1954-04-23 第19回国会 参議院 文部委員会 第27号
曾つて教員組合が終戦後に発足せられた当時の最高の指導者の一人、名前は遠慮いたしまするけれども、この方が教員組合を率いられるやり方その他のことについて、世評はこれは共産党である、彼は共産党員ではないか、教員組合のすることはことごとく共産党と同じであるというような非難をし、如何にも教員組合が共産党の影響下にあるかのごとき批評をしたのでありまするが、これに対してその指導者は、断じて共産党ではない、共産党に
曾つて教員組合が終戦後に発足せられた当時の最高の指導者の一人、名前は遠慮いたしまするけれども、この方が教員組合を率いられるやり方その他のことについて、世評はこれは共産党である、彼は共産党員ではないか、教員組合のすることはことごとく共産党と同じであるというような非難をし、如何にも教員組合が共産党の影響下にあるかのごとき批評をしたのでありまするが、これに対してその指導者は、断じて共産党ではない、共産党に
○高田なほ子君 これは行き過ぎということが、理事者側の行き過ぎということを指されるの、だろうと思いますからこれは反問いたしませんが、曾つて教員の政治活動について非常に行き過ぎがあつたということで、文相は基本法第八条についての解釈を、非常に懇切丁寧に指導、なされたと思う。これは飽くまでも文相が教育基本法の理念を守り抜こうとするためになされた具体的な措置であつたと思う。
そうしますと今日が二十日ですからあと三日しかないのでありまして、若し最近東京その他の軍政官が言われる通りに教育関係者は一切立候補できない或いは曾つて教員であつた人はいけない、理事者であつた人もいけないということになりますと、非常に混迷の状態になるのであります。