2018-02-16 第196回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第2号
私の前職は、オホーツク地方にある北見市の北海道議会議員なんですけれども、実は、この北見市で、二〇〇四年一月十三日から十五日の間、三日間で百二十五センチ、最大積雪量百七十一センチに及ぶ降雪がありました。このときには完全に都市機能が麻痺するということがあったのでありますけれども、こうした経験を踏まえて、豪雪災害対策マニュアルなどの作成をしたということがございました。
私の前職は、オホーツク地方にある北見市の北海道議会議員なんですけれども、実は、この北見市で、二〇〇四年一月十三日から十五日の間、三日間で百二十五センチ、最大積雪量百七十一センチに及ぶ降雪がありました。このときには完全に都市機能が麻痺するということがあったのでありますけれども、こうした経験を踏まえて、豪雪災害対策マニュアルなどの作成をしたということがございました。
その結果で、御承知のごとくことしの冬は、長岡付近で最大積雪量が二百四十五センチ、平年より約五〇%ほど多い状態でございましたが、雪の走行試験におきましては初期に多少初期故障等がございましたけれども、全般的には順調にまいりまして、試験列車はほぼ計画どおり運行できたという結果が得られております、それでございますので、ことしの冬程度の降雪量に対しましては上越新幹線は十分対応できるという自信を持っておりますが
政令による指定要件では、気象庁の観測所四十ヵ所中八ヵ所以上で平年の一・五倍以上の積雪があること、こういうことになっておりますけれども、もともと豪雪地帯では冬になれば除排雪を常時行っておりますし、平年最大積雪量を超えないから除雪費が要らないというものでもないわけです。また、今回のようにわずか一週間で平年最大積雪量を超えてしまうようなときには、これは一層大きな負担になるわけです。
これは耐用年数と安全度ということで、その地域の過去のたとえば二十年なら二十年のうちでの最大積雪量に耐えるような設計にするとか、そういうことで設計基準を設けてやっておりますので、全国一律ではございませんで、それぞれの地域の積雪量というものを前提にして設計をいたしております。
たとえば今回の豪雪を見ますと、横手、秋田で比較してみますと、最大積雪量といいますか、一日に降った最高の量が秋田で四十五センチでございます。横手で一日に一メートル五センチ降っております。これは私のほうの過去の統計から推定いたします三十年に一ぺんの確率をはるかにオーバーしております。三十年に一ぺんくらいは秋田で四十センチくらい降るだろうという統計上の数字は出ております。
積雪も、只見におきます最大積雪量が三十九年のときは三メートル四十であったものが、今度は二月四日に五メートル三十に達するというようなことで、やはりことしのあの付近の雪は相当多い。また、なだれの発生回数も非常に多いというような実情でございます。