の干拓事業というものが実施されているということで、ぜひひとつ御理解をいただいて、着実にこの
これが天然記念物なのかどうか私はわかりませんが、大変繁殖力の強い魚でございますから、そちらこちらで大変よく食べているようでありますが、有明湾に全くなくなったわけではありません。
だから、今環境予算が非常にふえておりますけれども、この体制をそのままにして環境予算だけ使うということであれば、今、有明湾であるとかあるいは日本の中の至るところで出てきておるように、お金は使ってもかえってその現地の景観でありますとか自然でありますとか生物の多様性でありますとか、そういうものを壊すことになりかねない。 北海道の二風谷を見てごらんなさいと。
時間がございませんので、諌早湾干拓事業についての最後の質問でありますが、ムツゴロウの問題を初め、まるで有明海全般の干潟がなくなるような報道がされておりますが、実際には有明湾全体の干潟の中でわずか七%の地域であるわけです。ただ、環境について重大な問題が生じているのかどうか、環境庁長官いかがでございますか。
佐賀県、福岡県、熊本県、ずっと関係するのですよ、あの有明湾全体ですから。しかも、諫早湾のところは有明海全体から言うといろいろな役割をしていると思うのですね、あそこの持っている役割りというのが。有明海の子宮だという人もおりますね。生産性の面から見てもあそこは非常に高いところなんだというふうに言う人もありますね。
次に、いまたとえばNHKの放映等もございまして、いわゆる宍道湖の流れのあの中海干拓、それから有明湾のいわゆる諌早干拓、いわゆる長崎県の南部絵合開発計画、これがいろいろと問題を醸しておるわけであります。
次に、昨年の十月ごろからことしの一月にかけまして、有明湾のノリが大変な被害を受けておるわけでございますけれども、この原因についていろいろと言われておりますが、被害状況、またその原因等につきまして、ひとつ調査してあればそれを伺いたいと思います。
もう一つは、あの水俣湾あるいは有明湾、瀬戸内海、あの水銀汚染で、漁民が苦しめられた、国民が苦しめられたこの水銀汚染の問題というものがやはり一番大きな問題になってきている。二つとも、陸も海も国民の命、暮らしに一番大きな影響を与えるこの公害行政が余りにもずさんになっているという点を私は具体的に指摘をしたいと思うんです。
それから有明湾に面する佐賀・白石平野、ここが非常に地盤沈下しているわけですね。まあこれは地層ですね、地質関係もこれは学問的に究明するとあります、これは粘土層とか、収縮作用とか、こうありますが、そういう科学的なことを言わぬことにして、ともかくいま今日地盤が沈下しておるというのは地下水をくみ上げたわけですよ。この地下水もほとんどかんがい用が非常に大きな比重を占めておるわけですね。
現に有明湾につきましても、先ほど数字を申し上げましたけれども、関係の漁協と三井東圧及び日本合成との間で話し合いが行なわれておるわけでございます。したがいまして、私どもといたしましては、その話し合いが円滑に進むように、水産庁としても極力援助と申しますか、話がうまく進むようにやらなければいかぬ、これは当然でございます。
これはやはり有明湾全体の沿岸住民に対する健康診断、環境の調査もいたしまして、全体としての結論は出さなければならぬ。しかし、二人については私はよかったと思うんですよ、本人が喜んでいるのですから。それをまだ待てと、お前はクロだと、そういうことは私は行政の姿勢としてもいいとは思わないんですよ。しかし、そのことが全般に対してこれはもうシロであると言い切れるわけではない。
しかしそのことが、第三水俣病があるという指摘全般は、二人はシロになって本人のためにも非常によかったと思うのですが、これでもう全部がシロになったというものではないわけですから、そのために有明湾一帯に広い健康調査をいまやっているわけですから、その結果を待って、これが一つの第三水俣病に対しての、そういう広い症状というものが起っておるかどうかということに対する結論が出るわけですから、われわれとしても機会あるごとにそれを
しかしそのことが、有明湾全体が水俣病の患者がいないという推論はできない。これはもう一般的な健康調査をいたして、そしてその結果を待たなければならぬわけでありますが、二人に関してそういう結論が出たことは、非常によかったと私は思っております。
○島本委員 同じ池尻公述人にお願いしたいのですが、先般の有明湾の沿岸の漁業に対する被害であります。これにはやはり長崎、佐賀あたりでは直接自分の県に公害排出企業がなくて、ふんまんの持っていきどころがない、こういうようなことであったわけであります。