1969-04-11 第61回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
○政府委員(中野和仁君) 先生が一月に御視察になりました有明地帯の干拓につきまして、いまの貯水池の問題でございますが、有明工区のほうを先に完成いたしまして、ここに大きな貯水池を——大きなと申しますか、満水面で五十八ヘクタール、有効貯水量が約百十一万トンというのをつくります。
○政府委員(中野和仁君) 先生が一月に御視察になりました有明地帯の干拓につきまして、いまの貯水池の問題でございますが、有明工区のほうを先に完成いたしまして、ここに大きな貯水池を——大きなと申しますか、満水面で五十八ヘクタール、有効貯水量が約百十一万トンというのをつくります。
この三工区のうち、最大のものは有明工区で、八百三十七ヘクタールの耕地面積を造成するもので、現在九〇%ほどでき上っております。昭和二十九年より入植し、現在耕地六百五十ヘクタールに入植者が三百十五戸増反者が五百三十七戸おり、営々として農業にいそしんでおりますが、その成績は反収平均が八俵前後ということであります。
なお、有明工区においては、昨年末に増反分を含め五百五十ヘクタールに三百十九戸の入植を終了しており、その成績は米反収平均七俵が予想されるといわれております。代行干拓事業については、すでに久保田及び大福の両工区は約五〇%完成し、すでに入植を完了して、残り十工区は昭和四十年度までに逐次完了の予定であります。