2004-11-24 第161回国会 参議院 災害対策特別委員会 第5号
そういう周期がどれぐらい多いか、その一番多いところが卓越周期ということでございますが、この周期、卓越周期から地震の規模、マグニチュードを推定いたしまして、P波の最大振幅とこのマグニチュードから震源までの距離を推定するというものがこれまでのシステムの概要でございます。 続きまして、次の図の三をごらんになっていただきたいと思います。基本的にP波検知は同じでございます。
そういう周期がどれぐらい多いか、その一番多いところが卓越周期ということでございますが、この周期、卓越周期から地震の規模、マグニチュードを推定いたしまして、P波の最大振幅とこのマグニチュードから震源までの距離を推定するというものがこれまでのシステムの概要でございます。 続きまして、次の図の三をごらんになっていただきたいと思います。基本的にP波検知は同じでございます。
その中で、気象庁マグニチュードと申しますのは、地震計で記録されました周期数秒程度の地震波の最大振幅をもとに計算されるものでありまして、これに用いております地震計は十分に精度が高いものでございます。
それで、なぜこれが包絡されるのかということでございますが、この十勝沖地震がこの三つの地震によって包絡されることの一例を示しますと、最大速度振幅で比較した場合には、設計用最強地震の対象として選定した三地震の一つである一九七八年の青森県東岸の地震の最大速度振幅が四・五八カインであるのに対しまして、十勝沖地震の最大振幅ははるかに小さい二・二〇カインにすぎません。 以上でございます。
マグニチュードの方はまあまあある程度そんなものかなあという感じがするのですが、震度に至っては、ちょっと人間の感覚が中心のような気がしてならないので、ちょっとお伺いしたいのですが、しかしマグニチュードの場合にも、震源から百キロの地点にねじり地震計、地面の水平度をつり糸のねじりに変えて記録する地震計、それを設置したと考えて、いわゆる指定地震計の最大振幅をミクロンであらわした数字の常用対数をマグニチュード
あれは百キロのところで云々といろいろな非常にややこしい定義がございますが、これはそのマグニチュードというものが提案されたときのことでございまして、実際には現在はある距離のところでの地震計がどのくらいの最大振幅を与えたかということから、グラフあるいは公式ですぐマグニチュードが出るような仕組みになっております。
十七・五というのは、式がありまして、活断層の長さがどれだけになるとマグニチュード最大振幅がどれだけになるかというふうなことについては、式があって、そこから私は、だからこの前逆算しただろうと言うのですね。六・九というマグニチュード、それを導くためには十七・五キロというキロ数にならなきゃ困るわけです。三十キロにしますと、マグニチュードが約七・三になるのですよね。
要するに、震源地が陸地に非常に接近しておりまして、もうその震源地付近では、小津波といいますか、最大で三メートルくらいでありましたけれども――三メートルといいますのは、一番下がったところと上がったところの最大振幅でございますが、その程度が最大でありましたけれども、そういうのがきつつありましたから、現地ではもうそれを当然押えられたということでございます。
また、この津波は、気象庁検潮所の観則結果によると、その第一波は一般に弱いものであったが、北海道から房総半島に至る太平洋岸には五月二十四日午前二時三十分前後から到達しており、これが最大波の到達時間は、地形及び海深の影響を受けるので一様ではないが、大体北東日本では同日午前四時から六時の間に現われ、南西日本においては五時以降と若干おくれており、また、その最大振幅は、石巻観測所においては六米を記録して、三陸沿岸