1948-01-26 第2回国会 衆議院 本会議 第7号
すなわち水力は、出水率を平年並みと見まして、年間約二百八十二億キロワツト時、火力は、発電用石炭、本年度の二百三十五万トンに対しまして、三百七十万トン程度の割当を見込みまして、発電量三十四億キロワツト時、水火力合計三百十六億キロワツト時を予定いたしまして、これを各種部門に合理的に配分し、電力の最高度活用をはかるよう、割当計画を進めておるのでございます。
すなわち水力は、出水率を平年並みと見まして、年間約二百八十二億キロワツト時、火力は、発電用石炭、本年度の二百三十五万トンに対しまして、三百七十万トン程度の割当を見込みまして、発電量三十四億キロワツト時、水火力合計三百十六億キロワツト時を予定いたしまして、これを各種部門に合理的に配分し、電力の最高度活用をはかるよう、割当計画を進めておるのでございます。
敗戰後の石炭不足と火力発電所の賠償等によりまして、今日日本における唯一の動力源は、水力電氣の最高度活用以外にその途はないのであります。この消耗することなき水力電氣こそ、石炭動力に代りまして、わが國経済復興の中心となるべきであります。
敗戰後の石炭不足と火力發電所の戰災等によりまして、今日日本における唯一の動力源たる水力電氣の最高度活用以外に途はないことは言をまたない次第であります。この消耗することなき水力電氣こそ、石炭動力に代つて、わが國經濟復興の中心となるべきものであります。最近米英兩國政府におきましては、水力發電に最も重點を置き、ギリシヤのごときは水力電氣の開發以外ギリシヤの復興なしと叫んでおります。
○村上(勇)委員 敗戰後の石炭不足と、火力發電所が賠償になるとかいうようなことによりまして、今後日本における動力は水力電氣の最高度活用以外、途はないのじやないかと私ども思つております。從いまして政府は鐵道その他の陸上における動力を水力電氣に切りかえるお考えがありますかどうか、お伺いしたいのであります。