2020-05-27 第201回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第5号
伺いますけど、最終処分先は決まっていませんね。
伺いますけど、最終処分先は決まっていませんね。
○政府参考人(覺道崇文君) 高レベル放射性廃棄物の最終処分先については、現在決まっているものではございませんで、まさにその処分地を決めるべく、政府としても取り組んでいるところでございます。
これに対しまして、再処理、私どもが今やろうとしておりますことは、この使用済み燃料の中から、有用なまだ使える資源でありますウラン、プルトニウムを抽出するという行為と、そこでどうしても使えない廃液になりますものを右の方にありますガラス固化体にいたしまして、最終処分、先ほど御質問ございましたけれども、こうした形でやらせていただく、まずこういう分類をしております。
第三の理由は、石原大臣のこうした発言は、最終処分場の確保については国が責任を持って行うといいながら、最終処分先も決めないまま、住民の全てが生まれ育ったふるさとを追われたままの双葉町などに、中間貯蔵施設先にありきで押し付けようとする国の姿勢を露骨に示したものであり、到底容認できないからであります。 必死に帰還と町の復興に力を尽くしているところに、中間貯蔵施設の建設計画が持ち上がりました。
しかも、最終処分先も決まっていないのに、地元が受入れに同意した後に法制化するというのでは、町に帰還したい、町を復興したいという双葉町の住民には私は到底納得されないのは明らかだと思うんです。そして、本当に三十年後帰れるのか、その保証はあるのかと、多くの方が心配の心を持っておられると。
やはり国がこの最終処分先あるいはその方法というものをしっかりと決めていただきまして、そしてしっかりとした解決策を見出していただきまして、地元の皆様に御理解をいただくような形で進めていただきたいというふうに思っております。更なる御努力をお願いします。
この取りまとめにおきましては、最終処分先であります大阪湾フェニックスセンターを中心といたしまして、廃プラスチック、建設廃棄物等について、臨海部の拠点を活用した広域処理を行うための施設整備を推進するということになっておるわけであります。 環境省といたしましても、この取りまとめ、これを踏まえまして、各種の施設整備等につきましてこれは支援をしてまいりたいと、そのように考えております。
なぜならば、排出者が廃棄物を処理処分しようとしても、最終処分先が得られない場合は、その責任を果すことができない結果となるからである。このことは、従来から環境計画上解決すべき重要な課題であったが、今後は都市・産業廃棄物対策の樹立および推進により、排出者責任の原則が貫けるように体制を明確化する必要がある。」この点は、私はさきの委員会である具体例をあげました。そしていろいろ指摘をしたのであります。