1963-07-06 第43回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第28号
佐賀県においては、六月二十九日から七月二日までの最高降雨量は、三瀬地区にて六百五十六・七ミリに達し、この集中豪雨は、四月以来の長雨により地盤がゆるみ、がけくずれ、山津波等の危機を招きやすい危険な状態にあったため、両県下に甚大な被害をもたらし、各所において中小河川のはんらん、堤防の決壊、橋梁の流失等が起こり、これにより道路は寸断され、交通は途絶し、家屋の浸水、流失等により被災者が続出し、田畑の冠水、流没等
佐賀県においては、六月二十九日から七月二日までの最高降雨量は、三瀬地区にて六百五十六・七ミリに達し、この集中豪雨は、四月以来の長雨により地盤がゆるみ、がけくずれ、山津波等の危機を招きやすい危険な状態にあったため、両県下に甚大な被害をもたらし、各所において中小河川のはんらん、堤防の決壊、橋梁の流失等が起こり、これにより道路は寸断され、交通は途絶し、家屋の浸水、流失等により被災者が続出し、田畑の冠水、流没等
ところがおりしも北上中の台風九号は、三日午前本道に上陸しまして、ほとんど全域をその圏内にのみ込んで、最高降雨量は、然別で三百九十ミリの豪雨をもたらし、四日朝根室沖合に去ったのであります。