1997-11-19 第141回国会 衆議院 文教委員会 第3号
最初、官僚の皆さん初め、なかなか渋っておられたのですけれども、それが一つの考慮の対象となったのかどうかはわかりませんが、結果として三月以降、特に五月ですか、薬物に関する意識調査と薬物乱用防止に関する教育の実態調査が行われたということは、私は非常に評価をしているわけです。
最初、官僚の皆さん初め、なかなか渋っておられたのですけれども、それが一つの考慮の対象となったのかどうかはわかりませんが、結果として三月以降、特に五月ですか、薬物に関する意識調査と薬物乱用防止に関する教育の実態調査が行われたということは、私は非常に評価をしているわけです。
ところが最初、官僚の皆さんの中には、どうも総評議長なんていうものを臨時行政調査会に入れたのでは、公務員組合をかかえておるのですから、問題が逆になるのではないかということで相当反対意見があった。私も当時太田議長のところで副議長でございましたから一緒に仕事をしておったわけで、よく知っているのです。ところが入れてみると、太田委員会であるとか、太田メモであるとか世の中で大騒ぎになっておる。
まだ当分の間大丈夫らしいからという、一番最初官僚のところから上げられた声は、従来私どもが世界経済を見ておったことに対して、あるいは通貨の自由交換性の動きに対して、注意を払っておらなかったのではなかったという責任回避の声が上げられただけであったと思います。そこでその後に起っております官僚の中の声は、御承知のように大蔵当局も通産当局も一、二、当面の措置はやられました。