1991-04-09 第120回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
その関連でブッシュ大統領の方から米についての言及がございまして、総理からは、ウルグアイ・ラウンドの早期かつ成功裏の終結を目指して日米で緊密に協力していくこと、それから農業交渉の重要性を認識していること、我が国が世界最大の農産物純輸入国として月給率が極端に低いこと及び米については各国が抱えている困難な問題、輸出補助金、米国のウエーバー、ECの可変課徴金、そういう問題とともにウルグアイ・ラウンドの中で解決
その関連でブッシュ大統領の方から米についての言及がございまして、総理からは、ウルグアイ・ラウンドの早期かつ成功裏の終結を目指して日米で緊密に協力していくこと、それから農業交渉の重要性を認識していること、我が国が世界最大の農産物純輸入国として月給率が極端に低いこと及び米については各国が抱えている困難な問題、輸出補助金、米国のウエーバー、ECの可変課徴金、そういう問題とともにウルグアイ・ラウンドの中で解決
それからもう一つ、この五十万トンの輸入が食糧月給率に与える影響も深刻なものがあると思います。私どもが試算をいたしましたら、五%のミニマムアクセスでカロリーベースの食糧自給率は四六・六%にも下がってしまいます。 この二点について、私は大臣の御見解をお伺いしたいわけであります。
それかといって、転作させまして、日本で足りないいわゆる月給率の非常に低い大豆とか小麦にこれを転換させようとしても、なかなか農業の収益面からいってそう簡単に転換ができないようで、遅々としてその政策も進まないようでございます。 いろいろ問題ありますが、日本のいわゆる安全保障を考えますと、まず食糧の自給度をいかにして高めて確保するかということなんでございます。
ただ問題は、これだけ膨大な小麦が入ってきて、長期見通しからいたしますと、昭和六十年では月給率九%、こういうことなんですよ。農業団体の方でも輸入の漸減をすべきなんじゃないか、要するに外麦を減らしなさい、こういうことを強く言っているわけなんです。農民団体も言っているわけであります。しかし、減らすことができないというのは一体どこに原因があるのだ、これがやはり問題であろうと思います。