2009-06-11 第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
○政府参考人(戸谷一夫君) 一般的なケースで申し上げますと、四年制大学卒の場合、現在、有利子事業、有利子の奨学金事業を最大限活用いたしますと、四年間で最大六百二十六万円まで借りることができるということでございます。
○政府参考人(戸谷一夫君) 一般的なケースで申し上げますと、四年制大学卒の場合、現在、有利子事業、有利子の奨学金事業を最大限活用いたしますと、四年間で最大六百二十六万円まで借りることができるということでございます。
○政府参考人(戸谷一夫君) これは有利子事業の方でございますので、まさに最大限、本当の意味の最大限ということでございます。
そういったことで、例えば大学院の学生に対しましては、無利子貸与の場合には、月額、修士課程で八万七千円、博士課程で十二万一千円というような形で奨学金の貸与を行っておりますし、この有利子事業、無利子事業、ともに併せまして、今、毎年充実を図っているところでございます。
先ほど御指摘のように、最近は有利子の方にというお話でございますが、確かに高等教育、御案内のように大学進学五割を超えるという状況になってまいりまして、これにできるだけ多く対応したいということから、御案内のように有利子事業については財投資金を活用いたしておる関係もございまして、これを拡充することによって資金を確保しようということで、もちろん無利子の事業も伸ばしておるわけでございますが、相対的に有利子の奨学金
現状では、私ども育英会で行っております無利子・有利子事業、大学院レベルについていいますと、総大学院生数の約半分ぐらいの水準でございまして、御希望されない方もいらっしゃいますので、希望者にはほぼ今のところ充足してございます。
○政府参考人(工藤智規君) 来年度予算で予定しております日本育英会の奨学金につきましては、無利子事業と有利子事業があるわけでございますが、無利子の貸与事業につきましては、貸与人員、残念ながら一万六千人減の四十万六千人を予定してございます。
○有馬国務大臣 少し詳しく申しますと、まず、無利子事業のための政府貸付金九百五十三億円、有利子事業にかかわる利子補給金が約百三億円、それから、貸し倒しがございますので、貸し倒しに対する償却費を含めた日本育英会に対する補助金が約七十九億円、それから日本育英会への出資金が三十七億円というふうなことでございまして、これにまた有利子事業に対する千四百九十億円ということで今お願いをいたしております。
これは、かなり従来に比べれば、手にする額は多くなるであろうということになるわけで、何か善言葉を逆手に取っているようで恐縮でございますけれども、優先順位というのは、どうも有利子事業の中に吸収されて、順位を失うのではないかという感じがいたします。よろしゅうございますか。
したがって、私どもとしては、この貸与利率というものが、有利子事業として実施をしていく以上は、やはり奨学生に対する返還の場合の負担能力ということも十分考慮しまして、御案内のとおり、御提案申し上げておりますものは、在学中無利子、卒業後は原則的には無利子貸与と同額のものについては年利三%という利率で、財投の利率との差については一般会計から利子補給をするという仕組みでお願いをしておるわけでございます。
○宮地政府委員 御指摘の事柄については、私ども、ただいま先生がお話しになったような経緯があったということはそのとおりかと思いますけれども、基本的には臨調で育英奨学事業の見直しが提言をされまして、有利子事業への転換というようなことが言われたわけでございますけれども、文教施策としては直ちにそれは受けとめることはできないという判断に立ちまして、育英奨学事業に関する調査研究会を設け、事業のあり方について、もちろん
例えば、全体的に奨学事業を有利子事業に転換したらどうかとか、あるいは返還免除制度については廃止をすべきではないかというようないろいろな提言がなされております。
なお、五十九年度からは奨学金貸与事業については学年進行で日本育英会の行う有利子事業に取り込むということにいたしておるわけでございます。 現状はただいま御説明申し上げたような状況でございます。