1968-05-15 第58回国会 参議院 外務委員会 第13号
○説明員(小暮光美君) 御承知のように、小麦協定時代にも何年かに一ぺん価格帯につきましては実態に合うように修正するということを続けてきておりますので、最高価格宣言を発するような事態があまり例として多くないということでございますけれども、今回の穀物協定に移り変わります直前に、昨年穀物協定にかかわる交渉をいたしておりました当時の、たとえばマニトバの実際の価格水準が当時の小麦協定時代の最高位すれすれになってきております
○説明員(小暮光美君) 御承知のように、小麦協定時代にも何年かに一ぺん価格帯につきましては実態に合うように修正するということを続けてきておりますので、最高価格宣言を発するような事態があまり例として多くないということでございますけれども、今回の穀物協定に移り変わります直前に、昨年穀物協定にかかわる交渉をいたしておりました当時の、たとえばマニトバの実際の価格水準が当時の小麦協定時代の最高位すれすれになってきております
○説明員(小暮光美君) 小麦協定時代に、一九五一年から二年にかけての協定のときに最高価格宣言に該当する例があったというふうに記憶しております。
したがいまして、実際の輸入価格は、それぞれの要するに相手国との交渉によりまして、そしてその価格でもって買い付けをすることになりますので、価格が最高と最低の幅の中にありますれば、もちろんそのときの市価で買い付けをすることになりますし、もし市価が非常に高騰いたしまして最高価格を上回るような事態になりますと、小麦協定の理事会で最高価格宣言というものを出すわけでございます。
その間十セント下がったわけでありますが、そのかわり輸出国の義務といたしましては、その輸出国の輸出します小麦がこの最高基準価格を上回るという状態が生じましたときに理事会が最高価格宣言というものを行ないまして、その最高価格宣言が行なわれております間におきましては、輸出国はあらかじめきまっております輸入国に対して、持っております義務だけのものを売らなければならないということになっておるわけであります。
そこでその次に、本協定では、新たに最高価格宣言の制度、第五条にありますが、を採用していろいろの細則を定めておりますが、この最高価格宣言は、市場価格が協定最高価格を上回った場合に起こるようにも見えるのですが、どうでしょうか。また、この市場価格と協定価格との調整はどういうふうにするのか。この御説明を願いたいのであります。
○苫米地英俊君 言いかえれば、この最高価格宣言をやるのですね、この値段が上がった場合にですね。ところが、こちらの方は、協定価格を上回っても最高価格で買いたい、こういう希望があるでしょう。そうするとこれは、輸出国の方は、最高価格宣言によってそれをはずしてしまいたい。こちらの方は、まだそれほどじゃないという主張に当然なると思うのですね。