2018-11-05 第197回国会 参議院 予算委員会 第1号
○国務大臣(石井啓一君) 本年の台風第二十一号は、大阪湾の最高潮位が既往の第二室戸台風を大幅に上回る潮位でございまして、そのために関空が大きな被害を受けたわけですが、一方、第二室戸台風の際には、大阪市内を始めとしまして大変な浸水が起こりまして大きな被害が生じた一方、その後の高潮対策をやったおかげで、本年の台風二十一号ではほとんど浸水被害はなかったということで、近年の災害では、インフラが整備をされ、かつ
○国務大臣(石井啓一君) 本年の台風第二十一号は、大阪湾の最高潮位が既往の第二室戸台風を大幅に上回る潮位でございまして、そのために関空が大きな被害を受けたわけですが、一方、第二室戸台風の際には、大阪市内を始めとしまして大変な浸水が起こりまして大きな被害が生じた一方、その後の高潮対策をやったおかげで、本年の台風二十一号ではほとんど浸水被害はなかったということで、近年の災害では、インフラが整備をされ、かつ
その時点での知見に基づきまして、津波に関しましては、小名浜港のポイントプラス三・一メートル、これはチリ地震津波の最高潮位を用いたものでございます。そのようなことを前提といたしまして審査を行ってございます。 その後、平成十四年に、土木学会におきまして、当時の知見を踏まえまして「原子力発電所の津波評価技術」が取りまとめられました。
この集中豪雨が非常に多くなっているということで、一つは堤防の決壊による急激な浸水だとか、それから土砂災害もここ最近にはないような大変な土砂災害、一千五百件以上の土砂災害が生じるだとか、さらには、今御指摘ございましたように、浸水家屋も一万五千戸以上、高松、あの台風十六号での高松では最高潮位が伊勢湾台風のときよりも五十センチ以上上回ってしまうと、大変な被害が生じております。
○石川政府参考人 最初に、高潮対策でございますけれども、この新北九州空港の護岸の天端高というものは、過去にあった最高の潮位というのが五・九二メートルでございまして、この過去最大の最高潮位の五・九二メートルを参考として、八・〇メートルという護岸の天端高にしてございます。したがいまして、高潮時においても波浪やしぶきが護岸を越えて空港島に入ってくることはほとんどないというふうに考えております。
何メーターまで大丈夫というふうな数字が言えないというのはとんでもないことだと思うのですが、それなら、関空の既往最高潮位の設定についてお答えください。
それから、既往最高潮位の問題、確かに今後とも議論をしなければならないところがございますけれども、この既往最高潮位というのは、最大になるときが数時間という時間帯であることもぜひ先生お考えいただきたい、一応そのように申し上げておきます。
○深谷政府参考人 既往最高潮位の設定についてのお尋ねでございますけれども、関空につきましては、昭和三十六年の秋に発生しました第二室戸台風、その際の岸和田の検潮所での観測値を参考にいたしまして、プラス三・二メートルと設定をしたところでございます。
そのうち、私どもが担当いたしました漁港についての状況を申し上げますと、一つは、点検の対象としては、湾口が南側に面している、開いている湾内で、背後の最低地盤高が既往の最高潮位より低い地区、こういうことでまず地区をピックアップいたしまして、それで三百七十六地区、海岸線の延長にして四百四十一キロ、こういうことでございました。
不知火町を襲った高潮も、既往最大であった四・五八メートルを超えて、気象庁の三角の検潮所でも二十四日の午前八時の段階で最高潮位が六・五八メートルというように過去最大を優に超えているわけです。それで、今回の高潮の事例からいいましても、既往最大の高潮はいずれ更新されるものだ、こういう立場で考えることが私は大切だと思うわけです。
この期間の今日まで最高潮位との関係で調べてみましたち、被災後の最高潮位がOPで一・八メートルという記録がございました。この沈下した堤防との間にどれぐらいあったかということになりますと、一・七メートルございまして、海の水が住宅地の方に入ってくるということはなかったわけでございます。
洪水とか高潮とか、そういうような災害についての御懸念と思いますが、広島湾の高潮対策につきましては、既往の最高潮位を対象といたしまして高潮対策事業はほぼ完了しております。海田湾の一部が埋め立てられましても、計算結果を検討いたしましたところでは、洪水、高潮による背後地への影響はほとんどないものと考えられます。
