1990-05-24 第118回国会 衆議院 逓信委員会 第8号
東京電力との比較の問題という点についての御指摘でございますが、これは何も東京電力だけではございませんで、先ほど触れましたように、単純には比較ができないが、いろいろな形態の事業者とまず比較をしてみるということも一つの手法ではないかという視点で、粗付加価値率が同様に高い企業としてKDD、東京急行電鉄、東京電力、あるいは有形固定資産回転率が同様に低い企業ということで東京電力とか東京急行電鉄、それから有形固定資産額
東京電力との比較の問題という点についての御指摘でございますが、これは何も東京電力だけではございませんで、先ほど触れましたように、単純には比較ができないが、いろいろな形態の事業者とまず比較をしてみるということも一つの手法ではないかという視点で、粗付加価値率が同様に高い企業としてKDD、東京急行電鉄、東京電力、あるいは有形固定資産回転率が同様に低い企業ということで東京電力とか東京急行電鉄、それから有形固定資産額
例えば先ほどの白書の作成の段階におきまして、中小企業の資本生産性の大企業に対する相対的優位性と申しますか、これは当然のことでございまして、有形固定資産一単位当たりの稼ぎ高を資本生産性と申すわけでございますから、中小企業の場合には、小さな資本設備に労働力を付加することによって稼ぎを得ていくという、平たく言えばそういった生産体制でございますから、有形固定資産額というのは相対的に小さくなる、それで稼ぎ額が
例えばソフトの面で、これは当たっているかどうかわかりませんが、例えばウォータージェットを入れましてそれを三交代でなく二交代でやれば、有形固定資産額というのは資本装備率という面で非常に上がりますけれども、逆に資本生産性、要するに有形固定資産一単位当たりの付加価値額は減ってしまうというような結果になっておるわけでございまして、決して経営のソフト面での管理の重要性を否定するものではございませんが、あわせてやはり
製造品出荷額、付加価値額はごらんのとおりでございますが、有形固定資産額のところで、加工組み立て産業と比べましても基礎素材産業の持っておりますウエートが大変高いということが特徴としてあらわれようかと思います。
たとえばこれはおたくから出してもらったあれなんですが、昭和三十三年の平均稼動有形固定資産額が約四千億。ところが、四十三年度末になると、その五倍の二兆になるわけです。これだけの投資をしているわけです。資本のほうだって効率を考えていかなければいけないですよ。ところが、その設備投資の効率ときたら、逆に三三から三〇に落ちてしまっている、こういうことです。