2001-06-13 第151回国会 参議院 本会議 第31号
委員会におきましては、コーヒーの最大消費国である米国が国際コーヒー協定から脱退した理由、我が国と旧ソ連諸国との文化交流の促進等について質疑が行われましたが、詳細は会議録によって御承知願います。 質疑を終え、順次採決の結果、条約三件はいずれも全会一致をもって承認すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。(拍手) ─────────────
委員会におきましては、コーヒーの最大消費国である米国が国際コーヒー協定から脱退した理由、我が国と旧ソ連諸国との文化交流の促進等について質疑が行われましたが、詳細は会議録によって御承知願います。 質疑を終え、順次採決の結果、条約三件はいずれも全会一致をもって承認すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。(拍手) ─────────────
第一点目に関しては、確かにコーヒーの最大消費国でありますアメリカが参加していない。それについては後ほどお答えさせていただきますが、基本的に我が国のスタンスといたしましては、御承知のとおり、世界第三位のコーヒーの消費国であります、そしてその一〇〇%を輸入に依存している、したがってコーヒーの価格が長期的な安定供給を可能とする水準に安定することが望ましいとまず考えているわけでございます。
なぜかならば、日本が最大消費国であるわけでございますから、しかも、このITTOの中で投票権を一番多く持っているのが日本ですから大変な発言力があるわけで、したがって大きなリーダーシップ、イニシアチブをとって、ぜひNGOとかそういう人たちの意見等を十分反映させた形で、ITTOをしてサラワク政府に勧告さすべきである、このように思いますけれども、いかがでしょうか。
特に我が国は石油の最大消費国であるという立場からして、そういう立場に立つことは極めて当然だと思うわけです。したがって、この供給と価格の安定化を図る。そのためには消費国と生産国、いわば産消国対話というものがやはりどうしても大切になってくるのではないのか。そういう意味で我が国は、産消国対話についてイニシアチブを積極的に発揮していく、こういう立場をとられることが望ましいと思うわけであります。
今後の国際市場の石油価格がどうなるか、石油最大消費国として最大の関心事だと思います。これもやはり乱高下はいかぬわけですね、ある一定の上下はいいですけれども。非常にその点についてこれをどう見きわめていくか、問題であります。特に、産油国と消費国あるいはまたOPECと非OPEC、この対話もなかなか進まない。しかし、このままで済まないことは明らかだと思うのですね。
そこで、わが国といたしましては、アメリカと並ぶ世界の最大消費国でありますこの日本にとりましての石油をいかに長期にわたりまして安定的に確保していくかということが、これは産業のみならず国全体としての最大の課題でなかろうかと考えております。