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89件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2014-04-11 第186回国会 衆議院 法務委員会 第11号

深山政府参考人 今御指摘があったとおり、最低資本金制度というのは二つの側面があって、株式会社あるいは有限会社設立する際に少なくとも幾らのお金を出資しなくちゃいけないか、スタート時点での規制だということと、それから、企業経営していく上で、剰余金配当をするときの配当可能額規制するということによって一千万円の純資産を確保する、これは債権者保護に資する目的でこういうことになっていた。

深山卓也

2009-06-23 第171回国会 参議院 財政金融委員会 第23号

そして、もう一点、荒木先生もお触れになりましたが、会社法改正でわざわざ最低資本金制度というのを撤廃をして、一人の取締役で会社がつくれる、まさに企業創出というのを政府として後押ししてきたわけなんです。それを税の方から駄目だと、これは、じゃ国民はどっちを見て仕事を頑張ればいいんだと、こういう非常に問題が多いということはございます。  

尾立源幸

2006-06-05 第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第1号

最低資本金制度がなくなっていわゆる一円起業が盛んに宣伝をされましたけれども経済産業省などが公表しているデータを見ておりますと、少しずつではありますが、そのメリットが功を奏してきたという認識を持っております。  さて、会社設立の際には設立登記を行いますが、その登録免許税について確認をさせていただきたいと存じます。  

森本哲生

2006-03-22 第164回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号

こうした中で、新しい会社法がことし五月施行予定でございますが、そこで、一人会社全面的解禁あるいは最低資本金制度撤廃などによりまして法人設立が容易になるというような事情もございまして、個人事業者租税回避目的として法人形態を選択する法人成りが増加するなど、法人形態個人形態の課税上の不公平がさらに増大するおそれがあるという事情もございます。  

佐々木豊成

2006-02-28 第164回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号

それから、最低資本金制度撤廃されるということで、法人設立が容易になる。これは、もちろんそういうふうにしていかなきゃならないという時代の要請があるわけですが、同時に、個人事業者法人成りをするときに租税回避目的として法人成りをしていくということに、悪用と言うとなんですが、そういったことがしやすくなる。  

谷垣禎一

2005-06-29 第162回国会 参議院 本会議 第28号

まず、会社法案は、社会経済情勢の変化にかんがみ、会社に関する各種制度について、最低資本金制度撤廃会社機関設置等における定款自治範囲の拡大、合併等組織再編に関する手続の整備、有限責任社員のみで構成される新たな会社類型LLC新設等を行うとともに、国民に理解しやすい法制とするため、これを現代用語の表記によって再編成しようとするものであります。  

渡辺孝男

2005-06-23 第162回国会 参議院 法務委員会 第25号

政府参考人佐々木豊成君) 資本金最低資本金制度規制撤廃されるということに関連しまして、税制、特に寄附金税制がどのように変わっていくか、どういう相談をしたかということでございますけれども、私どもの理解によりますと、一般寄附金損金算入限度、この数式で示されております、ここに所得と資本というものが基準になっておりますが、これは、資本等の額がその会社が行う経済活動規模一定範囲で表しているということに

佐々木豊成

2005-06-16 第162回国会 参議院 法務委員会 第24号

○国務大臣南野知惠子君) 休眠会社名目だけの株式会社が大幅に増加することを、これはやむを得ないと考えるのかとお尋ねでございますが、最低資本金制度廃止等休眠会社等の大幅な増加に直結するものとは考えられないのでありますけれども、仮に休眠会社等が悪用されたといたしましても、役員責任に関する規定法人格否認法理などにより適切に対処することが可能であるというふうに考えられております。

南野知惠子

2005-06-16 第162回国会 参議院 法務委員会 第24号

まず、今回の会社法案におきまして、従前三十五万円でありましたのが一千万に平成二年になったわけですけれども、一千万円と定められていた株式会社設立する際の出資額規制最低資本金制度三百万円と定められていた有限会社設立する際の出資額規制最低資本金制度がいずれも撤廃されたこととなりました。

