2002-03-28 第154回国会 参議院 法務委員会 第5号
○最高裁判所長官代理者(中山隆夫君) 書記官になるといいましても、裁判所の事務官を経験した者でなければその試験を受けられないということになっておりますので、形の上では、裁判所の中にいる事務官が新たに書記官に試験に入って、書記官研修所等で研修を積む、そして書記官になってくると、こういう形になるわけでございまして、今現在は既に書記官研修所で今卒業を待っている状況だということで御認識いただいてよろしいかと
○最高裁判所長官代理者(中山隆夫君) 書記官になるといいましても、裁判所の事務官を経験した者でなければその試験を受けられないということになっておりますので、形の上では、裁判所の中にいる事務官が新たに書記官に試験に入って、書記官研修所等で研修を積む、そして書記官になってくると、こういう形になるわけでございまして、今現在は既に書記官研修所で今卒業を待っている状況だということで御認識いただいてよろしいかと
そこで、問題点について最初から申し上げますと、まず、教育、研修の面でございますけれども、執行官室の事務員は裁判所職員ではございませんので書記官研修所等に参加させることは困難でございますが、執行官室で独自に研修を行っております、そういう際に場所の提供でありますとか講師の派遣などをいたしておるわけでございます。
○大西最高裁判所長官代理者 研修所の教官も裁判を直接はやっていないという意味で申し上げますと、司法研修所、書記官研修所等の教官といたしまして三十五名、それから最高裁判所に裁判所調査官というのがおりますが、それが二十八名。それらを全部ひっくるめますと百十五名という人数になります。
それから高裁の事務局長八名、最高裁の調査官が二十七名、研修所——これは司法研修所、書記官研修所等含めまして三十二名、合計で百八名でございます。
しかし、一回の継続時間という点については、あるいは書記官研修所等で資料があるかもしれませんが、ちょっといま私手持ちはいたしておりません。これはかなり長い場合もあろうと思います。しかし、同時に、相当注意をして短く区切ってやらせている例もございまして、絶対的左統計はいまちょっと持っていないような状況でございます。
その後、書記官研修所等における教育も逐次進みましたし、また、新しく入って来られる方々はかなり学歴その他もすぐれた方がおられまして、そうして今日ではいずれも書記官として一人前の仕事をしていただけると、こういうことになってまいりましたので、数年来組みかえということをお願いいたしましてそれをお認めいただきたいと、かようなことになっておるのでございます。
なるべく裁判所側の要求の近い線に持ってくるために、こちらも多少遠慮する意味が一つありますし、もう一つは、かりに書記官補から書記官に切りかえができましても、現実に現在いる書記官補から書記官に切りかえますにつきましては、やはり書記官の資格が相当高いものを要求されておりますから、あるいは研修をするとか、あるいは試験をするとか、あるいは特別研修をするとかということが必要でありますが、これは、御承知のように、書記官研修所等
これは例外ですが、五年以上判事とか検察官とか、そのほかいろいろ裁判所法務事務官、書記官研修所等におった者、それから衆議院、参議院の法制局参事、参事官の職に在った者、そのほか「五年以上別に法律で定める大学の学部、専攻科又は大学院において法律学の教授又は助教授の職に在った者。」、そのほか今申しましたような職の二つ以上に在って、その年数を通算して五年以上になる者、といったような資格があるわけであります。
だんだん職員が習熟して行く、ことに書記官研修所等もできまして再教育もいたしておりますので、だんだん能率が上つて行くということは事実でございます。ただ戦後訴訟手続がかわりまし交互尋問というふうなことがせられるとか、その他いろいろなことのために戦前に比べますと裁判官以外の職員も、する仕事が相当多くなつているということはお認め願えるだろうと思います。