これはまだ今の推計値しか出ないわけでありまして、現時点におきましては、前回の最高裁判決の合憲のときと同様、三倍を切っている、すなわち二倍台ということで提案をさせていただいているところでありまして、ちなみに、現在の選挙人数という、選挙人名簿及び在外選挙人名簿登録者数ということで二十九年九月一日現在ということで計算した数値がございますが、これによりますれば、最大選挙区との較差、これは宮城県との比較でございますが
石井正弘
最大選挙区は東京十六区で五十八万一千六百七十七人、最小選挙区は鳥取二区で二十九万一千百三人となります。勧告前の最大格差は二・五二四倍ですので、大幅に縮減されたところでございます。
都道府県間の議員一人当たり人口の格差は、緊急是正法で定められた各都道府県別定数により議員一人当たり人口を算出して比較した結果で、最大格差は、東京都と鳥取県の間で一・七八八倍となっております。
村松岐夫
その中には、最大選挙区の郡、市区町村を分割するべきでないという議論は既に多数の例外によって破られている、格差を二倍以内にするために市を分割すべきではないなどとこだわる必要はない、こういう意見が紹介されております。
大幡基夫
埼玉県につきまして今回定数が一増になったということで、先ほどの審議会で、まず、人口最大選挙区である一区、いわゆるさいたま市が中心になるわけでありますが、ここを手がかりに見直しをしていこうということで、さらに五区、旧大宮を中心とするところでありますが、ここもさいたま市の一部をその区域としていることから、あわせて見直しを行うこととされたと承知しております。
若松謙維
最大選挙区は兵庫六区、五十五万八千九百四十七人、最小選挙区は高知一区、二十七万七百四十三人であります。現在の最大格差は二・五七三倍でありますので、格差は大幅に縮減するとともに、前回、平成六年の区割り時の二・一三七倍をも下回っております。
内田満
千葉県については、人口最大選挙区の九区を手がかりとして改定案を検討いたしましたが、九区周辺の二ないし三選挙区で一増を図るには、選挙区の規模がそれほど大きくないことから、人口規模を調整するため、周辺の三区、六区及び八区、それに加えて、六区に隣接する選挙区で人口五十四万人台の五区を含め、これらを合わせた区域に六選挙区を設けることとしたものでございます。
内田満
格差二倍以内といたしますと、最小選挙区が十六ないし十七万人、最大選挙区が三十二ないし三十四万人ということになります。実際に区割りを行う場合、多くの市や区を分割した選挙区にしなければならないと思いますが、どのくらいの市や区を分割しなければならないか、伺いたいと思うのであります。
また、市や区によっては七つにも八つにも分割しなければなりません。
堀込征雄