1985-12-11 第103回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第2号
ところが、今岡田委員も指摘しましたように、ドイツ、イギリス、フランスに比べても、日本の労働者一人当たりの月出炭量は最高に多いのです。そういう国でなぜ価格差の問題がそんなに論議をされるのだろうか。海外炭というのはどこの国も同じように入ってくるわけです。大体値段は違わない。 そこで、私も西ドイツの価格差の問題をちょっと調べてみました。
ところが、今岡田委員も指摘しましたように、ドイツ、イギリス、フランスに比べても、日本の労働者一人当たりの月出炭量は最高に多いのです。そういう国でなぜ価格差の問題がそんなに論議をされるのだろうか。海外炭というのはどこの国も同じように入ってくるわけです。大体値段は違わない。 そこで、私も西ドイツの価格差の問題をちょっと調べてみました。
しかるに、今回の答申は、一方において需要を五千五百七十万トンに押え、他方において、一人当たりの月出炭量を一挙二十六トンから三十八・六トンに引き上げることを要求し、全く算術的に労働者七万人の首切りという結論を出したのであります。能率を上げれば上げるほど、生産性を高めれば高めるほど、そのことはそのまま自分と仲間の首を切るということであります。これでどうして労働者が安心して働くことができましょうか。
だから全国の各石炭鉱山別に炭層の状況、それから月の出炭量、炭質、それから従事人員、一人当りの月出炭量、これが出るわけですから、それ、それから生産原価、現在の近代化設備の概況、それから将来の体質改進の構想、そういったようなものを一つわれわれ専門外の者でも理解できるような内容にして資料として提出願いたいと思いますが、よろしゅうございますか。