1985-03-29 第102回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第3号
有明区域で運搬及び落盤による事故それぞれ一件、一名が死亡しております。 一方、稼働延べ百万人当たりの災害率で見ますと、五十九年は一三四と、五十三年以来の悪い成績でございます。大事故の発生しました一月を除く十一月で今の数字を見ますと八二・一でございまして、五十七年六〇・八及び五十八年五七・八に比べても、少し高い水準になっております。
有明区域で運搬及び落盤による事故それぞれ一件、一名が死亡しております。 一方、稼働延べ百万人当たりの災害率で見ますと、五十九年は一三四と、五十三年以来の悪い成績でございます。大事故の発生しました一月を除く十一月で今の数字を見ますと八二・一でございまして、五十七年六〇・八及び五十八年五七・八に比べても、少し高い水準になっております。
○平河説明員 去る一月に三池炭鉱三池坑有明区域におきまして多数の犠牲者を出しました坑内火災事故につきましては、事故発生後、直ちに伊木東京大学名誉教授を委員長とする十七名の専門家から成る事故調査委員会を設け、その原因の究明と今後の対策のあり方について鋭意検討していただいてまいりましたが、三月の中間報告に引き続きまして九月末に最終報告書が取りまとめられ、通商産業大臣に提出されましたので、その内容をかいつまんで
また五十八年度、昨年度でございますが、昨年度につきましては、三井三池炭鉱有明区域の坑内火災、こういった影響から千六百六十九万トン、千七百万トンを割り込むというような状況になっておりますが、五十九年度におきましては再び千七百万トン台に回復する見通してございます。 能率につきましても近年着実に上昇しておりまして、石炭企業の合理化も進展しているというふうに私どもは見ております。
先般、三池炭鉱有明区域の災害が報ぜられたときは、炭鉱関係者のだれもが、三池炭鉱で、しかもああいったところで火災が起こるなどとは想像もしなかったことであります。しかし、現実には火災が発生して、しかもそれが大災害に発展して、死亡者八十三名、重傷者十六名という多数の罹災者を出してしまったことは返す返すも残念でなりません。
これは三池の有明区域におきます保安計画によりますと、保安統轄者及び保安技術管理者及びこれの指定をした者が一応避難退避命令等を発出し得る権限があるというふうに保安計画上定めてあるわけでございますが、現実には先生御指摘のように十五分余を経過したわけでございます。
○政府委員(石井賢吾君) 御指摘のように、有明区域がガス突出警戒区域でございませんものですからいわゆる救急バルブを採用はいたしておらないわけでございまして、目抜きを利用いたしました救急センターというものが設置されておるのは御指摘のとおりでございます。
これまでのこういった保安工事にかかわる補助事業の成果というものは、十分それなりの成果を上げてきておるわけでございますが、有明区域におきましても、保安専用機器として煙感知器をつけておるわけでございます。
○政府委員(石井賢吾君) 大臣のごあいさつにもございました三池炭鉱坑内火災事故調査委員会の中間報告及び同鉱有明区域の操業再開につきまして御報告を申し上げます。
○宮崎(角)委員 今年初頭、一月十八日の三池炭鉱三池坑有明区域における坑内火災は、後世に幾多の教訓を残した大惨事であろうかと思います。過去十年間、最大級の事故であると存じます。
続きまして、三池炭鉱有明区域の操業再開問題につきまして御報告を申し上げます。 有明区域のうち、今回の災害に関連する掘進部内を除きました部分につきまして操業再開願が三月十三日に提出されまして、十三、十四の両日、鉱務監督官等八名が入坑いたしまして保安点検を行ったわけでございます。
それから第二点の落炭についてどういうような検査あるいは指導が行われてきたかということでございますが、有明区域に関しましては五十八年におきます巡回検査におきまして、ベルトコンベヤーの落炭等の清掃除去に関しまして、これまで三回、延べにしまして七カ所でございますが、この改善を指示いたしてございます。ところが肝心の今回の火災場所ではございませんで、別の有明区域におきますベルトコンベヤー関係でございます。
○石井政府委員 お手元に二枚紙、横書きでございますが、「三池炭鉱有明区域の火災発生箇所の取明け状況」という図がございます。この図によりまして御報告を申し上げたいと思います。 二月四日にBC坑道連絡風道、これは、この図の左手に斜めに立っております坑道でございます。チップラー坑道連絡風道、それからその下にBC坑道連絡風道とございます。この箇所よりポンプを投じまして揚水を開始いたしたわけでございます。
この原因が明らかになれば、私どもは、さらに一幅炭鉱の保安監督を強化する所存でございますが、御指摘の、今の災害の出火場所の有明区域については取り明け作業等を続行中でございまして、今この際、いつ生産を再開するかということは、私は申し上げることはできないわけでございます。
それから、三川、四山の再開問題についてでございますが、基本的には区域が、災害が起こりました有明区域と離れておりますので、この点につきまして聞きますところ、労使一体となって坑内の保安状況について再点検され、何度かのディスカッションの後、労使間でこれでは安全であるという申し出が監督局の方に昨日来たということに聞いておりまして、監督局としては、その坑内点検を鉱務監督官として行いまして安全が確認されれば再開
二ページに参りますが、ここに就業いたしております人員は、三池全体で六千五百二十五名でございますが、有明区域におきましては千七百八十六名ということでございます。