松村龍二

2005-06-16 第162回国会 参議院 法務委員会 第24号

○副大臣上田勇君) 議論として、そもそもその最低資本金制度これは平成三年の法改正導入されたものでありますが、これは債権者保護目的として導入されたものでありまして、それを今回、債権者保護によるその必要性よりも新たな起業促進をするというメリットの方が大きいということで、その最低資本金制度の見直しが行われているというふうに我々は承知をしておりますが、登録免許税は全く別の観点から税負担をお願いしているものでございますので

上田勇

2005-06-14 第162回国会 参議院 法務委員会 第23号

今後もそれでいいのかというところが私の質問趣旨でございまして、要は、最低資本金制度がなくなって、今まで、株式会社では少なくとも一千万円以上の資本金は持っているだろうということで取引の相手方はその会社信用度の判断にある程度、一千万円以上あるんだということで少しはそれが役に立っていたと思うんですが、これから最低資本金制度がなくなって、取引する相手にとっては、やっぱりその会社信用度を判断する上で決算公告

富岡由紀夫

2005-06-09 第162回国会 参議院 法務委員会 第22号

さらに、やっぱりこの最低資本金制度撤廃という問題。これも両論あります、御批判もあります。でも、私は一円でも起業できるという仕組みを全体的に導入したということは、ある意味じゃベンチャーとか中小企業にとっては大きなメリットだと思っておりますし、さらに加えて、この合同会社制度というこの導入

木庭健太郎

2005-06-09 第162回国会 参議院 法務委員会 第22号

それで、ちょっと時間もなくなってきましたので、最低資本金制度の問題に移りたいんですが、大臣、どうして資本金は一円で足りるようになったのですか。今まで廃業率起業率を上回っているんですと、だから起業を、起こす業ですよね、起こす業を容易にするために最低資本金を、最低資本金を一円に引き下げましたと、こういうふうにおっしゃっているんですね。

前川清成

2005-06-09 第162回国会 参議院 法務委員会、財政金融委員会、経済産業委員会連合審査会 第1号

そういうことで、平成十五年から最低資本金制度特例ということで、直近の数字では二万五千社、資本金一円という企業が千五百社ということで、トータルとしてはこれが起業、まだまだ起業数廃業数を下回っておりますけれども、貢献をしているというふうに思っております。

中川昭一

2005-06-09 第162回国会 参議院 法務委員会、財政金融委員会、経済産業委員会連合審査会 第1号

政府参考人寺田逸郎君) 平成二年に確かに現在の商法の下において株式会社は一千万、有限会社は三百万という最低資本金制度導入したわけでございます。これは、それまで長く大小会社区分立法も目指してきたわけでございますけれども、どうしても日本会社というのはその会社にふさわしいだけの規模資産というのを持っていない。

寺田逸郎

2005-06-09 第162回国会 参議院 法務委員会、財政金融委員会、経済産業委員会連合審査会 第1号

浜田昌良君 ただいま御答弁いただいたとおりなんですけれども、ところで、この最低資本金制度は一九九〇年には今回とは逆に引き上げられているという実態があったわけでございます。  そこで、法務省事務局にお聞きしたいと思うんですが、一九九〇年に最低資本金を引き上げた趣旨というのはどうであったのでしょうか。

浜田昌良

2005-06-07 第162回国会 参議院 法務委員会 第21号

井上哲士君 次に、今とも関連しまして、最低資本金制度について両参考人にお聞きをいたします。  いわゆる狭い意味での債権者保護ということにとどまらず、少し坂本参考人からもお話があったんですが、株主有限責任という特権を享受する株式会社というものは、破綻時には大資産家株主であっても投資額以上は責任を負わないと。

