1970-03-16 第63回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第4号
○田邊分科員 中身は、昨年あなたが答弁されたように、大体最大洪水流量は五割増しくらいだ、その割り増しになった分は、大体上流のダム等の建設によるカットによってまかなわざるを得ない、大体こういう考え方はそのままですね。変わりありませんね。
○田邊分科員 中身は、昨年あなたが答弁されたように、大体最大洪水流量は五割増しくらいだ、その割り増しになった分は、大体上流のダム等の建設によるカットによってまかなわざるを得ない、大体こういう考え方はそのままですね。変わりありませんね。
それの一つの基準になる八斗島地点における最大洪水流量は毎秒一万七千トンといままでいわれておったんですね。ところが、私は昨年来質問しておりますけれども、この一万七千トンという最大洪水流量を変えなければならぬじゃないかとあなたのほうは言っておるのですね。一体その後の調査によって、あなたはこれをどのくらいに変えるというおつもりですか。
○田邊分科員 そこで、最大洪水流量を五割増しするということもまたたいへんな問題でありますけれども、それと同時に、一体洪水調節量はどのくらいなのか。従前は八斗島地点で三千トンといっておったのでありますが、これはそのとおりでございますか。
ところがその基礎になる最大洪水流量というのが、いま大臣のお話でもって一万七千トンをこえるのじゃないかという、こういうお話になってまいっておるのでありますが、この点がひとつ疑問であります。
その変更は、先ほども申し上げましたが、放水路の最大洪水流量が、千立方メートル毎秒を、二千立方メートル毎秒に変更いたしました。
最上川は古口狭窄部以下下流の計画洪水流量を七千立米として改修を完成しておるのでありますが、中流部における過去の最大洪水流量は八千立米を越えており、七千立米を越える洪水流量の処理について果して中流部合流点で六百立米の減量で洪水防禦の効果が期し得るかどうか疑問があると思います。本年秋までに調査を行うとのことでした。
そういたしまして現実にわかつておりますのは、夜明の、ダムにつきまして、最大洪水流量は何立方メートルであつたかということが先ず考えられるわけであります。この点につきましては、九千三百立方メートル乃至九千五百立方メートルというような数字の間ではなかろうかというような結論に大体なつておるようでございます。
例を利根川にとるならば、電源開発のために多目的ダムが完成いたしましたといたしまして、最大洪水流量である一万七千立米のうち、ダムによる調節量はわずか三千立米である。しかも、このダム工事には莫大な資金を必要とするのであります。