ただ今回の場合は津波と違いまして、台風によりましていわゆる異常高潮といっておりますが、異常に高い高潮が起こってまいりましたので、津波現象に比べまして申しますと、浦戸湾の湾口程度の広さでございますと、外海の水位と中の水位とがあまり差がないというのが一般的な常識、われわれ有識者あるいは専門家の間の常識かというふうに存じてございますけれども、御指摘ございましたように、従来の高潮の過去の最高潮位は二メートル
これは先ほどからもあるいはお話が出たかと思いますけれども、従来の浦戸湾の最高潮位は二メーター八十でございまして、これが四メーター以上ということで、この点私どもの従来の常識をはるかにこえておりまして、この点はわれわれ非常に至らなかったというふうに十分反省いたしておりまして、その現象の解明とあわせまして、ただいま御指摘の点につきましても、同時に検討いたしたいというふうに考えております。
海南市は当時最高潮位三メートル三〇を記録いたしまして、日方川及び山田川の護岸が五十メートルにわたって決壊をし、また築地水路の樋門が倒壊いたしました。海南港は去る昭和二十一年の南海地震によりまして約六十センチの地盤沈下がございました。
文里港は当時最高潮位は三メートル七十を記録し、同港物揚場及び護岸九ヵ所が決壊いたしております。その被害額は約七百四十万円であります。護岸は工事別により強弱及び高低があり海水の侵入がありました。これが災害復旧は原形復旧ではなく、改良復旧として万全を期されたい旨の強い要望がございました。 次に白浜町堅田に参りましたが、海岸線一帯に侵水を受け真珠養殖関係について大きな被害がありました。
具体的な例をとって申し上げると、新しく海面を埋め立てるなりして、土地造成をやる、それを住宅地帯なり工業地帯にするためには、最高潮位であるとか、あるいは波の高さ等を勘案して相当高い地盛りをしなければならない。少なくとも埋め立てをしなければならない。
しかし、その中で最高潮位というものを見て参りますと、二・八五メートルというものが最高潮位なんであります。それまでの台風はみな二・八五メートル以下の潮位で、あるいはキティ台風というような大被害が起きた。また昨年は亀戸の堤防が決壊した、こういうような工合でございます。
従いまして伊勢湾及び三河湾が台風中心の右側、すなわち、東側にあるという悪条件もさらに重なりまして、名古屋港におきましては、午後九時三十五分に最高潮位は東京湾の中等潮位を基準にいたしまして三・八九メートルに達したのでございます。これは既往の最高潮位の二・九七メートル、これは大正十年の、これまた九月二十六日でございますが、これを約一メートル越しておるのでございます。
特にこの特徴といたしましては、異常潮位、とにかく風と最高潮位が重なりまして、平常でありますと三メートル二十の潮位でありますものが、ちょうど十七日の朝九時ごろには五メートル近くになった。この五メートルの潮位と申しますのは、佐賀県の記録を見ましても見当たらぬような異常潮位でございます。
ことに、伊勢湾の海岸地帯においては、その最高潮位を約一メートルも上回る異常な高潮により海岸堤防及びこれに接続する河川の堤防が至るところで決壊し、高潮の浸入によって多数の尊い犠牲者を出しましたほか、住宅、公共施設、農地、工場その他諸産業施設について甚大な被害をこうむったのであります。
ことに伊勢湾の海岸地帯においては、既往の最高潮位を約一メートル以上も上回る異常な高潮により、海岸堤防及びこれに接続する河川の堤防が至る所で欠壊し、高潮の浸入によって多数の尊い犠牲者を出しましたほか、住宅、公共施設、農地、工場その他諸産業施設について甚大な被害をこうむったのであります。
また特に今回の台風におきましては、北部周防灘沿岸は年間を通じて最高潮位の季節にあたり、海岸線の被害が甚大で、漁農家の流失、倒壊著しく、数千の避難民を出し、また海岸堤防決潰のため田畑の冠水したところが多く、数百町歩收穫皆無となつて、まだ茫然自失の状態にある農民の痛ましい姿を見たとき、われわれ災害地対策委員は、一刻も早くこれらの人々をこの惨状から何とか救済してやらねばならぬ責任を痛感いたした次第であります
東淀川区の最高潮位は三メートル五〇、西淀川区四メートル〇五。此花区四メートルであります。 なお次に被害見込額についてでありますが、これは大阪府当局の資料によるものでありますけれども、その主張によりますと、被害見込総額は一千三百三十四億七千万円であります。