井上哲士

2005-06-07 第162回国会 参議院 法務委員会 第21号

今回、いわゆる最低資本金制度について撤廃をすることになったわけでございますが、この最低資本金制度については払込価額規制が依然として一定の機能を果たしていると、益田参考人始め日弁連の考え方あるようでございますが、本制度撤廃についての意見及びその理由というのを伺っておければと思います。

木庭健太郎

2005-05-19 第162回国会 参議院 法務委員会 第20号

木庭健太郎君 話を今度はちょっと変えまして、会社法案の、中小企業というか、小さな企業にとって一番の今回この改正の目玉の大きな一つは、やはり最低資本金制度撤廃の問題だと思います。これに踏み込めたということが大きな特徴だと思っております。  これは新事業創出促進法、これ平成十五年の二月にスタートした特例制度ですね。

木庭健太郎

2005-05-18 第162回国会 参議院 本会議 第22号

最後に、最低資本金制度廃止等により休眠会社名目だけの株式会社の数が大幅に増加することをやむを得ないと考えるのかとのお尋ねについてですが、最低資本金制度廃止等休眠会社等の大幅な増加に直結するものとは考えておりませんし、仮に休眠会社等が悪用されたとしても、役員責任に関する規定法人格否認法理等により適切に対処することが可能であると考えております。  

南野知惠子

2005-05-18 第162回国会 参議院 本会議 第22号

まず、最低資本金制度改正の内容及びその商法基本理念との整合性についてお尋ねがありました。  会社法案では、最低資本金制度について、会社設立時における出資額規制撤廃をしておりますが、他方で、財産状況の適切な開示等により債権者保護を図るとともに、資本充実の原則に基づくこれまでの規律を維持することにより従来の商法基本理念との整合性を図っております。  

南野知惠子

2005-05-13 第162回国会 衆議院 法務委員会 第17号

最低資本金制度撤廃するということもそういうことの中に入れ込んでいるんだと言われるんだけれども、さて、わざわざそういうことにすることが例えば中小企業のためにもいいんだろうか。むしろ、私は、身の丈に合ったようなスタイルでの有限会社というものの方が、いろいろな意味でも機動的なんじゃないか。

佐々木秀典

2005-05-13 第162回国会 衆議院 法務委員会 第17号

津川委員 お答えの中にはなかったんですが、私がこれを見たときの最初の印象として、最低資本金制度がなくなって一円でもいい、一円でもいいんだから何でもいいか、そういう発想が背景にあるように受けとめたわけです。  だから、資本充実について、何かいろいろなところで緩和をしてきたような言い方をされましたけれども、やはり資本充実は大事だということを今回の質疑の中でも何度もおっしゃっていますよね。

津川祥吾

2005-05-10 第162回国会 衆議院 法務委員会 第16号

山内委員 後で「中小企業の会計」についての論点は聞こうと思っていますけれども最低資本金制度撤廃されたということによって、やはり一つには、マイナスの部分でいえば、しっかりとした会社かどうかを見分ける能力が、債権者やあるいは金融機関審査能力が求められる時代になると思うんですね。

山内おさむ

2005-04-26 第162回国会 参議院 経済産業委員会 第14号

そういう意味で、意欲のある人たちが大いに意欲を持って、そしてまた資金、技術あるいはまたネットワーク、販売を最大限生かせるようにしていくための、お役に立てるようなためにどういうふうにしていったらいいかということで、先ほど申し上げましたように、最低資本金制度撤廃でありますとか、あるいはまたLLP、LLC等々でより柔軟に業を起こせるというための一つの大きなお役に立てればいいなということでこの法案を御審議

中川昭一

2005-04-26 第162回国会 衆議院 法務委員会 第15号

最低資本金制度撤廃されることでもございますし、どうかこの条件を緩めていっていただきたいなと思う次第でございます。  そして最後に、経済産業省質問とお願いなんですが、商法改正というのはいろいろいい制度を含んでおりますけれども、なかなか一般の人に理解されにくい、とてもわからない。そしてまた、厚生労働省にいろいろな施策も打っていただきました。

松島みどり