2014-10-16 第187回国会 衆議院 憲法審査会 第1号
まず、最初の訪問地であるギリシャのアテネでは、ミツォタキス行政改革大臣やアテネ大学法学部のツァキラキス教授のほか、最高行政裁判所ではシャープ長官代行を初め裁判官の方々と、教育・宗務省ではキリアジス次官など、さまざまな方とお会いし、御説明を受けるとともに、意見交換をいたしました。 以下、その概要について御報告をいたします。
まず、最初の訪問地であるギリシャのアテネでは、ミツォタキス行政改革大臣やアテネ大学法学部のツァキラキス教授のほか、最高行政裁判所ではシャープ長官代行を初め裁判官の方々と、教育・宗務省ではキリアジス次官など、さまざまな方とお会いし、御説明を受けるとともに、意見交換をいたしました。 以下、その概要について御報告をいたします。
また、翌十九日には最高行政裁判所のトシュチンスキ長官とも懇談いたしました。 以下、その概要について御報告を申し上げます。 まず、ポーランドの現行憲法制定の経緯に関しましては、憲法裁判所のサフィアン長官から、東欧の民主化に至る体制転換期に体制側と反体制側とが一堂に会する円卓会議が開かれ、その合意に基づき、暫定憲法である小憲法を経て、現行憲法である大憲法の制定に至ったとの説明を受けました。
このほかに、最高行政裁判所の役割を持っていると言われております。また、ドイツでありますが、連邦法務省第四局におきまして、政府提出法案の審査、憲法解釈等を行っております。また、イタリアでありますけれども、これは首相府法制局におきまして同様の審査あるいは法令の解釈等を行っております。ほかに、アジアの諸国で、中国の国務院法制弁公室、韓国の法制処等も内閣法制局と同様の事務を処理していると言われております。
例えば、フランス憲法二十一条では、首相は政府の活動を指導するという表現をしておりますけれども、フランスの最高行政裁判所の判例では、指導といっても指揮監督ではない、上級庁ではないというふうに言っているわけでございまして、いささかこの点心配がある。憲法の六十五条で内閣をもって最高機関としているわけですが、それに触れないかどうか。