1980-02-14 第91回国会 参議院 本会議 第5号
そこで、御提言の趣もございましたが、まず暫定最高価格制度に基づく定価改定に当たりましては、たばこの消費動向、物価動向に十分配意いたしますとともに、事前に特別委員として消費者代表も参加する専売事業審議会の議を経ることとしておることが一つであります。次が、消費者代表等も参加されております物価安定政策会議の意見を聴取する。
そこで、御提言の趣もございましたが、まず暫定最高価格制度に基づく定価改定に当たりましては、たばこの消費動向、物価動向に十分配意いたしますとともに、事前に特別委員として消費者代表も参加する専売事業審議会の議を経ることとしておることが一つであります。次が、消費者代表等も参加されております物価安定政策会議の意見を聴取する。
〔小此木委員長代理退席、委員長着席〕 したがって、現在は、国土利用計画法によるところの最高価格制度というものが一方にありながら、同時に、税の必要からきました適正利益率二七%という、二つの縛りがあったわけでございます。
あるいはまた最高価格制度にしたらどうかという問題もあると思います。こういった問題も含めまして、十分ひとつ内部で検討するとともに、関係するところ大きいわけでございますから、各方面の御協力、御理解を得て、ぜひ前向きでもってこれを改善の方向に持っていきたい、こう考えております。
最高価格制度の導入とか、あるいは現行専売法の改正なんということは、いますぐこの場での御答弁もあれでしょうと思いますけれども、大蔵大臣としてどのようにお考えになりますか。
○黒柳明君 いままで聞いたところによると、この消費税制度なんかのお考え、あるいは最高価格制度なんというようなこともお考えがあるとかないとか聞きましたが、その点、総裁いかがでしょう。
○中西説明員 ふろ代は、これは物価統制令による最高価格制度がございます。動きはあるようですけれども、まだ都道府県で認可したというふうには伺っていません。 外食の関係は、先ほど申し上げましたように、米代について、一食分についての値段を二円、三円あるいは十円上げたというふうな情報がありますけれども、一律にそうなっているというふうには理解いたしておりません。
その意味では、従来のような最高価格制度ではなくて、目安価格としての、一種の安定帯価格としての基準価格制度を打ち出していく。
現在、酒類の価格統制は物価統制令によって行なわれておりますが、このような物価統制令による最高価格制度は、経済の正常化に伴い漸次廃止され、米、酒等について行なわれておるにすぎず、酒類の場合も撤廃の機運が熟しております。本案は、廃止された場合を考慮して酒類業界の安定と国家財政に重要な地位を持つ酒税の保全に支障を来たさないよう、あらかじめ万全の価格制度を法的に準備しておこうとするものであります。
○石井証人 文部省の現行の定価の認可基準は、最高価格制度と申しまして、ページ当りの最高単価を押えてあるのであります。これは、私が教科用図書審議会の委員であったときに、諮問に応じて建議をいたしました。それに基いて作りました。従って一半の責任があるわけでありますが、これは合理的かつ科学的なものではないのです。作るときからそうであったわけであります。
それは、最高価格制度をしきましたその最初の年には約二割定価が下りました。最高価格をきめるときに、経営者当りの単価をきめて、その下で競争しろ、こういうような価格制にしましたところが、大体二割下ったという記録があるように思います。従って、値下げの可能性はなくはない。それが幾らになるかは相当慎重な調査を必要とすると思うのであります。以上であります。
これは主として米でございますが、日本の食糧事情の関係上、いまだとうてい要求に応じ切れない程度のわずかな数量しか酒の原料米として配給できない事情にございますので、やはり最高価格制度をとつておるのでございます。公定価格の制度自体の目的から申しまして、最低価格制度というものはちよつといかがかと考えるのでございます。もちろん酒に関しましては、消費者の支払います価格の相当大きな部分が実質上は租税であります。